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腎泌尿器外科医として数々の難手術を経験した後、美容外科医へ。
脂肪吸引・注入施術に対する想いや今後の展望について聞いてみました。

患者様が抱える「ダウンタイムへの恐怖心」を払拭したい。
目の前の患者様を笑顔にすることで、脂肪吸引の常識も変えていく。

患者様お一人おひとりと向き合う時間を大切に

私はこれまで腎臓泌尿器外科を専門に、腎臓がんや膀胱がんの治療を担当してきました。多くの科目では内科で診断を受けて、外科で手術をするのが一般的な流れですが、泌尿器科は内科と外科の両面性を持ちます。診断から治療までを一貫しているのは、美容外科も同様。過去の経験から、術前の診断(カウンセリング)の大切さを認識しています。

特に大切にしているのは、患者様と医師が術前にしっかりコミュニケーションを取っていくことです。美容外科に限らず、病院を受診して「先生に聞きたいことがあったのに聞けなかった」という経験をしたことはありませんか? 私も患者として病院に行った際、同様の経験があります。ここで患者様と医師のコミュニケーションが不足すると、施術で良い結果を得ることができません。

だからこそ、カウンセリングにお越しいただいた患者様には「今日は聞きたいことが全部聞けた」と安心して帰っていただきたいと考えています。そのために、患者様が自分の思いを伝えやすい空間作りを心がけ、お話しを重ねていく中で「患者様は何に悩まれているのか?」「解決したい核の部分はどこにあるのか?」を担当医として100%理解できるよう心掛けています。

様々な工夫で脂肪吸引のダウンタイムを軽減する

様々な工夫で脂肪吸引のダウンタイムを軽減する

脂肪吸引と聞くと「ダウンタイムが辛い」「激痛」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、それは昔の話です。ただ、昔の方法が今でも行なわれていることも事実なだけに、辛いダウンタイムを経験される方もいらっしゃいます。

当院では世の中の脂肪吸引に対するイメージ、そして業界内の常識を変えるべく、先進的な技術を用いてダウンタイムを軽減しています。

まず、脂肪吸引の前に注入する「チュメセント液(止血剤と麻酔剤を混ぜた液体)」の組成を工夫し、麻酔から目覚めた時の気持ち悪さや寒気がなるべく出ないようにしています。脂肪層の違いに合わせて正確に散布するのも、腫れ・むくみ軽減のポイントです。

その後脂肪の吸引に入っていくわけですが、通常は直径4.6mmの真っ直ぐな形状のカニューレを使用するところ、当院は直径3.0mm、先端がカーブした特注カニューレを使用しています。これによって組織へのダメージを抑え、カニューレの無駄な動きを軽減することができます(吸引領域が広くなるため)。

また、手術時間もダウンタイムに影響する要素のひとつ。手術時間に比例して麻酔の投与量や出血量が増え、体にも負担がかかりますから、当院は上記の工夫で効率的に脂肪を吸引しつつ、手術時間を最短に抑えます。

ダウンタイムに恐怖感がある方の背中を押したい

手術中の工夫だけでもダウンタイムは十分に軽減できますが、私たちは術後の処置にも着目し、さらなるダウンタイム軽減を実現しています。

そのひとつが、看護師による「麻酔液」の絞り出しです。麻酔液が体内に溜まると、痛みや腫れ、むくみの原因となるため、なるべく体外に放出させます。手術直後とご帰宅前の2度にわたって絞り出しができるのは、一人の患者様に十分な時間を確保する専門クリニックならではの強みです。また、手術の翌日に傷口縫合することで麻酔液を体外に放出させる方法も、ダウンタイム軽減に大きな効果を発揮します。

当院の脂肪吸引のダウンタイムが最小限で済むのは、こうした様々な工夫があってこそ。この工夫・技術があれば、これまでダウンタイムが心配で施術に踏み切れなかった方にも安心して施術を受けていただけると確信しています。

とは言え、この事実はまだ十分に周知されていません。そこで、一人でも多くの方の背中を押すきっかけとなるよう、SNSやブログでダウンタイムの情報を積極的に発信しています。

医師としての責任を果たすため、技術を常に研究

脂肪吸引・注入施術は、美容外科の中でも医師の技術がそのまま結果に表れる施術だけあって、担当医には高い技術が求められます。施術結果が患者様の人生を大きく左右する分、当院のドクターはボディラインを美しく見せるための技術を日々研磨しています。

また、患者様の人生を背負う立場として、知識のアップデートや情報のキャッチアップなども欠かせません。

患者様の声が大きなモチベーションに繋がる

私がこれまで専門としてきた領域は保険診療で、病気を治療するのが目的でした。特に、私がよく行なっていた癌の治療は高齢者の割合が高い故に、全てが手術で根治できるわけではありませんでした。延命を目的とした治療も多かったためです。

ときには患者様のご家族に辛い選択をさせてしまう機会もあり、医師としてもどかしく、辛い瞬間でした。「患者様の命を救う」という大きなやりがいはありつつも、どこかで医療技術の限界を感じていたのかもしれません。

一方の美容外科は自由診療で、患者様を美しくすることが目的です。医療技術の進歩が著しい分野であり、多くの方の人生を明確に変えられると確信し、この世界に入りました。なかでも当院が毎日行なう脂肪吸引・注入施術は、ボディラインを整えるだけでなく、その方の人生を前向きに変えることができる施術です。

実際に施術を受けられた患者様からは「本当にやって良かった」「今まで着れなかった服が着れるようになって楽しい」と喜んでいただくことが多く、私の美容外科医としての大きなモチベーションにも繋がっています。

施術を通じて「患者様の笑顔」を作っていきたい

施術を通じて「患者様の笑顔」を作っていきたい

当院が専門とする脂肪吸引や脂肪注入は、食事制限や運動、筋トレ、エステだけでは難しい「部分痩せ」や「バストアップ」が実現できる “究極のボディデザイン施術” です。

ボディラインのお悩みを解消すれば、その後の人生が変わり、QOLの向上にも繋がります。私はそのお悩み解消のお手伝いをすることによって、一人でも多くの患者様の「笑顔」を作っていきたいと考えています。

そして、目の前の患者様と向き合い、ボディラインを美しくする。ダウンタイムをなるべく少なく、傷跡を目立たせない。こうして高い技術を極め続けていけば、おのずと脂肪吸引・美容外科業界の常識も変わっていくと信じています。