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脂肪吸引するならどんなクリニックが おすすめ?【専門クリニック解説】

2022.11.18 15:54

脂肪吸引は、多くの美容クリニックで取り扱いがある痩身施術です。
脂肪吸引を受けるクリニックを探していると、施術方法や価格も様々で、どのようにクリニックを選べば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。大切なご自身の身体を任せる手術ですから、「失敗したくない」「後悔したくない」とクリニック選びに慎重になるのも無理はありません。
そこで今回は、脂肪吸引を専門に行う当院が考える「脂肪吸引でおすすめのクリニックの特徴」をご紹介します。

【モッズクリニックとは】
東京・銀座にある脂肪吸引・注入クリニック。
脂肪吸引と豊胸の症例は全て合わせると10,000件以上。HPで公開中の症例は1,600件以上。
脂肪吸引・注入に関する古い情報や間違った情報を正すべく、YouTubeなどでも積極的に情報を発信中。

<この記事でわかること>
1. そもそも脂肪吸引ってどんな施術?
2. 脂肪吸引のメリット
3. 脂肪吸引のデメリット
4. ここからが本題! おすすめできるクリニック・ドクターの特徴
5. まとめ:クリニックは「ドクターの技術力の高さ」で選ぶのがおすすめ

そもそも脂肪吸引ってどんな施術?

脂肪吸引は、身体についた皮下脂肪を取り除く施術です。皮膚を数ミリ切開し、そこから「カニューレ」と呼ばれる吸引管を挿入して脂肪を吸引します。

脂肪吸引に使われる機器

脂肪吸引機器の主な種類と併せて、それぞれの吸引方法とメリット、デメリットを以下にまとめました。

脂肪吸引機器の種類まとめ

名称 吸引方法 メリット デメリット
シリンジ法 注射器型の吸引器を使って
手作業で脂肪を吸引する
きめ細かな吸引、デザインが可能 大量の吸引には不向き
ボディジェット カニューレの先から出る水流の力
を使って脂肪を分離させ吸引する
周辺組織へのダメージが少なく、
ダウンタイムが軽減される
水を使うため、手術後のむくみが
長引く可能性がある
アキーセル 微細な振動をするカニューレで
脂肪をほぐしながら吸引する
カニューレが細く、脂肪注入に適した
小さいサイズの脂肪が採取可能
カニューレが細いため大量の吸引には不向き
ライポマティック 回転式のハンドピースで脂肪を
分解しながら、高空気圧で微振動を
起こして脂肪を吸引する
吸引量が多く、広範囲の施術にも適している 細かな微調整、繊細なデザインが難しい
ベイザーリポ 特殊な超音波(ベイザー波)で
脂肪と周辺組織を分離させてから、
カニューレで脂肪を吸引する
・周辺組織へのダメージが少なく、
ダウンタイムが軽減される
・皮膚の引き締め効果が期待できる
・吸引量が多く、広範囲の施術にも適している
高性能な分、取りすぎやとりムラなどの
リスクがあり、機器の扱いが難しい

当院では、様々な脂肪吸引機器の費用対効果を比較した上で「ベイザーリポ」を採用していますが、「ベイザーリポを使えば必ず綺麗に仕上がる」というわけではありません。使用する機器のスペックよりも、ドクターがその機器を使いこなせるか否かの方が重要です。

【部位別】脂肪吸引の料金

脂肪吸引の料金は、施術で使用する機器やクリニックによって大きく異なります。部位別の料金の目安は以下の通りです。

脂肪吸引の部位別の料金目安

施術部位 料金目安
頬・顎 28~65万円
二の腕 25~35万円
背中 27~65万円
お腹 42~65万円
太もも 59~125万円
ふくらはぎ 20~35万円

※参考:5つの美容クリニックのHP記載料金

施術料金は複数の部位をまとめて施術することによって割引が適用されたり、モニター制度を利用することで安くなったりする場合もあります。

脂肪吸引のメリット

脂肪吸引の施術方法や料金についてはご理解いただけましたでしょうか。
次に、脂肪吸引を受けるメリットをご紹介します。

即効性が見込める

運動や食事制限などの一般的なダイエットの場合、効果を実感するまでにはある程度の期間が必要です。
それに対して、脂肪吸引は一度の施術で確実に痩身効果を得ることができます。痩せにくい体質の人や、短期間で効果を得たい人におすすめの痩身方法と言えるでしょう。

リバウンドしにくい

脂肪と聞くと大きなひとつの塊をイメージされる方も多いと思いますが、実は小さな脂肪細胞が集まってできています。そのひとつひとつが膨らむと太り、萎むと痩せる仕組みになっており、ダイエットではこの脂肪細胞を小さくします。
例えば食事制限や運動で痩せた時の細胞は、ひとつひとつが小さくなっている状態です。その後の生活を戻せば再び細胞が膨らみ、リバウンドしやすい状態に陥るのはご理解いただけると思います。
一方の脂肪吸引は、脂肪細胞の数を減らす施術です。術後に細胞が膨らんで大きくなっても、細胞の数が減っているため、リバウンドしにくい(太りにくい)と言えます。

部分痩せができる

自力で行う運動や食事制限などのダイエットをすると、バストまで小さくなってしまったり、体重が減っても気になる部分の脂肪が落ちないことも珍しくありません。そうなってしまう理由は、全身の脂肪細胞がまんべんなく小さくなっていくからです。つまり、ダイエットで気になる箇所だけを細くすることはできません。
それに比べて、脂肪吸引はピンポイントで脂肪を取り除くことができます。「二の腕だけ」「太ももだけ」といった部分痩せができるのも、脂肪吸引の大きな魅力と言えるでしょう。

脂肪吸引のデメリット

施術を検討する際、メリット以上に気になるのがデメリットではないでしょうか。ここでは脂肪吸引のデメリットについてお伝えします。

失敗のリスクがある

脂肪吸引では、希望する仕上がりにならない、仕上がりが悪くなるといった失敗リスクがあります。具体的な施術の失敗例には以下のようなものがあります。

  • 吸引箇所が細くならない
  • ボディラインが不自然になる
  • 皮膚が凸凹になる
  • 皮膚がたるむ

これらの失敗は、脂肪の取り過ぎや取りムラ、デザイン不足などが原因です。つまり、ドクターの技術が大きく関係しているということ。
また、ごく稀なケースではありますが、手術時に内臓や神経を傷つけてしまうといった医療事故のリスクもゼロではありません。
こういったリスクを回避するためにも、ドクターの脂肪吸引の知識や技術力の見極めが非常に重要です。

ダウンタイムがある

脂肪吸引後には、痛みや腫れといった様々な症状を伴うダウンタイムがあります。
術後に生じるダウンタイム症状と、症状が現れる時期は以下を参考にしてみてください。

脂肪吸引後のダウンタイム

症状 症状が現れる時期
痛み 手術翌日〜術後1週間程度
腫れ 手術当日〜術後1週間程度
内出血
(あざ)
手術当日〜術後2週間程度
むくみ 手術当日〜術後2週間程度
拘縮
(皮膚が硬くなったり、つっぱったりする)
術後3週間〜6ヶ月程度

近年は脂肪吸引の技術が発展し、ダウンタイムを抑えることができる時代になりました。症状の程度や術後経過によっては、手術の翌日からの仕事復帰も十分に可能です。

手術の傷跡が目立つ場合がある

脂肪吸引をする上で、「細くなれば傷は気にしない」という方もいますが、後から後悔される方も少なくありません。実は、傷は術後の生活を大きく左右する要素のひとつ。
例えば、傷跡が見えやすい位置にあったり、傷跡の数が多かったりすると、傷を隠すようなファッションしかできなくなるかもしれません。これでは、脂肪吸引でどれだけ細くなっても、本末転倒ですよね。
傷跡の位置や数はクリニックによって異なるため、後悔しないためにも、施術前に必ず確認しておきましょう。

ここからが本題! おすすめできるクリニック・ドクターの特徴

ここからが本題です。
「脂肪吸引するならどんなクリニックがおすすめ?」という議題に沿って、おすすめできるクリニックの特徴を5つあげてみました。

実は先ほどお伝えしたデメリットは、下記のおすすめクリニックであれば回避することができます。

①症例数が多い

症例数の多さ=ドクターの施術経験値が豊富であることを意味しています。当然ながら、その経験値はドクターの技術力の高さに直結します。
技術力と聞くと、経歴の長さをイメージされる方もいらっしゃると思います。しかし、どれだけドクターとしての経歴が長くても、脂肪吸引の経験が少なければ意味がありません。チェックすべきは「脂肪吸引の症例数」です。

②幅広い年代や体型の症例写真を公開している

症例数だけでなく、公開されている症例写真の年代や体型が豊富かどうかも、クリニック・ドクターの技術力を図る上での重要ポイントです。
ホームページなどで掲載されている症例写真を見ると、つい変化の度合いが大きい症例に目が向いてしまうことはありませんか? しかし、脂肪吸引は吸引量が多ければ多いほど仕上がりが美しくなるわけではありません。一人ひとりの体型や年代によって脂肪のつき方、理想とするボディラインには違いがあるため、脂肪吸引は患者様に合わせた細やかな調整やデザインが欠かせません。
つまり、幅広い年代や体型の症例があるということは、それだけ高い技術力があると考えられるわけです。

③術前のデザインを細かくしてくれる

脂肪吸引は、吸引量が多ければ多いほど綺麗になるわけではありません。やみくもに脂肪吸引をしても、全身のバランスが崩れたり、凸凹ができてしまうからです。
綺麗に仕上げるために大切なのが、術前のデザインです。術前に行うデザインはカラーペンを使って、しっかり吸引するところ、残すべきところなどをマーキングします。このマーキングが不十分であったり、乱雑であったりすると、希望したボディラインとの乖離が起きやすくなります。「思ったような仕上がりにならなかった」といったトラブルの原因になりますので、術前のデザインを丁寧にしてくれるクリニックを選びましょう。

④ダウンタイムの少ない施術方法を実践している

脂肪吸引後はダウンタイムが生じるとお伝えしましたが、症状の程度はクリニックの施術方法や術後ケアによって抑えることが可能です。
術後のダウンタイムは時間の経過とともに解消されるものではありますが、長期間辛い症状を我慢するよりも、少しでも症状が軽く済む方が心身ともに楽に過ごせるはず。
クリニックによってはダウンタイム軽減のため、手術時に使う止血剤や麻酔液への工夫、傷口の翌日縫合などさまざまな取り組みを行なっています。クリニックのホームページを見たり、カウンセリング時にクリニックに確認したりするのもひとつです。

⑤手術時の傷跡が目立たないよう配慮している

ダウンタイム同様、手術時の傷跡もクリニックの工夫によって目立たなくすることができます。というのも、同じ施術部位でもクリニックによって傷を作る位置や、数には違いがあるからです。
当院の場合、元々ある皮膚のシワや、下着で隠せる位置に最小限の数で傷を作ることで、傷跡を目立たせないようにしています。
もちろん、見えにくい位置から最小限の傷跡で施術を行うことは容易ではありません。患者様の術後の人生を第一に考え、研究を重ねた結果辿り着いた「当院独自の工夫」です。

まとめ:クリニックは「ドクターの技術力の高さ」で選ぶのがおすすめ

いかがでしたか? 脂肪吸引は高い痩身効果が得られるメリットがある一方で、失敗のリスクやダウンタイム、傷跡といったデメリットがある施術でもあります。
そういったデメリットを最小限に抑え、安心して施術を受けるために重視すべきは、機器の性能でも、価格でもなく「ドクターの技術力」です。
キレイなスタイルになるために施術を受けたにも関わらず、仕上がりに満足できなかったり、ダウンタイムによって術後の生活を辛く感じてしまうのは非常にもったいないですよね。
技術力の高いクリニック・ドクターを探すには、今回ご紹介した「おすすめできるクリニック・ドクターの特徴」を参考にしていただくことが近道になります。
気になるクリニックが見つかったらカウンセリングに行き、ドクターからの話を聞いてみてください。その上で、ドクターの技術力や信頼感を見極めて、ご自身が納得できる形で施術を受けましょう。

この記事の監修医師

長野寛史 院長

モッズクリニック 院長長野 寛史

患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。

経歴

  1. 1982年岩手県生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    亀田総合病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2012年THE CLINIC 入職
  5. 2013年THE CLINI 福岡院 就任
  6. 2015年THE CLINIC 東京院 就任
  7. 2016年モッズクリニック 開院

所属学会・資格