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ジェル状充填剤による豊胸の危険性|vol.12【ボディデザインTV】

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ボディデザインTVは『脂肪吸引』『脂肪注入』『ボディデザイン』に関する様々な疑問・質問にモッズクリニックのドクター 北條誠至が答える番組です。

今回は「ジェル状充填剤による豊胸の危険性」ということをテーマに、「ヒアルロン酸やシリコンバッグとジェル状充填剤の違い」や「人工物を身体に入れる危険性」などについて北條先生が解説しています。

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動画の内容

みなさんこんにちは。ボディデザインTVのお時間です。
このチャンネルでは、『脂肪注入』『脂肪吸引』についての、様々な疑問等をですね、モッズクリニックの北條先生にお答え頂いております。

―さて先生、12回になります。

北條:はい。

―今日はちょっと難しい用語になりますが、「ジェル状充填剤による豊胸の危険性」ということで。先生、ジェル状充填剤っていうのは、ちょっと言いにくいんですけど、具体的に言ったらどうゆうものですかね?

北條:まぁ、いわゆる、ジェル状のものを胸に注入して、大きくするっていう。

―なるほど。

北條:シリコンバッグって、バッグの中にシリコンっていう、ジェルっていうか流動的なものが入ってて。
で、それを袋に入れて、いわゆるバッグって言いますよね。そしてそれを入れるっていうのと、ジェル状っていうのはいわゆる、ジェルなんですよね。なので、まぁ柔らかいものを注入してするっていう。そういうね。

―何やらこれによって、まぁ某、某って言ったらあれですかね。アクアフィリングとか。そういったものが多分含まれて来るんじゃないかなと思いますけど。一時期すごい流行って、ちょっと問題になったものがあるっていうことで。具体的にはどういう問題があったとかって?先生。

北條:注入したことによって、あの、結構、ジェル状充填剤っていうのは、ほかのシリコンとか。シリコンって、バッグじゃないシリコンで豊胸することもあるんですけど。それって時間とともに身体に吸収されていっちゃうんですよ。
自分の身体じゃないものを入れて、「異物」って言いますけども。吸収されるんですけど、これも吸収されるって風に言われるんですけど、持ちがいいっていうのが売りだったんですよ。他の充填剤よりも持ちが良くて、あの、いわゆる効果が維持できるっていうのが売りで流行ったんですけどその期間に感染を起こしてしまう。ばい菌が入ったりね。

―うーん。

北條:それが原因で胸が変形してしまったり、っていうケースがいくつか報告されたんですね。

―そうですね。うん。

北條:なので、「自分にも起こるんじゃないか」って不安になっちゃって思っちゃった人がいるかもしれないけど、まぁそういうケースが全例じゃない、全員がそうじゃないんですけど。で、取ろうと思っても、なかなか取れないんですよ。

―うーん。

北條:シリコンであれば、シリコンを溶かす薬があるので、それは。後はまぁ時期が来れば吸収されるので待てば良いんですけど。
これ(ジェル状充填剤)はお薬でなかなか解けないし、身体からも出ていかなくて。で、大きな傷を作って、まぁ排泄するっていう、するしかなくなっちゃうんですね。なので、今では、やめましょうねっていう。いわゆる美容業界のなかではそういう流れになっています。

―うーん。普通のヒアルロン酸とはまたちょっと違うんですかね?そういうジェル状充填剤っていうのは。

北條:そう、そうなんだよ。あ、ごめんなさい。シリコンじゃなくて、ヒアルロン酸は吸収。

―さっきからちょっと違ってるなって思ったんですよね。

北條:ヒアルロン酸で豊胸することもあるんですけど、ヒアルロン酸は吸収されるんですけど、ジェル状充填剤は「ポリアクリルアミド」。

―「ポリアクリルアミド」

北條:っていうものを使ってることがあって。それは吸収されないし、あと発がん性ね。可能性もあるっていうので。

―なんかそれね、言ってましたよね。

北條:使用にはそういう、慎重になりましょう。注意しましょうっていうことですよね。

―はい。そうですね。そういうのを入れてる方なんかだと「専門的な医療機関で健康診断を受けてください」っていうのは、呼びかけで今ね、あるっていうことで。

北條:学会からの指針として、そういうことを発表しましたよね。

―まぁでも、そのジェル状充填剤というだけではなくて、シリコンバッグとかが入っている方というのは、一応人工物を体に入れるということなので。基本的にはこういうのって、危険性とか感染症とか拒否反応っていうのは起こりえるんですか?

北條:まあその、自分の体じゃないものを体に入れるっていうのは、「異物」って言いますけど。そこでは、接触面だったり、自分の体と物が触れてるところっていうのは絶対に炎症というか、反応が起きます。よく分かりやすいのは、シリコンパックを入れて結構時間が経つと、シリコンバッグの上を覆うようにもう一個バッグができて、「カプセル」って言います。

―「カプセル」。聞いたことある。

北條:で、それが、時間とともにどんどんと硬くなっていって、こう触感が全然変わったり。
あるいは、

―硬くなる。はい。

北條:で、それによって変形しちゃったりっていうこともいわれてますよね。

―そうなってきたら、基本的にはどうすればいいって感じなんですかね。

北條:それが元で、例えば炎症がすごく大きくなって腫れちゃったり、形が崩れちゃったりして、シリコンバッグが結構、皮膚を突き破るほど薄くなってきてしまうっていうこともあって。そういう風な兆候があったら抜去することをおすすめしますよね。

―そうですね。

北條:まぁ別に悪いっていうかね、気にならないのであれば別にね。

―そのままで大丈夫。

北條:はい。

―でまぁ、(シリコンバッグを)抜いちゃえば、先生。当然ね。お胸無くなっちゃうような感じしますけど。こう、取ったら余計へこんじゃうとかあるんですか?

北條:そうなんですよ。入れる場所にもよるんですけど。いわゆる、大胸筋っていう胸を構成する女性の胸を構成するのが大胸筋。が、一番、一番下というか、肋骨が合ってその上に大胸筋があって、で、その上に乳腺っていうのがあって、その上に皮下脂肪があって皮膚があるんですけど、入れる場所にもよるんですが、スペースのないところに、広げてそこにバッグを挿入していくので、(バッグの)前後を圧迫するんですよね。圧迫されて、ずっとされていますよね。入れるんですから。そうすると、どんどん薄くなっていっちゃうんです。

―なるほど。

北條:例えば筋肉の下入れるのであれば、大胸筋が薄くなってくるだろうし、じゃあ筋肉の上に入れたんだとしたら筋肉も押されますし、乳腺も押されるので両方が薄くなっちゃうし。ですので、入れた時よりも取った時のほうが、逆に胸のボリュームがないっていう人がほとんどだと思います。

―そうですね。
ていうことは、もう、取っちゃったらまた入れるんですかね?先生。

北條:まぁそれも人それぞれですけど、入れてもいいし、あるいはその、豊胸っていう意味で、いわゆる自分の体じゃないものでやると、そうなってしまうことが多いので、例えば脂肪を使ったコンデンスリッチファットで、豊胸するっていう方法はありますよね。

―人工物を止めてしまうっていうことですよね。

北條:そうですね。

―そうなるとでも、拒否反応、アレルギーとかもそうですけど、反応起こしやすい方はもう、起こしやすいんでしょうね。

北條:それはもう体質も当然あるでしょうし。

―っていう方はもういっそのこと自分のものにしてみるっていうのが、解決策でもあるんですかね。

北條:そうですね。

―なるほど。でもそういったときにやっぱり、入れたところとかにまた相談に行ったりすると、同じことの繰り返しとかになったりとかね。どうなんですかね。

北條:まぁ確かに。

―どういう先生に相談すればいいですかね?

北條:そもそも、脂肪注入での豊胸っていう選択肢があるかないかというのはありそうですよね。

―そうですよね。

北條:シリコンバッグ、あるいはほかの豊胸の方法しかやってないクリニックもありますし。僕たちは、注入で、豊胸しましょうっていうのを主にやってますので。後は、シリコンバッグで、シリコンバッグの話になっちゃってますけど。

―はい。

北條:で、それで、いわゆるトラブルを起こしたものを、相談専門外来みたいにやってるところも、僕たちもそうですけど。

―はいそうですよね。

北條:ありますので。そういったところにまずご相談に行くのがいいかなと。

―そうですね。

北條:一番はやっぱり、入れたところ。に、まずご相談行くのがそうですけど。それでも自分の思ってるもやもやが解消しないのであれば、別なところでまたお話を聞くっていうのも良いと思いますね。

―そうですね。まぁ、抜いた後とかね、その入れたものに関してもそうですけど、「その後どうしたいか」っていうご相談もして頂けたらいいんですよね。

北條:もちろん。

―はい。そうしましたら、先生ちょっとまとめますね。はい。今日ですね、お題の方が、「ジェル状充填剤による豊胸の危険性」ということで、教えて頂きましたけど、いかがでしたか?

北條:まぁ、その、全部が悪いわけじゃないと思うんですけど。

―そうですね。

北條:やっぱり人工物を入れるって言う事は、何にしてもですよ。

―はい。

北條:それだけのリスクになりますよ、ということを、ご理解した上でやるのはいいと思います。

―そうですね。

北條:ジェル状充填剤もそうですけどシリコンバッグもそうですけど、やっぱり良い事もあるんですよね。

―うーん、そうですね。

北條:多分、脂肪だけですと、注入できる量だったり、できる大きさって制限があるんですよ。ですけど、シリコンバッグは制限がないですから。大きいのを入れればそれだけ大きくなります。

―うーん。

北條:デメリットばっかりじゃないので、それは、「どのようにご自身がなりたいしたいか」っていうものによって使い分けてください。

―はい。まぁあの、結構アレルギー反応ととも強く出たりとか、場合によっては発がん性とかもあるので。

北條:そうそう。

―ちょっと、「物によってはすごい危険なものもあるよ」っていうことがね、今回よくわかって頂けたかと思いますけれども。そういった方にはぜひ、脂肪注入など、ご相談いただければ詳しくご説明いたしますよっていうことですね。

北條:そうですね。

―先生はそれ専門ですもんね。

このチャンネルでは、『脂肪吸引』、『脂肪注入』など、様々な疑問にお答えしております。
北條先生にもですね、コメント頂ければ、何でもお答えしてもらおうかなと思ってますので、どんどんコメントお願いします。
動画のほうも毎日更新しておりますので。はい。ぜひ、見て頂ければと思います。
チャンネル登録もぜひお願いします。

―それでは先生。

北條:はい。ご視聴ありがとうございました。

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