脂肪吸引後のプロテインの摂取は必要?そのメリットとは?

脂肪吸引は細い管を使用し脂肪を直接吸い取る施術ですが、効果が得られる一方で晴れや内出血などの症状が出て身体はかなりのダメージを受けています。

プロテインはそのような症状を緩和してくれる効果があります。ここではプロテインを始め脂肪吸引後にどのような食生活をすれば改善が早くなるかについてご紹介します。

1. 脂肪吸引後のプロテインは回復を早める?

脂肪吸引は腫れや内出血などのダメージが一時的にあるだけでなく、出血による貧血、術後の痛みなどによって体力を奪われるといったことも起こります。

適切に施術を行えば脂肪層だけのダメージで済むので比較的回復が早いですが、脂肪吸引や麻酔があまり得意ではない医師に当たってしまった場合は異なります。例えば、脂肪層の奥にある筋肉まで傷ついた、不必要な過度の麻酔や痛みの残る不十分な麻酔をしてしまった、など体へのストレスを与えてしまう場合があります。このことで深刻なダメージが長期間残ることがあります。

身体が受けた様々なダメージは、特別に自身で何もしなくても2週間程度で徐々に回復していきますが、傷ついた身体、細胞の修復には様々な栄養素が必要となります。

欠乏した栄養を補給することで効率的に回復させることが可能で、脂肪吸引の施術後にはプロテイン(たんぱく質)摂取が最も手助けになります。

人間の体は主に水とプロテイン(たんぱく質)でできており、内臓、血液、髪の毛、骨、皮膚、爪がたんぱく質からできています。そのためたんぱく質が不足すると様々な部分の機能が弱ってしまいます。

脂肪吸引後の身体も手術によって体内のたんぱく質がかなり欠乏している状態になっています。それだけでなくダメージを受けた組織を回復しようと通常より多くのたんぱく質が消費されます。困ったことに、たんぱく質が適切に補給されないと筋肉が分解され、筋肉量が減ると基礎代謝が落ちて太りやすくなるというデメリットがあり、脂肪をせっかく吸引した状態にこのような事態は避けたいものです。

脂肪吸引の施術後に関わらず、私たちが必要なたんぱく質の量はどれくらいでしょうか。例えば体重が50kgの人の場合で1日100gと言われていますので、この量を食事で補給するためには、たんぱく質の含有量が多い鶏のささみ肉だったとしても500gは食べないと補完できません。食事で摂取するのも1つの方法ですが、忙しい方でなくても毎日続けるのは大変なので、プロテインを取り入れながら補っていくことが一番手っ取り早いでしょう。

脂肪吸引後、2週間はプロテインを継続的に飲まなければいけません。プロテインの良い点はたんぱく質だけでなくミネラル、ビタミン類が配合されていますので、より効果が得られやすいという利点があります。

2. プロテインは太りそうで心配…脂肪吸引後はダイエット禁止な理由とは

プロテインを飲んでいると太るのではないか?と心配になるかもしれませんが、術後の身体はプロテインが欠乏しているために吸収が早いため消化されやすい状態になっています。そのため太ることはありません。

術後に食欲が無い場合、食欲が無いからと言ってそのまま栄養素を取らないでいると施術部分の回復が遅れます。ダイエットを始めるのは術後1ヶ月以上経過してからでないと思わぬ体調不良を引き起こす心配がありますので、止めておきましょう。

3. 脂肪吸引後のプロテインの選び方

プロテインには、ホエイプロテイン(動物性たんぱく質)、ソイプロテイン(植物性(大豆))の2種類があります。違いは主にアミノ酸とバランスと消化速度です。それぞれの違いを見てみましょう。

3-1. ホエイプロテインのメリット

  • 消化吸収が早い
  • BCAAの含有量が多い(筋肉の持久力を上げることが得意なアミノ酸)
  • 免疫力の向上が期待できる成分が多く配合されている
  • 飽和脂肪酸やコレステロールが少ないのでヘルシー

※BCAAはBranched Chain Amino Acidsを略した言葉です。アミノ酸は20種類以上ありますが、体力の回復に効果があると認められた3種類のアミノ酸組み合わさったもののことです。

3-2. ソイプロテインのメリット

  • アルギニンが多い(成長ホルモンを促進する効果をもつアミノ酸)
  • ゆっくり吸収されるため効果が持続する

パウダータイプのプロテインは水に溶けやすいのですが、抵抗がある方はタブレット、ドリンク、ゼリータイプもあります。商品でたんぱく質の含有量が異なるため、きちんと表示を確認しましょう。種類によっては一度にたくさん飲む必要があったりしますし、ドリンクタイプの中にはクセが強いものもありますので事前に調べておきましょう。

4. 脂肪吸引後のプロテインの飲み方

  • 3時間ごとに1日5回飲むことが推奨されています。
  • プロテインを飲む時間帯はプロテインで食事を代用するため食事をしない。
  • 水で溶かして飲む

※牛乳で溶かすと高カロリーになってしまうだけでなく、1日5回も牛乳を飲むと乳糖を分解できずに下痢になりやすいです。

5. プロテインが必要な期間

術後から2週間はプロテインをなるべく摂取しましょう。ダウンタイム症状も回復が早まりますので、飲まないよりも日常生活がしやすくなるはずです。2週間を過ぎてもできれば摂取した方が身体にとっては良いでしょう。

6. プロテイン以外にも気をつけたい脂肪吸引後の食生活

プロテインの摂取以外に、日常生活の食生活、運動、その他気をつけるポイントについてお伝えします。

6-1. 脂肪吸引後2週間はたんぱく質だけでなく水も十分に補給する

手術後の2週間は大切な回復期間です。脂肪吸引後2週間はたんぱく質だけでなく水分も適切に補給することが大切です。脂肪吸引後に水分補給が必要な理由は下記の通りです。

  • 手術後は体温が上昇します。体の水分が蒸発して水分不足になり、患部に炎症がおきる

→熱感が出るため冷却のために水分が必要になります。

  • 組織の治癒を早めるため、回復期は体内で水分を使って回復するため水分が枯渇してしまいます

→水分が枯渇しているため退社を良くするために水分が必要です

※しかしだからと言って取りすぎるとむくみにもつながりますので、適度な量をこまめに摂取してください。

6-2. 食生活

【豚肉】豚丼・とんかつ・豚の生姜焼き、など

豚肉は、脂肪吸引前後の食材として最もお勧めの食材です。アミノ酸はロース肉100gあたり必須アミノ酸だけで3000mg含まれます。豚肉はアミノ酸だけではなくビタミンB1である疲労回復効果のあるものやエネルギーアップの栄養素も豊富です。脂質の量を考えると、バラ肉よりもロース肉が良いでしょう。

【卵・乳製品】卵・牛乳・ヨーグルト・チーズなど

卵や牛乳は良質なタンパク質(動物性)が豊富に含まれています。身体のダメージ回復にとても有効です。牛乳が苦手な方はヨーグルトやチーズを積極的に食べるようにし、卵は1日1~2個、牛乳は1日1杯など、無理のない範囲で食べましょう。

【大豆】納豆・冷奴・湯豆腐、など

大豆も豚肉と同様でタンパク質の他にもビタミンB1が豊富なのでお勧めの食材です。ただ、タンパク質は植物性よりも動物性の方が回復の効果が高いと言われていますので、できれば動物性タンパク質を積極的に摂った方が良いでしょう。

【牛肉・鶏肉】鳥の唐揚げ・焼肉など

豚肉と同じく、牛肉、鶏肉も身体の回復には有効です。豚肉が苦手、という方は牛肉や鶏肉を積極的に食べるようにしてみると良いと思います。

身体が受けたダメージから早期に回復させるためには、バランスよく食事をしっかりと食べることが大事になってきます。アミノ酸やタンパク質が回復に重要であると言っても、それだけを食べていても回復を早めることは難しいです5大栄養素である炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂取しましょう。

6-3. 生活習慣

また、脂肪吸引の機会に今までの具体的に見直しても良いでしょう。生活習慣に問題があり、そのままの生活を続けていては脂肪吸引を受けて望める体型が得られたとしても、一時的な効果になりかねません。脂肪吸引に頼らずに痩せやすい体になる原理も知っておいた方がより体型を保ち健康的でいられるのではないでしょうか。

食事の時に実践すべきルールとしては、.野菜を一番最初に食べる、時間をかけてよく噛んで食べる、なるべく炭水化物を食べない、.寝る3時間前以降何も食べないなどがお勧めのルールです。しかしルールを厳しくするのも長続きしないので、甘いものやお肉は食べつつも運動の習慣を取り入れられるといいですね。

6-4. その他

また、睡眠も身体の回復にはとても大切です。できれば6時間以上の連続した睡眠が有効です。しっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。

また、術後から3週間経ったら施術部分のマッサージをすることで血流がよくなり、プロテイン摂取などとの相乗効果もありますので、是非取り入れてください。

7. まとめ

脂肪吸引後にプロテインの摂取が大事な理由がお分かりいただけたでしょうか。脂肪吸引のダウンタイム症状は受けた人にしか分からない辛さがあると言われています。その症状をなるべく緩和し早く日常生活にキャッチアップできるようにするにはまず体力を回復させることが必要です。上記に挙げた方法を参考に食事や生活習慣で自分に良さそうなものを是非取り入れてみてください。