顎ヒアルの重要性とは　25歳　頬＋顎下＋ボラックス（2023年6月10日）

こんにちは、手加減なしの脂肪吸引の渓（たに）です。

ヒアルロン酸注射やボトックスは美容医療の中ではお手軽で身近な存在ですね。

ところが当院にお越しいただく方の中には、「効果が切れるものはやりたくない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

その気持ち、とてもわかります。

どうせならずっと効果が続くものを、と私も思います。でも歳を重ねればどうせ顔は変わり、それに応じて必要なものも変わります。

ボトックスは継続することでシワが深く刻まれてしまうのを予防することができますし（こうなればそう簡単には治せません）、ヒアルロン酸はうまく使えば侵襲の高い手術をしなくて済みます。

特に最近のヒアルロン酸は製剤が改良されて持続が長くなってきていますので、ぜひ有効に活用していただければと思います。

さて、今日は25歳の頬＋顎下ベイザー脂肪吸引＋顎のヒアルロン酸（ボラックス 1cc）の症例をご紹介します。

今回使用したボラックスは、持続が18ヶ月と長いのが特徴です。これだけ持続してくれればわざわざ手術をして顎にプロテーゼを入れる必要はないのかな、と思います。

以前はクレヴィエル・コントアというヒアルロン酸をよく使っていました。ボラックスより硬い製剤で尖った顎は作りやすいのですが、持続はボラックスより短く1年程度、また硬さゆえに注入後しばらく痛みが続く欠点がありました。また、流行の変化で細く尖った顎よりも自然な形を望まれる方が増えたため、最近はボラックスを好んで使用しています。

術前→3ヶ月後

フェイスラインはいつものようにきっちり出していますが、顎先が丸く引っ込んでいる方は、それだけで顎シュ☆とはいきません。

どうしても顎から首にかけてなだらかなラインで繋がってしまい、境界が曖昧になってしまいます。

この方のように、少しだけヒアルロン酸を入れて顎を作ってあげることで、さらなる垢抜けを実現することができます。

脂肪吸引と同時施術であれば麻酔で寝ている間に痛みを感じずに注入が可能ですし、また脂肪吸引と組み合わせたベストなデザインができます。

気になる方はぜひカウンセリングの際にご相談ください。