【コラム】私はアップル信者？　iPhone15から思うこと（2023年9月16日）

昨日iPhone 15の予約が開始されたので、早速申し込みました。別に毎年買っているわけではなく、3年ぶりの買い替えです。

私はYoutubeやSNSのために動画を撮影する機会が多いのですが、ビデオカメラや一眼レフではなくiPhoneを主に使うので、いわば仕事道具です。

 

思い返してみると、私が初めて触れたApple製品はこれでした。

当時はMacは愛称で、正式にはMacintosh、1995年発売のPerforma 5210という機種だったと思います。

マウスやCDドライブが付属しており、画面の上にマイクが付いているというのが当時は画期的でした。

私は6歳でしたので仕事に使うことはなく、キッドピクスというお絵かきソフトで遊んでいた記憶があります。ちなみにインターネットはまだ一般的ではありませんでした。

 

当時はパソコンの進化が早く、12ヶ月で性能が2倍になると言われていました。そのため3年後にこのMacintoshは初代iMacに買い替えられました。

この見た目に世界中が度肝を抜かれ、大ヒットになりました。それだけに留まらず、スケルトンブームが到来し、ありとあらゆる物がスケルトンになったと記憶しています。たまごっちもゲームボーイもスケルトンになりました。

また、i〇〇という名前はこのiMacで初めて使われました。これもやはりコンピューターに留まらず、世の中がi〇〇と名付けられた物で溢れました。

それから同じ配色のiBookも使っていました。

 

しばらくして、お年玉を貯めて初めて自分で買ったApple製品は、初代iPodでした。

当時はMDプレーヤーが主流でしたので、CD100枚分を持ち歩けるというのは衝撃的でした。そしてクルクル回して選曲できる中央のホイールは斬新で、なんともお洒落なアイテムでした。（ただしそのホイールがよく壊れます）

同級生がMDをカシャカシャ入れ替えているのを横目に、優越感を感じた覚えがあります。

 

その後私はiPhoneユーザーになり、iPadやMacbook、Apple watchなどApple製品に囲まれて過ごしています。

毎年この時期にAppleの新商品が発表されると話題になりますよね。皆さんもきっとApple製品を買ったことがあると思います。

 

 

それでは、Appleは技術的に頭一つ抜けたテック企業なのでしょうか？

答えはノーです。

 

例えばiPodが発売される前から、既に中国や台湾製の似たような音楽プレーヤーはいくつもありました。

 

iPhoneが発売される何年も前からノキアやPalm、シャープは似たような携帯端末を作っていました。

 

最新のiPhone15だって台湾TSMCの半導体技術やソニーのイメージセンサーで作られています。

 

 

でも、記憶の中では確かにAppleが先駆者です。どうしてでしょうか？

 

他社との違いは、Appleは「体験」を売っている、ということだと私は思います。

外観やユーザーインターフェースが洗練されており、所有欲を満たしてくれます。思わずスタバで見せびらかしたくなるくらいに。

そして技術や商品を売るのではなく、「この全く新しい製品であなたの生活がこう変わります」と訴えかけます。

 

ここで脂肪吸引の話になりますが、私の手術もそうありたいと願っています。

ただ細くなった、バストが大きくなった、それだけに留まりたくはありません。

 

コンプレックスを解消して自信を持ちたいから、もうすぐ結婚式があるから、婚活したいから、家族に指摘されたから、お店でナンバーワンになりたいから、終活したいから・・

美容医療に興味を持つ理由は人それぞれで、患者様の数だけストーリーがあります。

話したくない方もいると思いますので、私からは聞きません。ですが、もし話していただけたら、手術のカギになるかも知れません。

「そういう目的ならここよりこっちをやった方が良いです」とか、「その予定なら手術のスケジュールはこうしましょう」など、一緒に考えられることはたくさんあります。デザインも変わるかも知れません。

 

結婚式の写真を送ってくれた方がいました。「人生が変わりました」とお手紙をくれた方がいました。手術をしてからだいぶ経つのに手土産をもって会いに来てくれた方がいました。

その度に、美しくなる「体験」を提供できたのかな？と思い、この仕事をやっていて良かったと喜びを噛みしめています。

 

ぜひ、あなたのストーリーをお聞かせください。

私はただの手術ではなく「体験」を提供するよう努めます。

そして次の一章を一緒に作っていきましょう。