動画の内容
みなさんこんにちは。ボディデザインTVのお時間です。
このチャンネルでは、『脂肪吸引』や『脂肪注入』など、ボディデザインに関するさまざまな質問・疑問について、
モッズクリニックのドクターである北條先生にお答えいただいています。
―北條先生、本日もよろしくお願いします。
北条:お願いします。
ー先生、いきなり始めますが、
北条:はい。
ー先生はどうして医者になろうと思ったんですか?
北条:真面目な話で良いのかな?
ーじゃ、真面目バージョンで(笑)
北条:真面目バージョン(笑)ってか、真面目な話、僕ね、自分がちっちゃい時に母が体調を崩すんですよ。何か「頭が痛い」って言ってね。今思うと偏頭痛?とかそういうので、ちょっと強めだったのかな?結構もう寝込んじゃって何もできないくらいなんですよ。
ーうんうん。
北条:それが小さいながらすごく怖くて不安で、何でそんなことになっているのかというのと、どうすれば解決、解消されるのかなって思ったんですよ。そういうのが一番根っこというか深い所にあると思うんだけど、それがきっかけかな?
ーうんうん。
北条:それで、高校入って2年生になる時に、理系か文系かを選択。皆さんそうだと思うんだけど。そういうのもあって、僕は誰かに「男なら理系でしょ」みたいな訳分からないことを言われて「ああ、そうなのね」って言って理系に行ったんですよ。
ーはい。
北条:しかも恥ずかしい話ですけど、理系ってまぁ、理数系じゃないですか、僕、数学で一教科年間平均赤点だったんですよ。
ー(笑)
北条:それなのに理系行くって言ったら、その時の担任に「お前バカか?」って言われて、「留年しても知らねえぞ」って言われたけど。
ーそれでも理系を選択したんですね。
北条:そうそう、それで理系に行って。で、理系に行くと理数系の科目の中に、数学は絶対あるじゃないですか。
ーはい。
北条:理科の中で王道は3つですよね。その3つのうち、何かを2つ選択しなさいって迫られるんですよ。で、僕が行ってた学校は科学が必須だったんですよ。
ーはい、私も科学が必須でした。
北条:で、科学は選んだとして、あと1つ物理か生物か選ぶってなった時に、勝手な、何も知らない漠然としたイメージで「物理は無理」って思ったんですよ。
ー(笑)
北条:それは理由はよく分からないですよ。
ーでもその気持ち分かります。私も物理の選択はしなかったですね。
北条:で、物理無理ってなったら生物しかなくて、生物ってどんなこと勉強するか知らなかったんですけど、とりあえず科学と生物っていうのを選んじゃったんですよ。実際楽しかったし良かったんですけど。それで、いざ大学をどうしようかなとなった時に、さっき話した事もちょっと頭にちらつくし、実際受けられる学部が、その2科目で受け入れてくれる学部がすごく少ないんですよ。
ー(笑)
北条:何か生物資源学部とか、そういう凄い細かい、超特殊な理数系の学部しかなくて。それしたら「医学部っていうのも選択肢じゃん」って思って、
ー医学部を選択されたんですね。
北条:そうそう、そうですね。
ーはい。前説が結構長くなったんですけど。
北条:長いね(笑)。
ーテーマに移りたいと思います。先生は何故美容外科のドクターになったのかというのと、美容外科ドクターと一般的なドクターの違いについて、説明して頂こうかなと思います。
北条:美容外科のなかでも保険診療も一緒にやってる先生いるから、別にそんな大きな違いはないと思いますね。
ーうんうん。そうですね。
北条:ただ考え方としてその「病気を治す」。僕も以前はあれ(保険診療のドクター)でしたが、今は少しイメージが変わってきていますけど、病気を治すのは当たり前じゃないですか。だけど美容って当たり前じゃない部分がありますよね。
ーはい。
北条:(一般医療だと)虫垂炎の手術をする時に、虫垂炎を治すのが目的じゃないですか。傷がどうこうっていうよりも、まず治すことが一番優先でしょ。
ーそうですね。うんうん。
北条:だけど美容ってそうではないですよね、治し方にもこだわらないと。それが重要ですね。そういう観点の違いはありますよ。
ーうんうん。
北条:なので今はもう結構、虫垂炎でも腹腔鏡でやるとこは結構ありますけど。そういうように「傷を小さく」とか、「傷の場所を目立たなく」っていうのは、治すということの次なんですよ。保険(診療)はね。
ーうんうん。
北条:美容だとそれも一緒に一番目に考えないと、高次元で考えないといけないっていうその違いはあると思いますけどね。
ーうんうん。はい。
~~ボディデザインキーワード~~
北条:今日のキーワードはマルチプルインディクションです。
複数・注入・注射という意味ですけど、これを僕達はコンデンスリッチファットを使った豊胸術だったり、お尻を大きくしたり、注入する際にそういった方法を使っています。
これは何かというと、注入する所を一箇所ではなくて複数個所、更に細かく敷き詰めていくって方法を、マルチプルインディクションって呼んでいます。具体的に言うと、胸であれば、皮下、乳腺の下、大胸筋内、さらにその下、大胸筋下、のそれぞれの層に脂肪を注入するって言う方法を、マルチプルインディクションって呼んでいます。これは、お尻もそうで、筋肉内、皮下。
その、場所によって色々と限りがあるので、同じ所には沢山入れない事で、高い定着率、よりボリュームアップができるのでやっています。
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ーそれぞれのやりがいは…、先生はどちらも経験されてますよね。
北条:そうね、やりがいはどちらも勿論。やっぱり何かをした後に喜んで頂くのが一番嬉しいですよ。
ーはい。
北条:でもさっきも言ったけど、病気って治って当たり前って言う気持ちが当然みんなあると思うんですけど。美容だと、「こうなった」っていうのを喜んで頂けるってのが、ちょっと違ったあれ(喜び)がありますね。
ーそうですね。それぞれの大変な点はありますか?
北条:やってる内容が違いすぎて、ちょっと比べようがないけど。
ー(苦笑)比べるものでもないですしね。
北条:僕がやってた消化器外科っていうのは、大きな手術で、上手くいくことが殆どなんですけど、上手くいかないことという訳じゃないですけど、やはり一定のリスクがあるんですよ。消化管とか胃とかね、腸とか、色んな所繋ぎ合わせた所って結構脆くて、そこに不具合が起きることってあるんですよ。一定のね、割合で。
で、そうなると、その人の人生変わっちゃったりすることがあるので、それは大変でしたね。でもそれは当然責任を持ってやりますし。
ーうん。
北条:美容で大変なことは、やっぱりその結果が患者さんの思いと違っちゃうことも、これは、脂肪吸引だけじゃなくてね。色んな施術でそういう話をよく聞くじゃないですか。そう言う事も大変な事ですよね。
ーはい。美容外科ドクターになって変わった事はありますか?
北条:やっぱりさっきも言ったように治すことも当たり前なんですよ。だけどその「治し方」とどういう「結果」か。治すことは結果の一つだけど、治った後に、綺麗になった後にどうしたいかみたいなのも、すごく考えてやるようになったのはちょっと違うかも知れない。
ーそうですね。
北条:そうそう、例えば僕、癌の治療をしてて、癌を取って、その後に治療が必要な人、必要じゃない人もいるけど、その人が楽しく生活出来るようにって当然考えてはいるけど、その色合いは多分今の方が強いと思う。
ーそうですね。
北条:美容の方がその要素強いかな。
ー先生、今日のテーマは。
北条:いや、超真面目だし、自分の事話すの恥ずかしいけど、あんまりそのボディデザインと関係ないんじゃないの?
ーそうですね、今日はちょっと、ボディデザインからちょっと外れたかも知れないんですけど。でも、先生の人柄が分かって貰えたら嬉しいです。
北条:ありがとうございます。
このチャンネルでは『脂肪吸引』や『脂肪注入』などボディデザインに関する様々な質問・疑問にお答えしています。
聞いてみたい事を質問してみたい事がありましたら、お気軽にコメント欄に投稿してみて下さい。
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ーご視聴ありがとうございました。
北条:ありがとうございました。
ボディデザインTVは『脂肪吸引』『脂肪注入』『ボディデザイン』に関する様々な疑問・質問にモッズクリニックのドクター 北條誠至が答える番組です
今回は「美容外科のドクターになった理由と一般のドクターの違い」ということをテーマに、『北條先生が医者になった理由』や『美容外科医と一般的な医師の違い』などについて北條先生が解説しています♬
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