脂肪吸引とBMIはどういう関係があるのか?BMIが高いと脂肪吸引はできないのか?

脂肪吸引とBMIはどういう関係があるのか?BMIが高いと脂肪吸引はできないのか?

1. 脂肪吸引はBMIが高いと受けられない?

結論から言うと、高度の肥満であっても脂肪吸引は受けることはできます。ただ、肥満度が高いほどリスクを伴うので、受け入れてくれる機関は少ないのが現状です。

その理由として、脂肪吸引も1度で可能な量というのがあります。BMIが高いと1度で取り除くのは難しいのが現実問題としてあります。また、数回に分けて脂肪吸引をするのが通常ですが、手術の難しい面からも大きなリスクを背負って行わなければなりません。

どのように分けるかは、その方の体型や脂肪などの状況によって様々ですが、数回に分けることやリスクを伴う事、術後の回復も通常の人より遅い傾向にあるというのも理解しておく必要があります。

BMIが異常に高い場合には、脂肪吸引の施術前に運動療法などで体重を減らしてから行う場合もあります。そのままの状態で施術するのは難しい可能性もあります。体重を減らし、脂肪を少し減らしてから脂肪吸引の施術を行うのが一般的です。

1-1. BMIとは

BMIという言葉は聞き慣れた言葉ですね。体重を測定した時に、BMIが何%以上だと肥満であるとか、痩せ型であるとかを見極める数字になり、肥満度を表す数字です。

また、脂肪吸引を受ける際の適応基準にもされています。

正式にはボディマス指数といい、身長×身長÷体重で計算します。例えば、身長が155cm、体重50kgの場合、以下の通りになります。

BMI=50÷(1.55×1.55)≒20.8になります。

BMIの指数は次のように分類されています。

  • 16未満(痩せすぎ)
  • 16〜16.99以下(痩せ)
  • 17〜18.49以下(痩せ気味)
  • 18.5〜24.99以下(普通)
  • 25〜29.99以下(前肥満)
  • 30〜34.99以下(肥満1度)
  • 35〜39.99以下(肥満2度)
  • 40以上(肥満3度)

また、肥満学会によると、22までを標準とし、25以上を肥満、18.5未満を低体重と定義しています。

1-2. 脂肪吸引の適応判断

BMIが高くても脂肪吸引を受けることは可能ですが、様々なリスクを伴うためBMI30以上の場合は手術を受けないクリニックもありますので、詳しく確認していきましょう。

まず基本的にはBMI30以上の場合は適応不可とするところが増えています。麻酔の管理や術中のアクシデントに対応が難しいと判断されるからです。BMIが30以上になると脂肪が多い状態なので、注射などの天敵の針などが刺さりにくいという事やほかの生活習慣病に罹患している可能性があるというのが理由です。

考えられる生活習慣病として、高血圧・糖尿病・高脂血症などが挙げられます。これらの病気を併発しているとすれば、施術中に容態が急変する可能性も否定できません。高いリスクを伴うからです。そして、血が止まりにくい点や術後の感染しやすい点、合併症などを引き起こすリスクが上がります。これらの問題点が考えられるため、BMI30以上の場合は脂肪吸引を受けないクリニックもあります。

ただ、BMIが高い場合には、脂肪吸引ではなく脂肪手術といわれる医療保険による手術が受けられる場合があります。この後その詳細についてもお伝えしていきますので、ぜひ最後までチェックしてください。

2. BMI値による脂肪吸引料金の違い

BMI値が高くても脂肪吸引を受けることが可能だとお伝えしてきましたが、BMI値が高いと様々なリスクがあるため難しい手術となり、手術費用が高くなるんじゃないかと心配されていたり、取り除く脂肪量が多くても費用がたかくなるんじゃないかと不安に感じていらっしゃる方もいるかもしれません。

でも、安心して頂きたいのは、BMI値によって脂肪吸引費用が高くなることはありません。脂肪吸引を行う部位ごとに費用は異なりますが、相場は部位によって幅がありますが、15万から100万円前後です。

脂肪吸引をする部位別の費用も確認しておきましょう。

2-1. 脂肪吸引の部位別の費用

頬・あご

頬の場合は平均で25万円〜40万円前後の費用がかかります。顎の場合は平均で30万円前後の費用がかかります。クリニックや専門機関によって、頬と顎と分けて記載しているところもありますが、顔として一括りにしているところもあります。

二の腕

二の腕は平均で15万円〜40万円前後の費用がかかります。二の腕は上半身を細く見せるのには有効的です。夏などのプールシーズンや成人式などの着物を着る時など二の腕がシャープだと見栄えがキレイです。

お腹

ウエスト周りや腰などの部分は平均で20万円〜100万円前後の費用がかかります。脂肪吸引を行いながら、腹筋などのエクササイズを一緒にすることでさらに効果が期待できます。

臀部(おしり)

お尻部分の脂肪吸引の平均は15万円〜40万円前後の費用がかかります。お尻には皮下脂肪がつきにくいので、皮下脂肪を切除することで足が長く見えたりします。

太もも

一般的に多くの方が脂肪吸引をされている部分になります。平均で20万円〜100万円の費用がかかります。太ももは全体を施術することももちろんですが、一定の部分だけを指定することもできます。

ふくらはぎ

ふくらはぎの脂肪吸引は、平均で35万円〜50万円前後の費用がかかります。ふくらはぎの脂肪を吸引するとむくみも改善されます。

2−2. 脂肪吸引費用の注意点

ここまでお伝えした脂肪吸引の費用ですが、実際に費用の請求が来た時にトラブルになるケースも多くあります。その理由として以下のことが考えられます。

  • 初診料金費用
  • 麻酔代金や消毒代金の費用
  • 脂肪吸引自体の費用
  • 施術中に追加になったお薬や術後に服用しなければいけないお薬の費用
  • 着圧下着類などの費用
  • 抜糸や再診にかかる費用
  • 血液検査や手術前などに行ったその他の検査費用

これらのモノは、施術が終わってからコストを計算して上乗せがされますので、実際に請求される金額は増えてしまいます。

なぜトラブルになるのかというと、全て込んでの金額であると勘違いされてるのが理由です。実際に脂肪吸引施術してみないとわからない部分もあります。途中で術式を変更することだって考えられます。これらのことも含めて。事前に確認できる部分はしておくことをお勧めします。

費用は基本的には、自由診療となりますが、肥満などのように治療を目的で行われる場合には健康保険のてきおうとなることもあります。基本的な施術費用だけでなく、追加費用など予測できる範囲で事前確認をしておきましょう。

3. BIMごとの脂肪吸引効果

BMI値が高くても脂肪吸引が可能だということはわかりました。では、実際にどのような効果が得られるのでしょうか?BMI値ごとに確認していきましょう。

・BMI30以上の場合

BMI30以上の場合は、まず体重のコントロールを行い脂肪量を調整してから脂肪吸引の施術をするようになります。麻酔時の呼吸管理や様々なリスクを少しでも減らすために、体重のコントロールを第一優先として行います。施術ができるように体脂肪や体重を落としてから、施術の申し込みをするようになります。体重のコントロールをするのには、食事療法や運動療法などでまずは経過観察を行います。

・BMI25以上30以下の場合

BMI25以上30以下の場合は、吸引できる脂肪が多いために、効果もしっかりでます。但し、25以下のようにキレイな仕上がりにはなりにくいようです。どうしても皮膚の重なりやたるみなども出てくる可能性がありますので、細い目のキレイなラインには仕上がりにくいのが現状です。

・BMI21〜25の場合

BMI21〜25の方というのは、脂肪吸引を希望される方が多いです。しっかり効果がでやすい値であり、見た目にもはっきりと分かります。イメージ的には5−7cmは細くなるイメージをしてみると理想のボディーとなります。BMI25以下はバランス的にもちょうど良く、脂肪吸引を施術してもリスクはそこまで高くありません。

事前に検査や説明、考えられる状況などを説明、納得されれば安全に脂肪吸引が行われます。

・BMI18〜21の場合

BMI21以下の場合は、18を下回ると施術はできませんが、19以上21以下であれば、キレイなラインに仕上げることができます。元々が細いので、全体のバランスがキレイに取りやすいんです。

・BMI18以下の場合

BMI18以下の場合は、お勧めできません。大きな理由は脂肪吸引できるほどの脂肪が溜まっていないからです。仮に脂肪吸引を施術したとしても何も変わりません。なので、BMI18以下の方にはお勧めできないのです。

これらのように、BMIによってキレイに仕上がりやすかったり、そうでなかったりはします。また、脂肪吸引する部分によっても異なりますので、どのようなラインに仕上がるかどうかは医師としてしっかり相談をしてみましょう。

4. BMI値が高い方におすすめの脂肪吸引

BMI値が高い方におすすめの脂肪吸引は「ベイザーリポ」という脂肪吸引の方法があります。

4-1.ベイザーリポとは

ベイザーリポとは細いカニューレを挿入し、振動エネルギーを使用することで脂肪を溶かし、脂肪吸引方法です。脂肪を溶かしてから吸引するので、高い効果が得られています。血管や神経の部分は避けるように脂肪だけに振動エネルギーを当てることができるので短い時間で吸引することができ、術後の回復も早かったりします。

脂肪層に麻酔をし、その後ベイザー波を照射して、脂肪を溶かしていきます。脂肪だけが分離してくれるので吸引がしやすくなり高い効果を得ることができます。施術後もたるみなどが生じにくくなります。

ベイザーリポは今までの脂肪吸引で、できなかったリスクなどを大幅に軽減させることができます。

  • 身体への負担が少ない。
  • 脂肪の9割を除去することが可能である。
  • 皮膚がしっかり引き締まる。

ベイザーリポは、基本的に全身麻酔にて手術を行いますので、ほとんど痛みを感じずに行うことができます。但し、痛みに関しては個人差があります。

施術費用は他の脂肪吸引手術に比べると高い特徴があります。1部位30万円ぐらいかかり、腹部全体で平均80万円前後、太もも全体で平均90万円前後かかります。

4-2.ベイザーリポの効果

ベイザーリポは、振動エネルギーにより脂肪を遊離させた上で吸引するため、効率的に脂肪を吸引することができます。また、刃の無いカニューレで遊離した脂肪を優しく吸引するため短時間で施術が終わるというメリットがあります。施術時間の短縮は麻酔量を減らすことに繋がり、また、体へのダメージも少なくなるため、閣下的にダウンタイムの期間も比較的短くなります。

ベイザーリポは引き締め効果が高いので、たるみなども抑えることができます。そして、万が一の凸凹なども修正ができる場合があります。これは、今までの脂肪吸引では修正不可能であったとしても、この手術は修正することができます。

5.BMIが35以上だと脂肪吸引も保険適応?

通常の脂肪吸引は保険適応外ですが、ここまでお伝えしてきたようにBMI値が高くなると手術のリスクも伴います。特にBMI値が35以上の場合には「脂肪手術」として健康保険の適応になる場合のありますので、その詳細を確認していきましょう。

5-1.肥満手術とは?

肥満手術とは、胃の大きさを小さくしたり、胃や十二指腸にバイパスを作ったりする手術になります。開腹手術で行うのではなく、腹腔鏡にて手術を行うようになります。胃を切除することで太る原因の元となるホルモンを減少させることを目的として行われます。1番多いのは胃の2/3を切除し、細長くすることで食欲を抑える手術が多く行われています。

5-2.肥満手術の効果

肥満手術の効果は、食欲減退やすぐに満腹感を感じられるようにすることが目的です。肥満の時に指摘されていた糖尿病や高脂血症・痛風・膝の痛みなどが改善されています。様々な病気が完治された方もたくさんいらっしゃいます。

5-3.肥満手術の方法

手術方法の1つとして、「腹腔鏡下袖状胃切除術」という術式があります。胃の大半を切除し、バナナ1本程度の大きさに胃をします。そして、食事摂取量を制限するように調整していきます。この術式は比較的新しい術法になりますが、良好な効果が得られており、最近ではこの手術方法が主流になりつつあります。胃を切除しますので、元のように胃を戻すことは不可能ですが、身体への負担も少なく快復も早いとされています。

また、ほかの手術方法とは異なるため、口から入った食事は今まで通りに消化吸収されますが、体内に入るエネルギーの量は抑えることができます。

5-4.肥満手術と脂肪吸引の違い

・手術と脂肪吸引の違い

肥満手術と脂肪吸引の違いは、美容のための手術か病気を治療すための手術の違いです。

脂肪吸引とは、皮下脂肪を専用の吸引機で取り除く手術になります。美容やダイエットなどで手術希望をされる方に行われています。脂肪を減らしたいところに腹腔鏡を挿入して、吸引して皮下脂肪を除去していく方法になります。腹腔鏡下でするので傷口も小さく、術後も快復が早いです。

肥満手術とは、肥満で食事療法や運動療法をしても効果の得られなかった方、睡眠時無呼吸症候群や高血圧、2型糖尿病などの方で治療を目的として行われるのが肥満手術です。胃の3分の2程を切除して細長くします。そうすることで、肥満のホルモンの分泌を抑えることができ体重を減らすことができます。

この手術を受けられた方で、1年後には超過体重の7割ほどを減らすことができています。体重を減らした後も定期的なフォローをすることで維持ができているということです。

・手術費用の違い

また、脂肪吸引と肥満手術では目的や保険の適用の可否が異なります。美容目的である脂肪吸引は自由診療となるので、自費診療ですが、肥満手術の場合は治療を目的の場合には保険が適応されます。施術後のリスクはどちらも似たようなリスクが考えられます。

それぞれの目的におうじた施術を行うことや条件面やリスクも含めて健闘をして見ましょう。不安点や疑問点は医師と綿密に相談をして施術後に後悔のないようにしておきましょう。また、費用の問題も高額になる場合もあります。事前確認を怠らないようにしておく必要があります。

5-5.肥満手術の適応条件

肥満手術が適応される条件は以下の通りです。

  • 原則として年齢18歳から65歳までの原発性肥満症患者。
  • 6ヶ月以上食事療法や運動療法などの内科的治療を行ったにも関わらず体重減少や肥満の改善が見られなかった。
  • 減量目的の手術の場合は、BMIが35以上であること。
  • 糖尿病や高血圧、肝機能障害、睡眠時無呼吸症候群などの治療を目的として、糖尿病以外の2つに該当しBMIが32以上。

これらの項目が肥満手術の適応条件になります。

各専門分野の医師がこれまでの既往歴や治療状況などを総合的に判断をし、適応であると判断した灰に行われます。手術後も定期的なフォローや臨床結果の調査などに協力が必要となります。

糖尿病や脂質異常、高血圧など5年以上の罹患歴も条件に含まれます。但し、1つ除外があり、統合失調症などの精神疾患が伴う場合には、肥満手術の適応から除外されます。

5-6.肥満手術の費用

肥満手術は、治療を目的として行われる場合に保険適応となります。2016年4月より減量手術の術式の1つである腹腔鏡下袖(スリーブ)状胃切除術のみ保険診療で行えるようになりました。

保険適応を受けた場合、この手術では平均入院期間が10日から14日で個々の所得によって費用は変動しますが、10万円程度です。但し、食事代、差額ベッド代など保険には含まれない費用もありますので、実際に制球の場合にはもう少し増える可能性もあります。

高額医療費支給制度の利用が可能なので、一部負担金の支払い後に申請の手続きを行うようになります。自己負担限度額を超過した金額が払い戻しされるようになります。所得や各市町村、加入されている健康保険によって異なりますので、健康保険加入窓口へお問い合わせください。

6.脂肪吸引とBMIの関係まとめ

ここまで脂肪吸引とBMIについて詳しくお伝えしてきましたが、ご理解頂けたでしょうか。では、簡潔にまとめていきますね。

BMIが高くても脂肪吸引を行うのは可能です。ただ、BMIによって効果が違うということを理解しておきましょう。BMIが高い方には「ベイザーリポ」という手術がありますので、検討してみるいいでしょう。また、BMI値が35以上の場合には脂肪手術が適応になる場合もあります。

これらの事を是非参考にして下さいね。

ABOUTこの記事をかいた人

脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
脂肪吸引を受ける際は確かな情報をしっかりと収集することが大切。ぜひ参考にしてください。
ベイザー脂肪吸引モニター募集
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