脂肪吸引後におすすめのガードルと使い方の注意点まとめ

脂肪吸引後におすすめのガードルと使い方の注意点まとめ

脂肪吸引後に圧迫を行わない人はいないということからも分かるように必ず必要なプロセスです。圧迫することで内出血、むくみ、硬縮などの症状が軽減されます。

また、脂肪吸引後に最も効果を得るための一歩として、手術によって薄くなっている脂肪層をその状態の薄さで完成させることが重要です。圧迫が適切でないとせっかく薄くなっている脂肪層に繊維組織が入って皮膚が凸凹になってしまうリスクがあります。

圧迫の手段としてストッキング、ガードル、サポーターなどの圧迫装具がありますが、ここではガードルについての詳しくお話します。

1. 脂肪吸引後にオススメのガードル

ガードルには使いやすかったりそうでなかったりするもの、圧迫の度合いを簡単に変えられるものなど特徴がありますが、基本的にはクリニックで勧められたものを医師のアドバイスに沿って使用するのが一番です。

ガードル選びはあなたにとって適切なサイズ(脂肪吸引後痩せたサイズに適した)、圧迫が適切にできる(ダウンタイムにおいて)、自分独りで圧迫しやすいか、長時間使っても素材の機能が落ちにくい素材、などがポイントです。クリニックが選ぶものは適切な基準を満たしており、簡単にネットショッピングで買えないクオリティの高いものを扱っています。

脂肪吸引を受けたことのない方は何が適切な圧迫なのかほとんど分からないでしょうし、使用している途中でも「これでいのかな?」と不安になることもあるでしょう。

圧迫という過程は仕上がりに影響するので重要です。自分の適切なサイズを判断するのは難しい部分もありますので、事前に圧迫下着を用意してくれるかどうかクリニックに確認してみても良いでしょう。

しかしクリニックによっては扱っていないこともありガードルを支給しないこともあります。その場合は推奨する商品を教えてくれることもあるようです。ネットで脂肪吸引後専用のガードルなどが販売されています。自分が用意したもの、これから買おうとしているものが自分に適しているかを相談すればアドバイスをしてくれるでしょう。

ガードルでとても不便になってくるものは、お尻、お腹、太ももの脂肪吸引をした時に装着する下半身ようのガードルでしょう。

何故不便かというとお手洗いで排泄する際に脱いだり装着したりといった動作が術後は体に負担がかかり、3日目まではその動作だけで張り裂けるような痛みを伴うからです。

そのため、股割れガードルというものをお勧めします。股の部分が自在に開封できるようになっているため、その部分を開け閉めすれば簡単に排泄ができるようになっています。術後はこのようなガードルのみで固定することもありますし、初めだけ穴の開いたもの、その後はタイツタイプの圧迫用下着を勧めるクリニックもあります。

また、圧迫固定は通常下着の下に着用します。太ももの圧迫に使うガードルは歩行時に下にずれてきて太ももの付け根が適切に圧迫できないことがあります。下にずれてきたと気づいたら一回一回直しましょう。

2. 脂肪吸引後にガードルで圧迫が必要な理由

術後のガードルの役割にはどのようなものがあるのでしょうか。下記の3つが主な理由になります。

2-1. 吸引後の出血を止め、腫れを押さえる役割

術後に出血がそれほどなくても体内では少量ずつ出血しています。そのことにより内出血や腫れがひどくなりダウンタイムが長引くこともあります。出血を抑止するために、術後直後は早めに圧迫して出血を止めるのが非常に重要です。

2-2. ダウンタイム軽減の役割

ダウンタイム軽減の役割として主に3つあります。

まず、水分の排出、血液循環を良くする効果があります。特に術後は麻酔に使用した薬剤が体内に滞留しているためむくみやすく、むくみが皮膚内を圧迫することにより痛みにも繋がります。その薬剤を早めに体内から排出するためにも圧迫により血液、水分の循環が良くなり排出されやすくなります。

次に、痛みを軽減する役割もあります。施術後は皮膚の中は脂肪が急になくなったため凹凸ができています。体を動かすことで患部に刺激が起こります。そこで圧迫固定をすると、皮膚の動きを制限し、痛みを軽減することができます。

術後は痛みが酷い期間は3日までであることがほとんどです。その後も痛みは残りますが鎮痛剤は必要のないくらいの痛さです。この時期からはなるべく無理のない範囲で面倒くさがらずに動くことが大事です。血流を良くするため、 余計な水分を効率よく体外に排出するためです。痛みがあるとどうしても動作がしにくく日常生活に支障がでますので、なるべく早く仕事復帰して不快感を無くせたら良いと思いませんか?

最後に、圧迫固定することで硬縮の症状を軽減し仕上がりを綺麗にできるメリットがあります。吸引後皮膚内に起きた凹凸は目に見えてボコボコと目立ちます。離れた細胞同士をくっ付けるために圧迫が活躍し、ボディラインを形成していきます。

役割には主にこのようなものがありますので、適切に行いたいものです。まれなケースではありますが、全体の数パーセントに、正しく圧迫していなかったことにより仕上がりが凸凹になってしまったという声もあります。もちろんこれの原因として医師の技術不足、脂肪を取りすぎてしまった、均一に吸引できなかった、なども挙げられますが、圧迫固定を適切に行えていなかったということも大いに考えられます。

圧迫が不十分だと薄くなった脂肪層に繊維の組織が入り込み凸凹とした状態で仕上がりを進めていくことになります。特に注意すべきなのは圧迫を広い面で行うことです。コツを掴むのは非常に難しいかもしれませんので最初に医師のアドバイスをきちんと聞くことでしょう。それでも途中で分らなくなったら早めに医師に相談しましょう。

3. 脂肪吸引後のガードルはいつまで着用すればいいの?

圧迫は1~3か月行います。圧迫期間はクリニックにより指示内容が違うかもしれませんが、圧迫が必要ないということは絶対にありません。その方の脂肪の吸引量など個人差がありますが、1ヶ月しておけば大丈夫です、と指導する場合もあれば3ヶ月きちんと続けて下さいと言われることもあります。

どのような状態であっても、3ヶ月行って損をすることはないでしょう。脂肪吸引の仕上がりは遅くて半年かかると言われており、その期間体は徐々に完成に向かっていきますが、完全に仕上がりとなるのは半年と考えてもよいでしょう。その半分の期間を圧迫するのは合理的だと感じませんか?

脂肪吸引にはかなりの費用をかけて挑まれる方が多いと思います。できるだけ理想的で最大限の仕上がりを手に入れるために、確かに面倒なケアではありますが、たとえ1か月で終わってもいいですよと言われても2~3ヶ月続けることはメリットになるでしょう。初めは確かに違和感があって億劫に感じます。特に夏だとかなり暑くて不快感があるかもしれませんが、できる範囲で構わないので頑張って続けましょう。

特に術後の1ヶ月以内は皮膚が回復しようとしている非常に大事な期間のため24時間圧迫し続けることが推奨されています。

4. ガードルがきつくて痛い!圧迫しすぎは逆効果?

圧迫は適切な強さで行うべきですが、どのくらいの度合いが丁度良いのでしょうか。圧迫は痛すぎずピタッとした状態で行うことが大事です。

あなたのいつも着ているサイズがMサイズだとしたら、圧迫はSサイズを選びます。普段着ている洋服の1~2サイズ下を選びます。

市販のむくみ防止のストッキングを使用された方はそれよりも圧の強いものを選ぶと考えましょう。痛みや痺れが出るまでではないけれども適度にきつさを感じられる方が、痛みが楽になりむくみや内出血が緩和されます。あまり強すぎると血行が悪くなり治りが遅くなってしまいますので注意してください。

敏感肌の方はなるべく通気性が良いものを選んでください。合わない素材や付属テープなどで肌に摩擦を起こし赤くなる、かゆみがでるなどの症状が出ることがあります。悪化すると色素沈着になってしまうこともありますので、痒み、赤みが酷くなってきたら担当医に相談しましょう。皮膚がそのようになってしまったからと言って勝手に圧迫を弱くして着用すると効果が十分でないこともあるので、自己判断しないようにしましょう。

施術後時間の経過と共に脂肪吸引の効果が出てきて、圧迫がゆるくなってくることもあります。ガードルをワンサイズ小さいものに替えてもよいですが、その際ピタッとした下着を圧迫の下に着たり、太ももの場合は市販のむくみ予防タイツをその上から履くと圧迫を強化できるでしょう。

5. ガードルとストッキングの圧迫は何が違う?

ガードルは主に太もも内側、前側、ひざの脂肪吸引に適しており、ふくらはぎ、足首にはストッキングが使用されますので部位によって使用を分けています。ですが併用も推奨されています。

例えば、吸引後2週間まではガードルで固定、痛みがなくなってきた時期に着圧タイツを使用する、使い分けるということもできます。着圧タイツは負担をかけ過ぎないため日常生活がより楽になるようです。脂肪吸引後は施術部分の状態も症状も変わって来るので下記のような時系列に沿って使い分けをするのも1つの方法です。参考になさってみてください。

例:太ももの場合

術後直後から3日目:股の開け閉めが可能なガードルを使用

3日目から7日目:ガードルとタイツを両方履く

7日目から1か月:ガードルとタイツを両方履き、日中にガードルを履くのが無理そうならねる時だけ両方履く

1ヶ月後:タイツのみ着用

6. まとめ

脂肪吸引の施術後は圧迫が非常に大事ということをお分かりいただけましたか?

特に、術後直後から使用するガードルは皮膚にそのまま密着することから良い素材、通気性の良いものであることが重要です。また衛生面には特に気を付け、夏などは汗をかいてかぶれの原因とならないよう気を付けましょう。

ガードルでの圧迫は強さの度合いの調整が一番感覚的に掴みにくいと思いますので、医師の指導の下どのくらいが適切なのかをきちんと教わりましょう。