脂肪吸引で医療ローンを組むメリット・デメリット!医療ローンの組み方もご紹介!

脂肪吸引で医療ローンを組むメリット・デメリット!医療ローンの組み方もご紹介!

「脂肪吸引を受けたいけど、どうもあと一歩が踏み出せない」というあなた、その理由はズバリ、「費用」ではありませんか?

脂肪吸引は保険適応外の自由診療であるため、数万円~数十万円という、お世辞にも安いとは言えない値段設定がされています。

やっと決意をしたものの、クリニックのホームページで料金を確認したら思った以上に値段が高くて、決心が鈍ってしまったという方もいるでしょう。

中には、クリニックの料金表を何度も見返して、少しでも安いクリニックを探している方もいるかもしれません。もしかすると、あまりの高額な料金であるため、脂肪吸引自体を諦めてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ちょっと待ってください。「医療ローン」を使えば、高額な費用のかかる脂肪吸引もすぐに手術を受けられます。

「貯金をして、いつか脂肪吸引を受けたい!」とお考えの方は必見です。先に脂肪吸引の手術をして、効果を感じながらお金を返していく方が、きっとモチベーションもアップすることでしょう。

この記事では、脂肪吸引手術のために医療ローンを組むメリット・デメリットやその組み方についてご紹介します。うまく活用して、脂肪吸引や美容整形手術に是非役立ててくださいね。

1. 脂肪吸引でローンを組む?医療ローン制度とは

医療ローンとは、医療行為を受けるためにお金を借りる方法のことで、メディカルローンとも呼ばれています。

臓器移植や心臓疾患、がん治療など、先進医療を受ける際は、非常に高額な医療費が必要となります。医療ローンはこうした先進医療を受けるときに、医療費を借りて分割で返していくことができます。

脂肪吸引をはじめとする美容整形や審美歯科、レーシックの手術にも適用されるため、審査に通れば医療ローンを利用することができます。また、手術を伴わない美容脱毛など、医療行為である施術にも利用できます。

医療ローンは頭金なしでも利用できることが多いです。そのため、高額の費用をすぐに用意できない方には非常に便利な制度です。

美容整形手術を受けたい学生の方や、主婦の方も多く利用しているそうです。

一般的に、医療ローンの限度額は300~500万円程度です。多いところでは1000万円まで借りられることもあります。

クリニックや病院の窓口を通して提携しているクレジット会社へ申し込むのが一般的ですが、銀行やクレジット会社が独自に医療ローンのサービスを設けているところも多いです。

自分で申し込みをする必要はありますが、提携していない銀行やクレジット会社で医療ローンを組むこともできます。

医療ローンのように、目的がはっきりしているローンのことを「目的別ローン」と言います。

比較的、低い金利で利用できることや、高額の借入れが可能であるなどメリットが多い一方、他のローンや借入れと比べて審査が厳しく時間がかかるため、申請してから実際に融資されるまでにタイムラグがあるという特徴があります。

医療ローンでは、本人にきちんとお金を返していく能力があるかを厳しく審査されます。

「本人が成人しているか」、「安定した収入があるか」、「勤続年数があるか」などといった基準を満たさなければ審査を通ることができません。

また、他の銀行や金融会社から借入れがあったり、過去に自己破産や債務整理をしている場合、評価が下がり審査に通りにくくなります。

実際に、医療ローンを申請しても融資を受けられなかったという方は多いようです。

また、医療ローンは「医療行為に対してのみ」の融資です。そのため、クリニックや病院へ通うための交通費や宿泊費など、医療行為以外の費用には当てることはできません。

医療ローンには多くのメリットはありますが、審査が厳しく使い道にも指定があります。人によっては医療ローンよりも通常のカードローンを利用した方がメリットを感じられる場合もあるようです。

また、「融資」であることに変わりはないので、綿密な返済計画を立てておかなければ生活を圧迫してしまう可能性もあるということを肝に銘じて利用しましょう。

2. 脂肪吸引で医療ローンを組むメリット

上でもご説明したように、医療ローンは非常に便利な制度です。この項目では脂肪吸引で医療ローンを組むメリットをまとめています。

2-1. 高額な手術が受けられる

脂肪吸引の手術を受けるためにはかなり高額な費用が必要となります。大体の相場では、一箇所脂肪吸引を受けるためには約30万円ほどかかります。

説明するまでもなく、脂肪吸引手術では脂肪を吸引した部位が細くなります。その部分は以降、太りにくくなり、極度な体重増加がない限り、効果は半永久的に持続するといわれています。

ただし、一箇所の脂肪吸引だけでは、その部分だけ極端に細くなるなど、他の部位とのバランスが崩れてしまう可能性もあります。

多くの医師は体全体のバランスを見ながら適切な脂肪の量を見極めてくれますが、他の部位とのバランスをとるためにはある程度の脂肪は残しておく必要があります。

すると、思ったよりも効果が得られなかったなど、手術に不満が残ってしまうこともありえます。

「しっかりと効果が欲しいけど、ある部分だけ極端に細くなるのは嫌だ」となると、当然吸引するのは一箇所のみではなく、複数の箇所の脂肪吸引をする必要あり、その分費用がどんどん増えていってしまいます。

医療ローンを組む一番のメリットは、費用が膨れ上がってしまいがちな脂肪吸引の手術も、比較的受けやすくなるということだと言えます。

2-2. 頭金なしでも融資が受けられる場合がある

基本的に、医療ローンは頭金がなくても融資が受けられます。最初の時点から「まとまったお金」が必要とならないため、学生や主婦の方でも脂肪吸引手術が受けやすくなるというメリットがあります。

ただし、頭金がない場合は返済金額や金利が増えてしまいます。後々の返済が楽になりますので、可能であれば頭金は用意できるようにしておきましょう。

2-3. 金利が低い

カードローンや銀行、消費者金融などでは、初めて融資を受けるときは最高金利である場合が多いです。そのため、トータルの返済金額が医療ローンよりも高くなってしまいます。

クリニックや病院によっては、医療ローンの金利を負担してくれることもあります。手術にかかる費用のみ返済すればよいので、他の融資を受けるよりも返済金額が少なくなることが多いです。

2-4. 返済中であっても融資が受けられる

医療ローンは、返済中のローンがあっても別の医療ローンを受けることができます。また、途中の増額も可能です。

そのため、ローン返済中にも他の美容整形や脂肪吸引を受けることも可能です。医療ローン申請後に脂肪吸引のメニューを追加した場合に費用が多くなってしまったときも借入れ額を増やしてもらうこともできます。

3. 脂肪吸引で医療ローンを組むデメリット

医療ローンは、メリットも多い一方で、少なからずデメリットもあります。メリット・デメリットともにしっかりと理解して、本当に医療ローンを組む方がよいかどうかきちんと判断しましょう。

3-1. 審査が厳しい

医療ローンは高額の借入れができ、月々の負担額が少なくなるよう長期間の返済も可能です。医療ローンをはじめとして、その他、お金の利用目的が決められている「目的別ローン」は、返済回数や借入れ金額にもよりますが、通常のカードローンなどよりも金利が低くなることもあります。

「高額の借入れが可能」、「長期の返済期間」、「金利が低い」というのは、利用する方にとってはありがたいことですが、融資する側にとってはリスクともなりえます。

医療ローンやその他の目的別ローンでは、融資した分を確実に回収できるように、十分な返済能力があるか厳しく審査されます。

先ほども少し触れましたが、医療ローンの主な審査基準は、「成人していること」、「安定した収入があること」、「ある程度の勤続年数があること」、「他社からの借入れがないこと」、「過去に金融事故がないこと」の5つです。

本人が未成年の場合、本人だけでは医療ローンを申請することができず、親など保証人を立てる必要があります。

また、本人が学生や主婦などで収入がない場合、安定した収入がある親や配偶者を保証人として立てることで医療ローンを組むことが可能です。

この、「安定した収入」は正社員である必要はなく、パートやアルバイトでも、安定的にお給料をもらっていれば問題ありません。勤続年数についてははっきりとした基準が明示されていないことがほとんどです。

過去に自己破産や債務整理などをした方や、他社からの借入れで返済の遅延など、返済における信用の薄い方は医療ローンの審査に通りにくいと言われています。

また、携帯電話や家賃の支払いが滞った経験がある方も審査に通りにくい傾向にあります。

3-2. 融資まで時間がかかる

上記の通り、医療ローンを組むためには厳しい審査に通らなければいけません。審査項目も多いため、申し込みをしてから実際に融資が受けられるまでに時間がかかってしまうというデメリットがあります。

融資を受けるより前にクリニックの支払いが必要で、その分の資金が用意できない場合は医療ローンはあまり向かないかもしれません。他の支払い方法を検討するのがよいでしょう。

3-3. 転院すると全額返済が請求されることも

医療ローンは基本的に、クリニックや病院と提携しているクレジット会社で組むのが普通です。そこで大きなデメリットとなりえるのが、「転院」の場合です。

治療が進むにつれて、自分の希望と合わないと感じてしまうことはないとは言い切れません。しかし、クリニックや病院を通して医療ローンを組んでいる場合、転院することになると、全額返済を求められるケースもあります。

4. 脂肪吸引で医療ローンを組む方法

医療ローンは基本的には医療行為を受けるクリニックや病院の窓口で申し込みます。脂肪吸引を受けるクリニックで申込書を記入し、クリニックを通して申請します。

医療ローンは審査や融資までに日数がかかるため、医療ローンを申し込むために来院する必要がある場合もあります。

多くの場合、カウンセリングで施術内容や金額が決まったらそのタイミングで申請するのが一般的です。

医療ローンを組むときには、「免許証やパスポートなどの本人確認書類」と、引き落とし口座の「銀行の通帳」、銀行に届け出ている「印鑑」が必要です。免許証など、写真のついている本人確認書類がない場合は、健康保険証や住民票など2点あれば申請可能です。

クリニックで申し込みまで済ませてくれますので、審査が通った後、ローン会社との契約をすれば医療ローンを組むことができます。

審査のために電話がかかってくることもありますので、必ず出るようにしましょう。

5. 脂肪吸引のその他の支払い方法一覧

医療ローンを組む以外にも支払い方法はさまざまです。医療ローンのメリットよりもデメリットを多く感じるのであれば、他の支払い方法を検討してみてはいかがでしょうか。

5-1. 現金で払う

現金支払いはもっとも基本的な支払いの方法です。現金の場合は分割ができないのが普通で、一括払いとなります。もちろん、後の返済などがなく、まとまったお金が用意できるのであれば一番トラブルの起こりにくい方法です。

5-2. クレジットカードで払う

基本的に、どのクリニックであってもクレジットカードでの支払いが可能です。

カードの種類などでも条件は違いますが、「一括払い」「2回払い」「分割払い」「リボ払い」「ボーナス払い」等、支払い方法や回数が選べるのが普通です。

5-3. デビットカード

銀行のキャッシュカードを使って、預金の中から即時引き落としされて後日クリニックに入金されるという支払い方法です。

現金払いと同じく、基本的に分割払いはできません。預金額の中から支払いができるので、後の返済はありません。

5-4. その他ローン

審査に落ちてしまったなど、医療ローンを組めなかったときは、銀行やローン会社、クレジット会社からお金を借りることも視野に入れておきましょう。

その他のローンは、使用目的が指定されていませんので、交通費などにも使えます。ただし、やはり借金には変わりはありませんので、返済ができる範囲で借りるようにしましょう。

6. まとめ

医療ローンに関してのメリットやデメリット、ローンの組み方やその他の支払い方法についてご紹介しました。

医療ローンは、高額な手術費用になる脂肪吸引や、その他の美容整形などを受けたいとき、まとまった費用が用意できない方にとって非常に便利な制度です。

限度額が高く設定されており、長期間かけて返していくことができるため、月々の負担額を抑えて脂肪吸引を受けられます。

しかし、その分審査が厳しく、時間がかかってしまうため融資が受けられるまでに時間がかかってしまうといったデメリットもあります。

また、手術の方針が合わないなど、クリニックを変えることになった場合は、すぐに全額返済しなければいけなくなることもあります。

加えて、特に気をつけておきたいのは、「医療ローンはあくまでも借金だ」と認識しておかなければいけないということです。

金利が低く、長期の返済が可能で月々の負担額が少なくできるとは言え、必ず返済しなくてはいけません。

また、一括で支払うよりも金利の分、余計に費用がかかってしまうということも決して忘れてはいけません。

最初は無理なく返済できると思っていても、数年後に生活を圧迫してしまう結果になる可能性もゼロではありません。

医療ローンのメリット・デメリットをしっかりと理解して、本当に必要なのか、本当にちゃんと返せるのかなど、きちんと考え、判断して医療ローンを組みましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
脂肪吸引を受ける際は確かな情報をしっかりと収集することが大切。ぜひ参考にしてください。
ベイザー脂肪吸引モニター募集
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