破損したシリコンバックを抜去してのコンデンスリッチ豊胸　１週間経過（2018年9月30日）

当院ではシリコンバックを抜去してコンデンスリッチ豊胸をしたいという方の来院が多いですが、その中にはすでにシリコンバックが破損してしまっているというケースが多々あります。

ご本人は気づいていない事が多いです。

シリコンバックが破損しているかどうかは触った段階でほとんど分かりますが、エコー検査をすると確実に分かります。

破損している場合には、形の変形だけでなく、感染などのリスクも高まりますので早めに取り出したほうが安全です。

では本日の症例です。

４７歳　シリコンバック抜去＆コンデンスリッチ豊胸

１１年前にシリコンバックを挿入。以前から左右差があり、右側の触感に違和感があるとの事でした。

術前のエコー検査で右側のシリコンバックが破損している事を確認したうえで今回手術を行いました。

術前の状態です。

取り出したシリコンバック（片側１４０ｃｃ）

破損してから時間がたっていたようで、中身のシリコンが完全に液状化していました。

体内に残っているシリコンをこの後大量の生理食塩水で洗浄し完全に取り出しました。

両側のシリコンバックを完全に取り出した状態

このあとにコンデンスリッチファットを注入していきます。

術前術後の比較写真です。

術前　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　術後

術前　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　術後

いかがでしょうか？

まだ内出血はありますが、非常に良い経過です。

内出血は術後２週間前後で必ず消失しますのでご安心ください。

シリコンバックでお悩みの方は是非当院にご相談にいらしてみてください。