女性化乳房になる原因と治療法|男性の胸が膨らむ謎を解決!

女性化乳房とは?原因を徹底解説

女性のバストの悩みはよく聞きますが、その悩みは女性に限ったことではないのをご存知でしょうか。実は、男性にも胸にまつわる症状で悩んでいる方がいるのです。

男性がバストについて悩みを持っているなんてあまり想像できないかもしれませんが、それは「女性化乳房」という症状によって引き起こされます。

ここでは、「もしかしたら自分は女性化乳房かもしれない」と悩みをお持ちの男性のみなさんのために、女性化乳房について、女性化乳房の種類、原因、施術を受ける際の相場、施術・術後について詳しくまとめています。

ぜひ、参考にしてください。

1.女性化乳房の症状

女性化乳房とは、男性の身体において、乳腺組織が肥大する症状を指します。つまり男性の乳房の片側、もしくは両側が女性の乳房のように大きくなります。

乳児期、あるいは思春期にも男性乳房の肥大が生じることがありますが、これは生理的女性化乳房であり、正常とみなされています。思春期に発生する生理的女性化乳房は、普通は6カ月から2年以内には消滅しますが、思春期の身体の変化が老齢期に入ってから見られることがあります。

症状には片側の乳房だけが肥大する場合と、両側とも肥大する場合があります。肥大した部分は硬くなり、乳輪の下に均等に分布します。幹部を圧迫すると、痛みを感じることもあります。これにより衣服が擦れて痛みや不快に感じる、薄着や水着になれないなど、日常生活を送るうえでQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が低下します。

2.女性化乳房の種類

女性化乳房には大きく分けて3種類あります。その違いは一体どんなものかを見ていきましょう。

2-1.真性女性化乳房

女性ホルモンの影響や、思春期や更年期のホルモンバランスの崩れ、肝機能の低下や、服用している薬の副作用などにより、女性ホルモンが増加し、乳腺が発達し、乳房が大きくなってしまった状態のことを言います。

2-2.偽性女性化乳房

過去に肥満状態だったが現在は痩せている場合にみられる症状で、肥満時に胸部についた脂肪が定着したままになってしまった状態を指します。偽性女性化乳房は、自然に治癒するケースが多いようです。

2-3.混合性女性化乳房

真性女性化乳房と、偽性女性化乳房の両方の症状が併発した状態です。

3.女性化乳房になりやすい年齢

次に女性化乳房になりやすい年齢について見てみましょう。女性化乳房になりやすい年齢はあるのでしょうか。

3-1.乳児期、思春期

乳児期や思春期に乳房が肥大化するのは、ホルモンの作用による生理的なものが起因しており、異変が認められてから6カ月から2年以内に自然消滅するケースがほとんどです。

3-2.成人で50代から70代

発症する可能性は3,000人に1人であり、非常に希少な病状です。
男性は男性ホルモン、女性ホルモンの両方が分泌していますが、加齢が進むと男性ホルモンの分泌が低下し、女性ホルモンが過剰に分泌されることがあります。ホルモンバランスが崩れることから、女性化乳房が発症してしまうようです。

女性化乳房は、それ自体は人体には無害とされていますが、下記の病気が原因の場合、注意が必要です。

乳がん/脳下垂体、副腎甲状腺、睾丸の腫瘍/臓器のがん/糖尿病、栄養失調

これらの疾病を抱えた方で女性化乳房の症状が見られる場合は、頭部や胸部のX線検査、肝機能や尿検査、ホルモン検査などを受けるようにしてください。

4.男性が女性化乳房になる原因

女性化乳房が発症する原因は、ホルモンバランスの乱れの他、薬の副作用や過去の肥満などが考えられます。

4-1.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れというと、主に女性の身体に見られるものと思われがちですが、男性にもその兆候は見て取れます。男性も微量ではありますが、女性ホルモンを分泌しています。その女性ホルモンがバランスを乱し、エストロゲンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌されることで女性化乳房が発症するケースがあります。

4-2.服用中の薬の副作用

持病をお持ちの方で、日常、服用している薬の副作用で、女性化乳房を発症してしまうことがあります。では、どのような薬が副作用を引き起こすのでしょうか。

主に、下記の薬の副採用が女性化乳房の一因とされています。

利尿剤/血管拡張剤/降圧剤/消化性潰瘍剤/向精神薬/性腺ステロイド薬/その他、エストロゲンが分泌される成分を含むもの

これらの薬剤を長期間、服用している方は定期的に血液検査を受けるようにしてください。

4-3.過去に肥満していて、現在は痩せているケース

過去に肥満体形で、現在は痩せている方で、胸部に脂肪が付着したまま、女性化乳房と化してしまったケースです。この場合は、部位を圧迫しても痛みはなく、単なる脂肪の蓄積ですので、あまり深刻に考える必要はないのではないでしょうか。

5.女性化乳房の治療が必要な人

たいていの男性にとって胸のふくらみは気になるものと思われますが、なかでも特に女性化乳房の治療をした方がいいとされるのはどんな方でしょうか。
他の疾患が懸念される方以外の、真性女性化乳房及び偽性女性化乳房で、本格的な治療を受ける事が望ましいのは下記のような方々です。

5-1.肥満と共に胸の肥大が気になる方

肥満するとともに胸の膨らみを意識しはじめ、人目が気になって以前ほど毎日を気持ちよく過ごせなくなってきたという方もいるのではないでしょうか。太ってしまったのは自己責任ですが、それでもこのように、胸が目立ってしまうのを恥ずかしいと思う方は非常に多いです。

この場合、ダイエットにより脂肪を減少させることもできますが、時間と労力がかかりますし、万が一ダイエットに成功しても胸の脂肪だけ残ってしまう可能性もあります。
こうして、いつまでも胸の膨らみが原因でコンプレックスを抱えることになれば、精神衛生上も好ましいこととは言えません。そうなる前に、思い切って女性化乳房の治療を受けることも考慮してみてはいかがでしょうか。

5-2.胸が気になってTシャツが着られない方

汗ばむ季節になると、Tシャツ一枚で外出する機会も増えるでしょう。女性化乳房を抱えた男性には、Tシャツ姿に憧れるもものの、胸の膨らみが気になってTシャツ1枚で外出できない方が少なくありません。ボディラインに敏感になるのは、女性ばかりではありません。女性化乳房のために、自分の身体に自信が持てないのも切ない話です。施術により、積極的に人前に出られる身体を取りもどすのも良いかもしれません。

5-3.思春期から胸が肥大化し始めた方

思春期から胸が肥大化する場合は、偽性女性化乳房の可能性が高いようです。このケースは、胸が膨らみ始めてから6ケ月、長くても2年ほどで脂肪は消滅して元通りになるパターンがほとんどです。しかし、まれに成人しても肥大化した胸が正常に戻らないこともあります。そうなれば自力で解決することは難しいので、医師の診断を仰いで施術も視野に入れるべきでしょう。

6.女性化乳房の検査と治療の流れ

ここからは、女性化乳房の施術を実際に受ける上での流れを追っていくことにします。あくまでも一例になりますが、ご自身が施術を受ける際の参考にしてください。

6-1.施術する部位の写真撮影

施術前の部位の状態を写真に収め、カルテ用に保存しておきます。美容外科は「美容」を目的としたものなので、一般的な外科とは違います。術前の写真を撮ることで、ビフォーアフターの違いがよく分かります。

6-2.施術前の検査

施術前の検査内容は、血液採取、レントゲン、血圧・脈拍の測定などです。施術時間によっては術前の食事制限や、薬の服用を控えるなどの制約が生じますので、事前に確認するようにしてください。

6-3.施術開始:真性女性化乳房のケース

真性女性化乳房の場合は、乳酸脂肪切除法を行います。傷跡が目立ちにくい乳輪に沿って3センチ程度を切開し、肥大した脂肪や乳酸を除去します。
デスクワーク程度の仕事なら翌日から職場復帰が可能です。

6-4.施術開始:偽性女性化乳房のケース

「偽性女性化乳房」の場合は脂肪を吸引して、男らしい胸板をつくります。
こちらも真性女性化乳房と同様、デスクワークなどの仕事なら翌日から復帰できます。

6-5.施術後の処置

施術の流れが一通り把握できたら、今度は術後にどのような処置が必要か見ておきましょう。

  • 施術直後・・・看護師が施術後の生活の注意やご自宅でのケア方法、処方薬の説明をします。
  • 術後2~3日・・・患部の出血を抑えるため、安静にしていることが肝要です。筋肉痛程度に痛みは感じるでしょうが、内服薬の利用で抑えることができます。
  • 術後1週間・・・内出血はまだ完全には治まりませんが、むくみも取れて、乳房の膨らみも目立たなくなっていることが目で確認できるでしょう。
  • 術後2週間・・・このころには、内出血も完全に消えているでしょう。まだ筋肉の萎縮は治まりませんが、ここまでくると、胸のむくみも解消されていることでしょう。
  • 術後1カ月・・・施術から一カ月経つころまでは筋肉は委縮した状態で、皮膚の収縮も始まっていません。一か月を過ぎたこのあたりから、筋肉の収縮が改善されはじめ、皮膚の収縮がさかんになり、たるみも解消されるでしょう。
  • 術後3カ月・・・3カ月も経つと、皮膚のツッパリ感は多少残るものの、皮膚のたるみや内出血は完全に消失し、胸部は完全に改善していることでしょう。

7.女性化乳房の治療にかかる費用と保険適用

7-1.女性化乳房施術にかかる費用

女性化乳房の施術を思い立った時、まず頭に浮かぶのは費用のことではないでしょうか。
今回、女性化乳房の施術を行っているクリニックをランダムに選び、費用の下限と上限の金額を調べてみました。

尚、大学病院などの保険適応で施術を受けたい方は、人によって胸の大きさや状態も違うため、直接診察してもらうことでしか、費用を確認できません。

真性女性化乳房あ 400,000円から746,000円
偽性女性化乳房 350,000円から570,000円
混合性女性化乳房 800,000円から1,060,000円

女性化乳房の施術を扱っているクリニックは数が少なく、また高度な技術を求められるため、一般的な美容整形手術に比べて高額である感は否めせん。さらに費用にも開きが生じているのは、アフターケアがどれだけ充実しているかによるでしょう。

女性化乳房の施術が気にかかったら、まずは信頼できるクリニックの医師のカウンセリングを受け、技術内容と費用を見比べて、納得のいくまで検討してみてください。

7-2.保険診療か自費診療か

女性化乳房の施術は医療行為である以上、保険適用の対象にはならないのでしょうか。

実際のところ保険適用で施術を行う医院は多くはありませんが、いくつか見受けられます。ただこの場合、保険適用の対象となるのは真性女性化乳房の施術のみであり、偽性女性化乳房施術は適用外となります。また、保険診療を行っている医院での施術をお考えなら、施術後の仕上がりにあまり期待は持たないことです。

ここで把握しておかなければならないのは、同じ女性化乳房施術でも、美容外科と保険が適用される医院では、真性女性化乳房の捉え方が違うということです。
美容外科での施術と違い保険適応の病院で行う手術というのは、あくまでも身体にとって有害なものを除去するという考えの元で行っているため、もしも術後に大きく傷跡が残ってしまったとしても、身体に異常がない限り責任をとってはくれません。

以上のことを踏まえて、それでも保険適応の病院にこだわるのか、高額でも術後の仕上がりにまでこだわった自費診療の美容外科を選ぶか、ご自身で判断してみてください。

8.まとめ

女性化乳房とはどのような症状かにはじまり、その原因、施術の流れと費用の相場について詳しく説明しました。女性化乳房の施術は、とても難易度が高く、それだけに高度な技術力と経験を併せ持つ医師を選ぶことが重要になってきます。

また、女性化乳房だけに限らず、美容外科で施術を受ける際は、自分に合った信頼できるドクターを選ぶことが重要です。そのためには、できる限り情報を集めて実際にクリニックに向かい、しっかりとカウンセリングを受けましょう。

たくさんの情報を集めて知識を蓄え、ご自身が満足のいく施術を受けましょう。

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脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
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