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どっちを受けるべき? 韓国の脂肪吸引と脂肪溶解注射を比較してみた

2020.05.12 12:22

脂肪を除去する施術には、脂肪溶解注射と脂肪吸引があり、どちらも人気の施術です。なかには費用面や技術面を考慮して、韓国で受けることを視野に入れている方も多いのではないでしょうか。
そこで出てくるのが「脂肪吸引と脂肪溶解どっちが良いの?」というお悩みだと思います。

個人的には、

  • 『費用・手軽さ重視なら、脂肪溶解注射』
  • 『効果重視なら、脂肪吸引』

と考えています。

今回は、韓国に行くなら脂肪吸引か脂肪溶解注射のどちらが良いのかを比較していただくために、各施術の特徴や効果、韓国のクリニックの費用について調べてみました。

まずは、脂肪溶解注射からご説明していきます。
脂肪溶解注射が受けられる韓国のクリニックについては「脂肪溶解注射ができる韓国のクリニック」、脂肪吸引の詳細については「脂肪吸引とは」をご覧ください。

【モッズクリニックとは】
東京・銀座にある脂肪吸引・注入クリニック。
脂肪吸引と豊胸の症例は全て合わせると10,000件以上。HPで公開中の症例は1,500件以上。
脂肪吸引・注入に関する古い情報や間違った情報を正すべく、YouTubeなどでも積極的に情報を発信中。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは、気になる部分に薬剤を注入し、脂肪細胞を溶解させる方法です。別名「メソセラピー」とも呼ばれます。
溶解された脂肪は、血液やリンパの流れに乗って老廃物と一緒に排出される仕組みです。

メリット

脂肪吸引と比べると効果の即効性はありませんが、一回の施術にかかる費用が安いのがメリットです。メスを使わない手軽さから「プチ整形」とも呼ばれています。

デメリット

脂肪溶解注射は、施術を繰り返すことで効果を実感できるもの。そのため、効果を実感するには施術を複数回受ける必要があります(3〜5回が目安)。
頻繁に韓国に行く方はその都度受けるか、2回目以降は日本のクリニックで受けることになるでしょう。

脂肪溶解注射のメリットとデメリットをご紹介しました。手軽な反面、繰り返し施術を受けないと効果が実感できないので、ほとんどの方は日本で2回目以上の施術を受けることになりそうです。
韓国に旅行に行くついでに受けてみて、良ければ日本で受けるのもアリだと思います。

ここでは、脂肪溶解注射を行っている韓国のクリニックを2つご紹介します(コネスト調べ)。

REYOUNGクリニック 建大店

脂肪吸引や脂肪移植を得意としており、院長が開発した独自の脂肪溶解注射を行うクリニックです。院内に日本語の対応ができるコーディネーターが常駐しているので、通訳を雇う必要はありません。

費用

こちらでは、コネスト表記の費用をご紹介しています。

※特別費用の記載あり

施術名 費用 目安量
リヤング脂肪溶解注射 70,000ウォン〜
(1アンプル 5cc)
太もも:10アンプル
二の腕:4~6アンプル
腹部:6~8アンプル
ふくらはぎ:5~6アンプル
レッド脂肪溶解注射 50.000ウォン〜
(1アンプル 5cc)
太もも:10アンプル
二の腕:4~6アンプル
腹部:6~8アンプル
ふくらはぎ:5~6アンプル
アキュ注射 150,000ウォン 顔:2アンプル
Fat See脂肪溶解注射
※脂肪溶解注射Fat Seeを注入後、脂肪を吸引。
600,000〜1,200,000ウォン 太もも、腹部:6~8アンプル
900,000~1,200,000ウォン
二の腕、ふくらはぎ:4~6アンプル
600,000~900,000ウォン

アルムダウン・ミタム医院

アルムダウン・ミタム医院は、糸リフトやヒアルロン酸注入等のアンチエイジング施術から水光注射、レーザー等の皮膚管理まで、メニューが豊富なクリニックです。
こちらも院内に日本語の対応ができるコーディネーターが常駐しているので、通訳を雇う必要はありません。

費用

こちらでは、コネスト表記の費用をご紹介しています。
なお、体への注入の料金表記がなかったので、取り扱っていない可能性があります。

※特別費用の記載あり

施術名 費用 目安量
小顔(輪郭)注射 1cc 60,000ウォン→30,000ウォン ・Vライン 約6~10cc
・顎下 約3~10cc
1cc 30,000ウォンの場合、10cc注入すると300,000ウォン(日本円で約3万円)となります。太ももやお腹などの範囲が広いパーツは注入量が多くなり、それに伴って費用も高くなるようです。
なお、上でご紹介したクリニックは日本語対応が可能なので、言葉の壁は問題なさそうですね。日本から施術を受けに来る方の増加に伴って、日本語対応可能なクリニックも増えているのでしょう。

脂肪吸引とは

脂肪吸引は、カニューレという管を挿入して脂肪を吸引する方法です。

メリット

1度の施術で効果を実感できるので、脂肪溶解注射のように繰り返し施術を受ける必要がありません。
なお、韓国では、日本で認可されていない機器が導入されているクリニックも多いようです。日本で受けると高額な手術も、韓国では安く受けられるケースがあります。

デメリット

脂肪吸引の仕上がりは医師の技術に依存します。医師選びやクリニック選びに失敗すると凸凹した仕上がりになったり、効果がなかったりする可能性があります。
また、脂肪吸引は術後に腫れや内出血などのダウンタイム症状が現れます。アフターケアを受けるためにも、その期間中は韓国に滞在しなければなりません。

脂肪吸引のメリットとデメリットについてはご理解いただけましたでしょうか。
脂肪溶解注射のように繰り返し施術を受ける必要がない脂肪吸引ですが、韓国で受ける場合は長期滞在が必須です。
また、脂肪吸引は医師の技術に左右される施術です。費用や手軽さではなく、技術が高くて信頼できる医師がいるクリニックを選んでくださいね。これは日本でも韓国でも同様です。

脂肪吸引を得意とする韓国のクリニック

ここでは、韓国で人気の脂肪吸引を受けられるクリニックをご紹介します(コネスト調べ)。
韓国の脂肪吸引費用については、他の記事「韓国の脂肪吸引の値段は本当に安いのか?〜日本の相場と比較して分かったこと〜」でも詳しくご紹介しています。

フレッシュ整形外科・皮膚科

フレッシュ整形外科・皮膚科は脂肪整形を得意とするクリニックで、非常に多い症例数があります。経験豊富な院長自ら、施術を行ってくれるようです。

費用

コネスト表記の費用をご紹介します。

部位 費用
前の頬骨、頬、二重あご 3,850,000 ウォン
腹部( 上、下) 4,400,000 ウォン
腹部( 上、下)/脇腹+ラブハンドル 7,700,000 ウォン
太もも(膝の上まで) 5,060,000 ウォン
太もも(膝の上まで)+シャネルライン 6,710,000 ウォン
腕全体 3,300,000 ウォン
背中全体 5,060,000 ウォン
副乳腺 1,650,000 ウォン
ふくらはぎ全体 4,345,000 ウォン
お尻 5,500,000 ウォン

狎鴎亭 TOP LINE 整形外科

狎鴎亭(アックジョン) TOP LINE 整形外科は、大量に脂肪を吸引してくれることに定評がある、脂肪吸引専門クリニックです。脂肪吸引専門クリニックなので、安心して施術を受けられるでしょう。

費用

コネスト表記の費用をご紹介します。

部位 費用
太もも 50〜60kg 9,350,000 ウォン
太もも 60〜70kg 10,450,000 ウォン
太もも 70〜80kg 11,550,000 ウォン
太もも 80kg以上 15,400,000 ウォン
二の腕 50〜60kg 7,150,000 ウォン
二の腕 60〜70kg 8,250,000 ウォン
二の腕 70〜80kg 9,350,000 ウォン
二の腕 80kg以上 11,550,000 ウォン
腹部  50〜60kg 8,800,000 ウォン
腹部  60〜70kg 9,900,000 ウォン
腹部  70〜80kg 11,000,000 ウォン
腹部  80kg以上 13,200,000 ウォン
体型に限らず料金が一律設定されている日本とは違い、体重によって料金が変動するクリニックも多いようです。
なお、上記のクリニックよりも安い金額設定がされているクリニックもありました。金額は部位によってまちまちですが、韓国の脂肪吸引の費用は20〜100万円程度が相場と考えられます。

脂肪溶解注射と脂肪吸引の違い

脂肪溶解注射と脂肪吸引の違いについてまとめてみました。

脂肪溶解注射

  • ・注入による施術なので比較的手軽に受けられる
  • ・効果の即効性がなく、複数回受ける必要がある
  • ・長期滞在の必要はないものの、2回目以降は再度韓国で受けるか、日本で受けることになる
  • ・韓国の場合、1部位への注射で3~10万円程度(複数回受ける場合は、3〜10万円×回数分)
  • ・お試し感覚、費用重視なら脂肪溶解注射

脂肪吸引

  • ・1度の施術で効果を実感できる
  • ・脂肪溶解注射に比べてダウンタイムが長い
  • ・アフターケアを受けるために韓国への長期滞在が必要
  • ・韓国の場合、手術費用は20~100万円程度
  • ・効果重視なら脂肪吸引
改めて比べてみると、かなりの違いがあることが分かりますよね。
手軽さで言えば脂肪溶解注射ですが、回数を重ねる必要があるので、どちらを受けてもそれなりの金額になると感じています。
個人的には、脂肪が少し気になる程度であれば脂肪溶解注射、太ももやお腹、二の腕などを大きく変化をさせたい(ガッツリ脂肪を取りたい)のであれば脂肪吸引が適していると思います。
もし私が韓国でどちらかを受けるとしたら、一回で済ませたい&効果を実感したいので、脂肪吸引を選択します。

まとめ

脂肪溶解注射と脂肪吸引、どちらにもメリットとデメリットがあることはお分かりいただけたかと思います。まずはお悩みの部分がどんな状態なのか、脂肪はどれくらいついているのか、費用はどれくらいで考えているかなどで適応施術が異なります。
どちらが適しているかは、カウンセリング時にドクターより説明があるはずです。まずはメールなどで「どっちを受けようか悩んでいる」と、相談してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修医師

長野寛史 院長

モッズクリニック 院長長野 寛史

患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。

経歴

  1. 1982年岩手県生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    亀田総合病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2012年THE CLINIC 入職
  5. 2013年THE CLINI 福岡院 就任
  6. 2015年THE CLINIC 東京院 就任
  7. 2016年モッズクリニック 開院

所属学会・資格