吸引量で黙らせろ❗️アグレッシブ脂肪吸引　41歳　太腿全周+膝+臀部（2024年3月22日）

こんにちは、脂肪吸引の彫刻家ミケランジェロ・渓です。

最近は脂肪吸引のデザインの話ばかりしているので、あまり量を取らずチマチマした吸引をする医者だと思われているかも知れません。

そもそも脂肪吸引は、皮下脂肪の100%を取り切る手術ではありません。

物理的に100%は無理ですが、仮にそんなことをしてしまえば皮膚と筋肉が癒着して見た目はボコボコ、あるいは血流障害で皮膚が壊死するかも知れません。

ということで、ゴールをどこに置くか、という点が重要になってきます。

技術力がある医師の場合は、ゴールを高い位置に置くことができます。つまり、安全性や質感、デザインに破綻のない範囲でもしっかり細くできるということです。

逆に技術力がない医師の場合は、ゴールを低く置く必要があります。さもないと、無理にたくさん吸引した結果、質感を大きく損なったり、高率で合併症を生むことになります。

さて、話を戻します。

私の脂肪吸引は、しっかりとした変化を出し、安全性も担保したうえで、その中でより美しく見えるバランスやデザインを追求しています。

いつもお伝えしているように、吸引量〇〇ccなんてものは何の意味もない数字です。変化こそすべてです。

それでも、みなさんが一番わかり易い吸引量を気にされる気持ちもわかります。

というわけで、今日は41歳の太腿全周+膝+臀部から純脂肪4000ccを削ぎ落とした作品を紹介します。

（しつこいですが吸引量と見た目の変化はあまり一致しません。それでも4000ccは大量吸引と言って差し支えない吸引量です）

術前は股下から膝まで、内ももがビタッと張り付いて隙間はまったくありませんでした。術後はしっかりと隙間ができていますね。

前張りもなくしできるだけストレートなラインを作るようにしました。

「たくさん取ることができるから、デザインをする余裕がある」

以下に大きいサイズの写真も掲載しておきます。