脂肪吸引で取り残しがあったらどうなる?取り残しの原因や解決策をご紹介!

脂肪吸引で取り残しがあったらどうなる?取り残しの原因や解決策をご紹介!

日本国内でもかなり症例数も多く、高い技術を持つ医師が多数存在している脂肪吸引。性能の高い機器が開発・導入されていることもあり、安全性が高い痩身の手術として、ますます患者数は増えています。

しかし、脂肪吸引は、手術を受けてすぐは腫れやむくみなどダウンタイムの症状があり、完成までに時間がかかります。手術後すぐに効果を得られる方もいらっしゃいますが、実際の仕上がりはダウンタイムが全て終わってからしかわかりません。

そのため、万が一、脂肪吸引手術を受けて、脂肪の取り残しがあったとしても、すぐには判断できないという難点があります。

脂肪吸引は非常に繊細な手術です。技術の高い医師が多いとは言え、100%成功するとは言い切れないところもあります。手術は、実際に目で見て行われるのではなく、皮膚の上から手を当てながら、吸引する脂肪の量を判断していきます。吸引された脂肪には、血液や麻酔液も含まれているので、医師の勘と経験に任せるほかはないのです。

現に、今でも脂肪吸引による取り残しは多く発生しており、再手術や修正を行う方の数も多いのです。では、もし起こってしまった場合はどのようになってしまうのでしょうか。

この記事では、脂肪吸引で取り残しがあったときに起こる体の状態と、取り残しの原因、解決策について詳しくご紹介します。きちんと知識を身につけて、万が一のときにもしっかりと対処できるようにしておきましょう。

1. これって失敗?!脂肪吸引の取り残しとは

冒頭でお伝えしたとおり、安全性が高く、技術の高い医師の多い脂肪吸引でも、100%成功するとは言い切れません。この項目では、脂肪の取り残しが起こってしまったときに、どのようになってしまうのか、ひとつひとつ詳しくご説明していきます。

1-1. 細くならない

物理的に脂肪細胞を取り除く脂肪吸引手術は、効果を感じるのは比較的早く、即効性のある手術と言われています。

早い方では、腫れの症状が出ていたとしても手術後すぐに「細くなった」と感じる方もいらっしゃいます。手術後1ヶ月が経つとほとんどの方が効果を実感し、3ヶ月が経つと完成度は80~90%となり、手術前よりも明らかに細くなったと実感できるはずです。

脂肪吸引の手術から3ヶ月が経っても、細くなったという実感が得られない場合は、脂肪の取り残しの可能性があります。吸引した部分にあまり変化が見られないということは、手術のときに注入した麻酔剤ばかりが吸引されて、脂肪がほとんど吸引されていない可能性が高いです。

適切に脂肪が吸引されていれば、手術後1ヶ月の時点である程度の変化が見られます。この時点で効果が感じられない場合は、一度手術を担当してもらった医師に相談してみると良いでしょう。

ただし、脂肪吸引をしたことで気持ちが緩んで暴飲暴食してしまったなど、急激な体重増加があった場合、適切に脂肪吸引がされていても太ってしまい、結果的に細くなったと実感できないということも考えられます。

この場合、保証制度があっても再手術や修正に対応できないことがあるため、手術後も体重管理を怠らないようにしましょう。

1-2. 段差、でこぼこができる

脂肪吸引による取り残しがあると、皮膚に段差や、でこぼこができることがあります。これは、「脂肪を残しすぎた部分」と、「脂肪を吸引しすぎた部分」で差ができたことが原因で、「取りムラ」とも言い換えることができます。

脂肪吸引の手術は、細いカニューレという管を皮下に挿入し、吸引器から陰圧がかかるよって脂肪を吸引していきます。カニューレにはごく小さな穴が開いており、この穴から脂肪を吸引するため、広範囲から一度に脂肪を取り除くことはできません。

顔や二の腕など、比較的吸引する脂肪の量が少ない部位でも、何度か挿入場所を変えて均等になるように吸引していかなければいけません。お腹や太ももなど、吸引する量の多い部位ならなおさらです。

このとき、各箇所から適切に脂肪を吸引していかなければ、左右差ができたり、皮膚に段差やでこぼこができてしまいます。

脂肪の取り残しによる段差やでこぼこは、保証制度を設けているクリニックでは再手術や修正に対応してもらえる可能性が比較的高いといえます。

ただし、皮膚に段差やでこぼこができる原因は他にも2つ考えられます。一つは、「アフターケアが不十分であること」、もう一つは「脂肪の取りすぎによるもの、あるいは取った脂肪が浅い部分であったこと」です。

皮膚に段差やでこぼこは、ダウンタイム中の症状の一つであることがあります。その場合は、アフターケアをきちんと行うことで症状が改善していくこともあります。手術後1~3ヶ月程度はまだ症状が残っていることも多いので、医師と相談しながら入念なアフターケアを行うようにしましょう。

アフターケアに関しては、以下、「4. 脂肪吸引で取り残しがあった場合の解決策」の項目でも詳しくご説明しています。

脂肪の取りすぎや脂肪を取り除く箇所が浅かった場合、皮膚表面に近いところが拘縮を起こし、引きつった感じになって段差やでこぼこになることがあります。この場合、綺麗に修正するには脂肪吸引ではなく別の手術が必要となります。

1-3. 不自然なボディライン

脂肪の取り残しだけが原因ではありませんが、仕上がりのボディラインが不自然になってしまうこともあります。

脂肪吸引では複数の箇所からカニューレを挿入して脂肪を取り除いていきます。しかし、皮膚は一続きになっていますので、脂肪の取り残しがあると、ボディラインがガタガタになったりなど仕上がりに影響が出てしまいます。

ボディラインが不自然になってしまうその他の原因は、「脂肪の取りすぎ」、「他の部位とのバランスが取れていない」などが考えられます。丁寧なカニューレ操作で適切な箇所から適切な量の脂肪を均等に取り除く必要があるほか、全体的な体のボディバランスを考慮したデザインも非常に重要となります。

脂肪吸引で不自然になってしまった体のラインは、再手術で対応できることもありますが、必要に応じて別の部分の脂肪吸引をしてボディバランスを整えていかなければいけません。また、脂肪を取りすぎてしまうと元に戻すことはできませんので、別の美容整形手術を受ける必要があります。

1-4. 太った時にそこだけ脂肪がつく

「1-2. 段差、でこぼこができる」とやや似ていますが、脂肪吸引で取り残しがあった場合、太ったときに取り残した部分だけに脂肪がつき、ある部分だけぼこっと膨らんでしまったり、段差になってしまいます。

脂肪吸引では、他のダイエットやエステとは違い、脂肪細胞を物理的に取り除く痩身の手術です。脂肪は、一つの大きな塊ではなく、複数の脂肪細胞が集まったものです。このひとつひとつの脂肪細胞がそれぞれ大きくなることで、全体の脂肪の量が増え、「太っている」状態となります。

通常のダイエットやエステの痩身のメニューでは、ひとつひとつの脂肪細胞を小さくすることで「痩せる」ことになります。一方、脂肪吸引は上述の通り物理的に脂肪細胞を取り除きます。脂肪細胞の数が減るため、脂肪吸引をした部分はその後太りにくいといわれています。また、取り除いた脂肪は元に戻りませんので、効果は半永久的に続きます。

脂肪吸引後に生活習慣や食事、運動不足などによって体重が増えてしまった場合、まず脂肪吸引した以外のところに脂肪がつきます。脂肪吸引した箇所が均等に吸引できていれば、手術を受けていない他の部位が丸くなります。

しかし万が一、脂肪吸引しても脂肪の取り残しがあった場合は、そこにも脂肪がついてしまいます。先ほども説明したとおり、一部だけに脂肪がついてぼこっと膨らんで段差ができる状態です。

2. 脂肪吸引の取り残しの原因

これまでは、脂肪の取り残しでのトラブルについてご紹介しました。続いて、ここでは、なぜ取り残しが起こってしまうのか、その原因に迫っていきます。

取り残しの原因として考えられるのは2つです。一つは「脂肪の取りすぎを敬遠しすぎて取り残してしまった」、もう一つは「適切なカニューレ操作ができていなかった」ことです。

2-1. 脂肪の取りすぎを敬遠しすぎた

脂肪吸引は、文字通り体の脂肪を取り除く手術です。本来脂肪があった場所は脂肪吸引によってダメージを受け、空洞になります。この空洞を埋めダメージを回復する過程で、組織同士は以前よりも強固に繋がろうとし、拘縮などの症状が起こります。

脂肪を取り過ぎると、この拘縮の症状が起こりやすくなり、皮膚のでこぼこなど見た目に明らかな失敗につながってしまいます。そのため、技術に自信のない医師が手術を担当すると、「見た目に明らかな失敗」を敬遠して脂肪を取り残しがちになってしまうのです。

1度脂肪吸引の手術を受けると、脂肪層は以前よりも線維が多くなり、2度目以降の手術の難易度は非常に高くなります。

また、当然のことですが、脂肪吸引は「脂肪がないところ」は吸引できません。一度取り除いた脂肪は元に戻すことができませんので、最初で脂肪を取りすぎてしまうと、脂肪吸引での再手術や修正ができず、他の美容整形手術が必要になることもあります。

「明らかな失敗の回避」と「再手術の難易度アップ」といった理由から、脂肪の取りすぎを敬遠するあまり、結果的に取り残しが起こってしまうのです。

2-2. 適切なカニューレ操作ができていなかった

脂肪吸引は、カニューレを挿入すれば自動で脂肪が吸引されるわけではありません。前後に動かしながら、角度を変えるなど繊細なカニューレ操作が必要となります。また、取り除く脂肪の層が浅すぎると、脂肪の取り残しや取りムラだけでなく、他の失敗へと繋がる可能性もあります。

細くしたい部分に応じて、「適切な場所からカニューレを挿入」し、「適切な深さ」の脂肪を取るために、「適切な角度」で操作しなければ、脂肪の取り残し、または脂肪の取りすぎでトラブルが起こってしまうのです。

3. 脂肪吸引の取り残しを防ぐために知っておくべき5つのこと

3-1. 脂肪吸引が成功するかどうかは医師の技術力次第

「2 脂肪吸引の取り残しの原因」の説明でもうお分かりかと思いますが、脂肪吸引の手術で、脂肪の取り残しが起こるのは「医師の技術力」が非常に重要です。

脂肪の取り残し以外にも、脂肪吸引では失敗やトラブルが起こる可能性がありますが、ほとんど全てが「医師の技術力によるもの」と認識して間違いはありません。脂肪吸引手術が成功するか否かは、技術の高い医師を選べるかどうかにかかっています。

3-2. 良いクリニックには良い医師がいる可能性大

技術の高い医師を選ぶためには、良いクリニックを選ぶことが必要になります、「良いクリニック」と言われているところでも未熟な医師がいないとは限りませんが、「評判の悪いクリニック」よりも、良い医師が多い可能性は高いといえます。

良い医師に脂肪吸引手術を担当してもらうためには、まず良いクリニックを選ぶことが必要です。

以下には、良いクリニックを選ぶためのポイントは2つです。是非参考にしてください。

①ホームページや口コミをチェックする

最初から一つに絞らず、ホームページやネットの口コミを見て3~5院ほど候補を挙げましょう。医師の経歴や症例数の多さをチェックしておきます。

②複数のクリニックでカウンセリングを受ける

院内の清潔感やスタッフの対応をよくチェックしておきましょう。また、医師と話す時間は十分あったか、きちんとコミュニケーションをとれるかも重要なポイントです。「一度も体に触れずにカウンセリングを済ます」「脂肪吸引のメリットばかりを主張する」医師やクリニックは避けましょう。

3-3. 脂肪吸引で取り除けるのは「皮下脂肪」のみ

脂肪は、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2つに分けられます。脂肪吸引の手術で取り除くことができるのは、前者の「皮下脂肪」のみで、「内臓脂肪」は脂肪吸引の手術で取り除くことはできません。

皮下脂肪があるのは、皮膚のすぐ内側です。その下に筋肉があり、内蔵があります。脂肪吸引は、筋肉よりも表面にある皮下脂肪のみを除去することができる手術です。カニューレが筋肉や内臓を突き破ってしまうと、「脂肪の取り残し」どころの問題ではなく、もはや「命にも関わる重大な事故」です。

顔や二の腕、太ももなどの部位では内臓脂肪の心配はありませんが、特に注意しておくべきは「お腹」や「背中」の脂肪吸引の場合です。

内臓脂肪が多い場合、できるだけ多くの皮下脂肪を取り除いても、期待したほどの効果が得られない場合もあります。しかし、脂肪吸引の手術ではどうすることもできないため、生活習慣や食事の改善で内臓脂肪を減らしていくほかはありません。

また、内臓脂肪が多いにも関わらず皮下脂肪をたくさん除去すると、内臓脂肪の部分だけが盛り上がり、お腹や背中に段差ができてしまうこともあります。

自分で判断するのは非常に難しいため、信頼できる医師の判断を仰ぎましょう。

3-4. 必ずしも「脂肪吸引で理想の体型になれる」というわけではないことを理解する

「脂肪吸引の手術を受けても満足できなかった」という方は少なくありません。この理由の一つには、脂肪吸引を受ける側の「過度な期待」が少なからず影響していることを覚えておきましょう。

「脂肪吸引の手術を受ければ、自分もモデルのようなスラッした綺麗なボディラインが手に入る」と期待してしまうのは当然です。脂肪吸引の手術は決して安いとは言えませんが、「理想の体型になれるなら」と、思い切って決断される方も多いでしょう。

しかし、残念ながら「脂肪吸引をすること=モデルのような体型になれる」というわけではありません。

前の項目でも説明しましたが、脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、脂肪吸引では皮下脂肪しか取り除くことができません。さらに、脂肪のつき方は一人ひとり違いがあり、骨格や筋肉のつき方も体型に影響しています。

そのため、吸引できる箇所や脂肪の量は人によって差があります。医師はこうしたさまざまな条件を踏まえて適切な場所から適切な量の脂肪を吸引できるよう提案してくれますが、期待通りの仕上がりになるとは限らないのです。

脂肪吸引を受ける前に「過度な期待」をすればするほど、期待と仕上がりに差が生まれ、適切な手術がなされていても不満が残ってしまう可能性があるということを理解しておかなければいけません。逆に、残すべき脂肪まで取り除いてしまえば、かえって不自然なボディラインになるなど他の弊害が出てきてしまうこともあります。

3-5. 「100%の脂肪を除去することはできない」と理解する

「皮下脂肪」は、さらに「皮下脂肪層」と「LFD」の2つに分けることができます。

皮下脂肪層は皮膚の表面近くにある脂肪で、毛細血管や細かい神経、リンパ液が流れています。これに対してLFDはさらに深い場所にある脂肪で、毛細血管や神経はほとんど通っておらず、いわば「脂肪の塊」のような状態のものです。

脂肪吸引では「皮下脂肪層」「LFD」のどちらの脂肪も取り除いていきます。

LFDの脂肪は、血管や神経、リンパがほとんど通っていないため脂肪吸引をしても出血やむくみなど、ダウンタイムの症状は少なくなります。ただし、皮下脂肪層の脂肪が残るために、仕上がりは不十分といえます。一方、皮下脂肪層の脂肪を吸引すると、ダウンタイムの負担は大きくなりますが、その分しっかりと効果が得られます。

つまり、脂肪吸引でしっかりと効果を得るためには、LFDのみではなく、皮下脂肪層の脂肪もしっかりと除去する必要があります。しかし、皮下脂肪層をギリギリまで吸引すると、皮膚表面がでこぼこになったり、ひきつれを起こしてしまいます。そのため、どれほど技術の高い医師であったとしても、皮下脂肪を100%取り除くことはできません。

技術に自信のない医師や、「ダウンタイムが少ない」と謳っているクリニックでは、LFDのみを取り除いている可能性が高いです。この場合、実際に吸引している脂肪の量は、全体の60~70%程度です。

確かに、ダウンタイムの負担は少なくなりますが、実際には皮下脂肪層に脂肪をわざと取り残しているため、細くなったという実感はそれほど得られないでしょう。

しっかりと効果を得たいのであれば、ダウンタイムの負担を覚悟して、皮下脂肪層の脂肪もできる限り吸引してもらえる医師に担当してもらう必要があります。技術の高い医師は、バランスを考慮しながら、皮下脂肪層も合わせて全体の90%程度の脂肪を除去できるそうです。100%とはいかないものの、脂肪の取り残しで不満を感じることなくしっかりと効果を実感できるでしょう。

4. 脂肪吸引で取り残しがあった場合の解決策

脂肪吸引の手術を受けるときには、取り残しやその他の失敗が起こらないように、きちんと知識をつけて自ら予防線を張っておくのが非常に重要です。しかし、取り残しなどが起こらないように慎重にクリニック選びをしても、「100%絶対に安心だ」とは言い切れないのも事実です。

万が一のときに備えて、脂肪吸引で取り残しが起こってしまった場合にはどのような解決策があるのかも知っておきましょう。

4-1. マッサージやエステなどのアフターケア

脂肪吸引の完成度には、もちろん取り除いた脂肪の量にも影響しますが、実は、その後のアフターケアも非常に大きな影響します。たくさんの脂肪を取り除いてもアフターケアが不十分であれば、満足した効果は得られません。逆に、それほどたくさんの脂肪を取り除いていなくても、アフターケアをしっかり行うことで効果が得られることもあるのです。

脂肪吸引後はしっかりと圧迫することも大切

まず、脂肪吸引をした後は「圧迫」することも大切です。顔以外の部位では最低1ヶ月間はシャワー以外の24時間圧迫が必要と言われています。1ヶ月を過ぎても、ダウンタイムの症状を軽くしたり、完成度を上げるためにできれば3ヶ月間は圧迫を続けましょう。

圧迫の強さは、医師が手術の経過を見て調整します。手術後すぐは腫れやむくみで圧迫がきつく感じることもあるかもしれませんが、自己判断で緩めずに医師に確認しましょう。

脂肪吸引後のマッサージやエステ

手術後1週間を過ぎ、抜糸が終わったらマッサージなどのアフターケアが開始します。このときのケアは、手術によるダメージの回復を促すもので、血液循環を良くして内出血やむくみ、拘縮の治りを早くするといわれています。

細かいマッサージの方法はクリニックで指導があります。基本的には、マッサージは、一回5分程度、1日2~3回行います。痛みが堪えられる程度の強さで、皮膚の硬くなっている部分を押したりつまんで潰すようなものになります。また、脂肪吸引をした部位は、積極的に動かすことで回復が早くなります。適度にストレッチや、医師の許可が下りれば運動も取り入れていきます。

取り残しが起こりやすい「皮下脂肪層」には、毛細血管があるため、血行を促進することで脂肪燃焼の効果が期待できます。取り残しが起こってしまった場合も、丁寧にマッサージを行えば脂肪が燃焼し、皮膚の段差が改善する可能性があります。

脂肪吸引後、仕上がりにあまり効果を感じなかった場合は、クリニックで指導されているマッサージの他にも、エステやマッサージなど痩身の施術で、皮下脂肪層の脂肪を燃焼させられることもあります。

ただし、脂肪吸引の手術後3ヶ月までは拘縮の症状が残っていることもあるため、エステやマッサージなど痩身の施術を検討している場合は担当の医師に相談してから受けるようにしましょう。

また、脂肪の取り残しだけでなく皮膚のたるみなどがある場合、各クリニックでの痩身メニューの施術で改善していく場合もあります。こちらも合わせて医師に相談してみましょう。

4-2. 脂肪吸引の再手術

脂肪の取り残しの場合、残った脂肪の程度によっては脂肪吸引の再手術を受けることで改善する場合もあります。

ただし、上でもお伝えしたとおり、脂肪吸引の再手術はかなり難易度が高くなります。より高い技術が求められるため、嫌がる医師も多いです。

クリニックの中には、「脂肪吸引の効果が得られなかった」、「手術が失敗してしまった」という場合のために、保証制度を設けているところもあります。各クリニックが定めている条件を満たせば、保証期間内であれば再手術が可能になります。ただし、改善の見込みがないと医師が判断した場合、保証期間内であっても手術に対応できないこともあります。

また、全体的に取り残しがあるのではなく取りムラになっているときには、ごく小さな範囲であるため脂肪吸引の再手術が難しいこともあります。この場合は、脂肪溶解注射などで対応していくのが良いでしょう。

脂肪溶解注射は、脂肪吸引の手術のように即効性はありませんが、脂肪細胞を溶かす作用のある薬剤を注射することによって脂肪を減らしていく施術です。溶けた脂肪は静脈やリンパの流れにのって体の外へと排出されていきます。

麻酔の必要がなく、施術時間が短い上、ダウンタイムがありません。しかし、一度の注射ですぐに効果があらわれるわけではなく、何度か注射を受ける必要があります。

5. まとめ

脂肪吸引は、日本国内でも症例数が多い施術で、高性能の脂肪吸引マシンが次々と開発・導入されています。しかし、高い技術を持つ医師が増えているとはいえ、100%成功するとも言い切れないのが事実です。

脂肪吸引は、物理的に脂肪細胞を取り除く手術であるため、早い方では手術後すぐに効果を実感できる方もいますが、一般的には、脂肪吸引の効果が実感できるのは手術後1ヶ月程度過ぎたあたりからと言われています。

完成までには3~6ヶ月ほどかかりますが、手術後1ヶ月を過ぎても何の効果も得られない場合は、「脂肪の取り残し」の可能性がきわめて高いといえます。

また、取りムラがある場合、皮膚に段差やでこぼこが生じ、不自然なボディラインになってしまいます。

たとえ、吸引する脂肪が少なくても、その後のアフターケアや、エステやマッサージなどの痩身の施術で皮下脂肪層の血流を促し、燃焼させることで効果を実感できることもあります。

アフターケアやマッサージでも改善されない脂肪の取り残しや取りムラは、脂肪溶解注射や脂肪吸引の再手術である程度の改善が見込めます。しかし、そもそも脂肪吸引は非常に繊細なカニューレ操作が必要で、医師にも高い技術が求められます。再手術の場合にはさらに難易度があがり、よりいっそう高い技術が必要になります。

中には、2度目以降の手術を嫌がる医師もおり、保証期間内であっても手術に対応してもらえないこともあります。

そうならないためにも、最初から、脂肪の取り残しや取りムラが起こってしまわないように慎重にクリニックや医師選びを行いましょう。

ベイザー脂肪吸引モニター募集
ベイザー脂肪吸引モニター募集