カプセル拘縮が強い方のシリコンバック抜去&コンデンスリッチ豊胸
2017.05.30 18:03
今日はカプセル拘縮が強い方のシリコンバック抜去&コンデンスリッチ豊胸の紹介をしていきます。
カプセル拘縮とはシリコンバックの周囲を覆う被膜が時間の経過と共に厚くなり、バストが硬く変形してしまうという状態です。
これは誰がどんなに上手に手術をしても、ある一定の確率で生じてしまいます。
まず術前の状態です。
48歳
18年前に生理食塩水バックを挿入。
術前 術前
見た目にバックがボール状に変形し丸く浮き出てきています。触ると非常に硬い状態です。
次にバックを取り出した後のバストの状態です。
左側 右側
生理食塩水バックを抜去すると強く陥没してしまっているのが分かって頂けるかと思います。
厚い被膜がまだ残っている状態なので、抜去した脇の傷から可能な限り被膜を取り除いていきます。
取り出した生理食塩水バック 洗浄して取り出した被膜の一部
白い卵の殻のようなものが分厚くなってしまっていた被膜になります。
十分被膜を取り除いた後にコンデンスリッチファットを注入していきます。
術前 術後
術前 術後
いかがでしょうか?
自然な胸の形になっているのが分かって頂けるかと思います。
カプセル拘縮が強い方はバックの入れ替えをしても、結局またすぐにカプセル拘縮が起き硬い胸になってしまいますので、脂肪注入による再建が良い適応です。
お悩みの方はまずは気軽に相談にいらしてみてください。
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