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脂肪吸引時に使う麻酔は実はかなり重要です!|vol.38【ボディデザインTV】

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ボディデザインTVは『脂肪吸引』『脂肪注入』『ボディデザイン』に関する様々な疑問・質問にモッズクリニックのドクター 北條誠至が答える番組です。

今回は「脂肪吸引時に使う麻酔は実はかなり重要です!」ということをテーマに、『脂肪吸引で使う麻酔』や『手術で麻酔を使う量』などについて北條先生が解説しています♬

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動画の内容

みなさんこんにちは。ボディデザインTVのお時間です。
このチャンネルでは、『脂肪吸引』や『脂肪注入』など、ボディデザインに関するさまざまな質問・疑問について、
モッズクリニックのドクターである北條先生にお答えいただいています。

―北條先生、本日もよろしくお願いします。

北條:お願いします。

―先生は人生で、麻酔をするような手術を受けたことはありますか?

北條:自分が?ありますよ。僕ね、あのヘルニア。

―あぁ。

北條:腰側の鼠径ヘルニアなので、えっと、幼稚園の時だと思うけど、手術したんですよ。腰側の。

―へぇ。

北條:だからたぶんそのときだから、全身麻酔だと思います。

―そうですね。覚えてますか?

北條:覚えてる。

―あ、ほんとですか。

北條:えっとね、そう、お尻に、手術室に行く前に、

―はい。

北條:病室でお尻に注射されたの。

―へぇ。

北條:今思えば、まぁそれは前投薬っていってやるやつなんだけど。

―はい。

北條:で、めっちゃ痛くて。それも覚えてて。

―はい。

北條:たぶん人生の中で一番痛い注射だと思う。

―筋肉注射ですね。

北條:それを覚えてて。

―はい。

北條:で、その後変なふわふわの帽子をかぶって、

―はい。

北條:で、ベッドに乗せられて移動したっていうのをめちゃくちゃ覚えてる。

―へぇ。

北條:で、手術室に入って、すごい明るくて、で、こう、マスクされたのを覚えてて。

―はい。

北條:で、マスクがね、色んな、何だろう。甘い匂い。

―はい。

北條:果物のバナナみたいな感じがあって、その、匂いというかね、味っていうかが、その、先生が「何とかの味するね」とか言ってくれるんですよ。

―はい。

北條:で、それがどんどん変わってくの。「何とかの味になったでしょ」とか言って。

―へぇ。

北條:マジでその味。本当にその匂いという味がしてきて、

―はい。

北條:で、もう眠っちゃったの。

―へぇ。

北條:それは覚えてる

―なんかこう、聞き入ってしまうくらい、全身麻酔って、ほとんどの方がご経験ないと思うんですけれども。

北條:うんうんうん。

―そのなかで本日のテーマなんですけれども、「脂肪吸引時に使う麻酔って実はかなり重要です」ていうところですね。「脂肪吸引の手術で使う麻酔って、どんなものなんですか?」っていう質問なんですが。

北條:脂肪吸引で使う麻酔って、クリニックだったり、ドクターの方針によって、いくつかパターンがあるんですよ。ただ、麻酔って一口に言ってもいろいろな麻酔があって。で、あとは、麻酔をやるための目的っていうのもあるんですよ。その、いわゆる一番大きい全身麻酔っていうのは、4つの要素を得られないと全身麻酔って呼べないっていわれてる大切な要素があって。それは一つは「鎮静」ね。意識を消失させて、落ち着かせるっていう意味の鎮静と、もう一つが「鎮痛」。痛みを鎮める。当たり前ですよね。それと、あと身体を動かなくさせるという、「不動」というかね。

―はい。

北條:まぁそういう要素と。もう一個はね、「有害反射の消失」っていうこの4つの要件を満たして、初めて全身麻酔っていう風に言いますけど。

―はい。

北條:これ全部やっちゃうと、特に「不動」だったり、動かなくさせたりとか、あるいは「有害反射の消失」っていう、結構身体の機能が停止しちゃうんです。心臓は止まらないですよ。ですけど、息止まっちゃうとか。

―あぁ。

北條:そう。呼吸って、自分で意識してないですけど筋肉使ってるんですよ。ただ、動かなくさせるために、あの、身体がね、動いちゃったら危ないので、手術中。なので、筋肉を弛緩させる薬を使うんです。そうすると、呼吸する筋肉も動かなくなっちゃうので、息しなくなっちゃうんですよ。
そうすると、身体の酸素が足らなくなっちゃうので、その、喉にチューブを入れて、で、そこでこう、機械を使ってね。まぁ機械を使わなくても手で押してもいいんですけど。いわゆる、外側から空気を送り込んであげるっていう処置をしないと、呼吸できなくなっちゃうっていう。それが、いわゆる本当の全身麻酔ね。

―はい。

北條:ただ、そこまでの大掛かりな麻酔って必要なくて、あの、脂肪吸引で大切なのは、やっぱりやってる最中の、音だったり、その、いわゆる操作によって感じることが不快になったり。それが嫌なので、やっぱり鎮静ね。しっかり休みいただくこと。
あとは、やってるところが痛かったらもう元も子もないので、沈痛ね。まぁそのね、やる場所の痛みを鎮めるというのは当たり前。この2つの要件を満たせば、もう脂肪吸引は十分かなと思います。

―うーん。

北條:まあ特にね、身体がわっと動いたりとかということはあまりないですけど、それは、鎮静のね。延長で得られる部分ではあるので、それは心配ないかなって思います。

―呼吸が止まったりとか、そういった怖いものではないっていうことですね。

北條:そうそうそう。

―ちなみに、まぁ眠っていただくための麻酔、あとは痛みを抑えるための麻酔。

北條:はい。

―それぞれどのくらいの量を使うんでしょうか?

北條:あ、そうですね。さっき言ったね、4つの兆候。まぁあとの2つはお話ししないとして。それぞれ、薬の作用というかね、役目が違うんです。

―はい、

北條:ただ、こう、重なり合う部分も当然あるので。

―はい。

北條:まず、まぁ「お休みいただく薬」っていうのと、それは、鎮痛効果は弱いけれどもどゼロじゃないっていうのを使って、あとは、お休みいただくことがメインかな。
で、もう一つはまぁ、「痛み」。やっぱりその、痛みに直に効くような局所麻酔剤を使ってやってます。

―うーん。

北條:あとまぁそれは、先ほども言った、その、鎮痛の方法も、これはクリニックだったりドクターの考えによっていくつかの方法があるんですけど、

―はい。

北條:僕たちは局所麻酔を、そのいわゆる吸引口だったり注入口に使用するのと、あと、吸引する範囲に、まんべんなく濃度をかなり薄めて注入してくるという方法でやってますけど。場合によっては、やる範囲のね、神経をブロックするというか、そのやる範囲の神経に、麻酔してくるっていう方法でやってらっしゃるクリニックもありますよね。

―そうですね。

北條:それは当然、その麻酔液を注入する部位だったり箇所が複雑だったり、身体の中心に近いところになってくると、いわゆる危険度・リスクも上がってしまうし。なので、そこまでね。鎮痛をしないといけない手術ではないですから、そこはあんまり心配しないでいただきたいなと思います。

―そうですね。あと、なんとなくなんですけど、眠る麻酔の身体に入る量が少なければ少ないほど、術後の気分が悪くないっていうことで、

北條:そうですね。

―患者さんも「麻酔どれくらい使うんですか?」っていうところを心配されるかと思うんですけれども。その使用量を減らすために、手術の時間を短くするために、何かしていることはありますか?

北條:当然麻酔の量が増えれば増えるほど、抜ける時間も遅くなるって言いましたけど、あとは、気持ち悪くなっちゃったりしてね、吐いちゃったりすることもあるので、僕たちはなるべく早い時間で麻酔の量を少なくするっていうことを心がけてやってます。
それは、当然早く吸引して仕上げるっていうのがね、一番の要因ですけど。そのために、いわゆるベイザーという超音波をかけることで脂肪を遊離させられる、だいぶ短時間で多くの脂肪を吸引する方法で、僕たちはやってますっていうことですよね。

―そうですね。ベイザーを使用することで、本当に、吸引時間がかなり短縮できているのではと思います。あと先生が手術をするうえで、麻酔に関して何か気を付けていることはありますか?

北條:やっぱり総量ですね。そのいわゆる副作用も、量によって比例するわけではないんですけど、やっぱり、起きてくる頻度が変わってくると思いますので。そういうところは気をつけてますよね。

―なるほど。ありがとうございます。そうしましたら、まとめに入らせていただきますね。本日は、脂肪吸引に使う麻酔についてお話しいただきました。それについてのまとめをお願いします。

北條:はい、そうですね。麻酔って一口に言っても、いわゆるいろんな麻酔の方法があるんですけど、脂肪吸引で求められる麻酔というのは、いわゆる「鎮静」と「鎮痛」だと僕は思ってます。いわゆる両方を満たす、いっぺんに満たすお薬はないので、複数の薬を使って、それをやっていきます。
で、その、鎮痛に関しても、例えばまぁ、神経ブロックとかね、背中から細い管を入れて、硬膜外麻酔とかっていうのもあるんですけども。それをするほど痛い手術じゃないので、それはそこまでしなくてもいいかな。むしろリスクの方が高くなってしまうので、そういうのを天秤にかけたらちょっと、やりすぎかなって思います。

―ありがとうございます。先生、今回のテーマ。麻酔というところでしたけれど、いかがでしたでしょうか?

北條:まぁやっぱりその、やろうとね、考えてらっしゃる方も、麻酔って、結構心配なところがあると思うんですよ。確かに、その心配っていうのはおっしゃる通りです。ただ、どんな風にやっているのか実際に聞いてね。まぁ麻酔の環境を。どういう監視体制でやってるのかなとか、麻酔されているときの、自分をどういう風に守ってもらってるのかなっていうのを、よく聞いてから、一つのね。判断基準にしていただければなと思いますけどね。

―ありがとうございます。わからないことがあったら、

北條:そうですね。

―先生・ナースにぜひお伝えいただけたらと思います。

このチャンネルでは、『脂肪吸引』や『脂肪注入』など、ボディデザインに関するさまざまな質問・疑問に、お答えしています。
聞いてみたいこと、質問してみたいことがありましたら、お気軽にコメント欄に投稿してみてください。
ボディデザインに関するさまざまなテーマで、毎日動画も更新していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします。

―それでは先生。

北條:はい。

―本日もご視聴ありがとうございました。

北條:ありがとうございました。

【脂肪吸引施術のリスク・副作用など】
<治療概要>ベイザー脂肪吸引:ベイザー波という超音波により脂肪組織を遊離させ、その後刃のない「カニューレ」という専用の器具で脂肪細胞を吸引除去する。吸引後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、皮膚はキレイに収縮し引き締まる。
<副作用・リスク>術後には内出血や浮腫み、硬縮(皮膚のツッパリ感)、疼痛などが出現します。その他にも何か経過で不安を感じた場合はすぐにご連絡ください。[リスク・ダウンタイムへの取り組みはこちら

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