脂肪吸引にはどのくらいの期間が必要?術後の経過や術前の準備期間にすべきこととは?

脂肪吸引にはどのくらいの期間が必要?術後の経過や術前の準備期間にすべきこととは?

脂肪吸引をすればすぐに理想のスタイルが手に入るというわけではありません。手術後は、ダウンタイムという回復期間が必要で、その時にはさまざまな症状があらわれます。

脂肪吸引を受ける方にとって一番の不安要素となる術後のダウンタイム、一般的にどのような経過になり、完成までにはどのくらいの期間が必要になるのかを詳しくご説明します。

また、手術前にしておくべき準備や、信頼できるクリニック選びのポイントもご紹介しています。満足いく脂肪吸引のために、是非参考にしてみてください。

この記事でわかること

1. 脂肪吸引で痩せるために必要な期間

1-1. 脂肪吸引の完成の目安は?

脂肪吸引は、手術を受ければそれですぐに完成と言うわけではありません。個人差がありますが、脂肪吸引手術が完成する期間の目安は「約6ヶ月」です。

それよりも早く効果を実感する方も多いです。しかし、脂肪吸引の完成度は手術後約1ヶ月で60%、2~3ヶ月で80%、6ヶ月で90~100%の仕上がりになるといわれています。

脂肪吸引手術後は吸引した脂肪の周りの組織がダメージを受けるため、そのダメージが完全に回復するまでは完成とは言えないのです。

1-2. 脂肪吸引完成までに期間がかかる理由

脂肪吸引を受けると、その部分は炎症を起こして腫れたり、手術時に出た血液が皮膚表面近くへ移動して青あざのような内出血が起こります。また、血のめぐりが悪くなるので体の中の水分がうまく排出できずにむくむなど症状が出ます。

物理的に脂肪を取り除くため、なかには術後すぐに細くなったと感じる方もいます。しかしそんな方でも、症状の程度には個人差はありますが、炎症による腫れやむくみは必ず起こります。酷い方では、腫れやむくみによって、脂肪吸引手術を受ける前よりも太ってしまったと感じる方もいます。

腫れやむくみ、内出血が落ち着いても、完成にはまだ時間がかかります。脂肪吸引によって脂肪を取り除くと、元々脂肪のあった部分が空洞になります。周りの組織同士がきちんとくっついて定着するまでしっかりとケアを行わなければいけません。

組織同士がくっついて回復する過程では、皮膚が硬くなったりつっぱる感じが出るようになります。この間にアフターケアがおざなりになってしまうと、硬い部分が残ったり、皮膚の表面がでこぼこするなど綺麗に完成させることができません。

1-3. 脂肪吸引後は丁寧なアフターケアを

皮膚のつっぱり感がなくなり、柔らかさが戻ってはじめて、脂肪吸引が完成したと言えます。脂肪吸引後のさまざまな症状が出るダウンタイムを経て、脂肪吸引が完全に完成するまでには約6ヶ月間ほどかかります。

この期間には個人差がありますので、もっと早く完成する方もいれば、もっと時間がかかる方もいます。早い方では約3ヶ月程度、遅い方では1年ほどかかる場合もあります。

また、ダウンタイムの過ごし方や、脂肪吸引手術を受ける部位によっても完成までの期間は変わります。目安の期間を当てにしすぎず、必ず手術を担当してもらった医師やクリニックのカウンセラーの診断を受けるようにしてください。

経過を見て、患者一人ひとりに合わせた的確な指導やアドバイスをしてくれるので、きちんと従い、自己判断をしないようにしましょう。

2. 効果はいつ実感できる?脂肪吸引後に細くなる時期

2-1. 腫れやむくみがひくと効果が出てくる

脂肪吸引では、体の中の脂肪を物理的に取り除くため手術後すぐに細くなったと効果を実感できる方もいます。ただし、お伝えしたとおり、程度には個人差がありますが手術後には必ず腫れやむくみといった症状が出ます。

手術後すぐは腫れやむくみがピークの状態ではないので、ピークとなる手術後1週間前後は腫れやむくみで手術前よりも太ったと感じる方もいます。そういった方でも、腫れやむくみがひいてくると徐々に効果を実感できるようになります。

腫れやむくみがひいてくるのは、手術後だいたい1週間から2週間程度経ったあたりです。この時点で、脂肪吸引手術を受ける前と同じくらいになったと感じる方が多いようです。

2-2. 手術後1ヶ月でほとんどの人が効果を実感

手術後1ヶ月が経つと60%ほどの仕上がりとなり、手術を受けたほとんどの方が効果を実感します。この頃になると、脂肪吸引部分に着用していた圧迫下着を外す許可がおります。

皮膚が硬くなったりつっぱり感があり、強く押したり激しく動かすと痛みが出ることもありますが、ほとんど支障なく生活できるようになります。硬い部分やつっぱり感をなくすために、この頃から本格的にアフターケアが始まります。

まだ完成しているわけではないので、今後さらに効果を出すために多くのクリニックではできる限り圧迫を続けるように指導されることもあります。クリニックからの指導がなくても、圧迫してマイナスになることはないので支障が出ない程度では圧迫を続ける方が良いでしょう。

2-3. 手術後2~3ヶ月で80%の仕上がり

脂肪吸引手術後2~3ヶ月が経つと、仕上がりは80%程度になります。この頃には脂肪吸引前よりも細くなったというのがはっきりとわかるようになってきます。

ダウンタイム期間中にあらわれる腫れや内出血、むくみはほとんど気にならなくなり、皮膚の硬さやつっぱり感も改善されていきます。この頃になると、脂肪吸引前の生活とほとんど同じような生活が送れるようになっているでしょう。

脂肪吸引をした部分のしびれや皮膚感覚に違和感が残っている場合もありますが、時間とともに改善されていくので安心してください。圧迫下着は、生活に支障の出ない程度でこの時期まではつけておくことをおすすめします。

見た目にはほぼ完成に近づいている状態ですが、まだしっかりと定着しきっていない状態です。自己判断でアフターケアを終了するなどしないようにしましょう。

2-4. 手術後6ヶ月で明らかな効果を実感

脂肪吸引手術後、ダウンタイムやアフターケアの期間を経て6ヶ月程度経った頃には、脂肪吸引前よりも明らかに細くなったと実感できるでしょう。アフターケアを丁寧に行っていれば、この頃には術後2~3ヶ月程度で感じていた皮膚の硬さやつっぱり感もほとんどなくなっています。しびれや皮膚表面の違和感もなくなります。

ほとんどの方はこの時点で脂肪吸引手術は完成している状態になりますが、人によっては1年ほどかかってしまう方もいます。なかなか効果を実感できない場合は、手術を担当してもらった医師にも一度相談してみましょう。

2-5. 6ヶ月経っても効果が実感できない場合は

ほとんどの方が脂肪吸引を受けてから6ヶ月で明らかな効果を実感します。しかし、6ヶ月経っても効果が得られないという方もいらっしゃいます。そういった場合は、生活習慣を見直してみましょう。

残念ながら、脂肪吸引を受けたら「必ず細くなる」、「効果が持続する」というわけではありません。直接脂肪を取り除くため物理的には細くなり、脂肪細胞の数が減るので太りにくくはなります。しかし、太っていたときと同じような生活をそのまま続けていると、せっかく脂肪吸引手術を受けてもまた太ってしまう可能性があります。

カウンセリングを受けるときに、医師から「脂肪吸引した部分は半永久的に細くなった状態を維持できる」と説明を受けた方は多いでしょう。実際に、脂肪細胞の数が減るとその部分は太りにくい状態になっています。

しかしそれ以上に食事を摂っていると、効果を持続していくのは難しいといえます。単純に、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、脂肪がついてしまいます。

最初は、脂肪吸引をした部分以外のところに脂肪がつき始めますが、やがて脂肪吸引をした部分にも少しずつ脂肪はついてしまいます。

ほとんどの人が手術の効果を実感する6ヶ月以降になってもあまり細くなっていないような気がするという方は、もしかすると、摂取カロリーが多すぎるのかもしれません。脂肪吸引手術の効果をより得るためには、丁寧なアフターケアをするとともに、適度な運動や食生活の見直しも必要不可欠なのです。

3. 脂肪吸引術後の回復期間「ダウンタイム」とむくみのピーク

3-1. ダウンタイム期間中に出る症状

脂肪吸引手術後は、部位に関わらず必ずダウンタイムがあります。部位によって回復にかかる期間は若干の差があるものの、ほとんど同じと言っても良いでしょう。ダウンタイム期間には以下のような症状が出ます。

・痛み

脂肪吸引の手術中は麻酔をしているので痛みは感じません。麻酔が切れてから2時間程度は強い痛みを感じます。部位によってはじっとしていてもツライほど激しい痛みがあります。

手術後1週間までは、手術部位に関わらず痛みがあるでしょう。お腹など範囲の広い部位や太ももなど普段よく使う部分は特に強い痛みがあります。

痛みの質を例えると、運動不足の方が激しい運動をした後の強い筋肉痛のような痛みです。痛み止めの薬を飲めば我慢できる程の痛みですが、なかには薬を飲んでも強い痛みを感じる方もいます。

脂肪吸引後3週間ほど経つと、激しい運動をしたり強く押すなどしなければ痛みを感じることはなくなります。

ダウンタイム期間中は、痛みがあれば積極的に痛み止めの薬を飲むようにしましょう。薬を飲むことに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、痛みを我慢するために動く量が減ってしまうよりも、痛みを抑えて動いた方が回復が早くなります。

・腫れ

脂肪吸引で脂肪を取り除くと、周囲の組織がダメージを受けます。手術後はダメージを受けた組織が炎症を起こし、熱感を持って腫れが出ます。腫れが酷い場合は、患部を冷やすことで炎症を抑えることができます。

腫れは手術後時間とともにひいていきますが、シャワーや激しい運動で脂肪吸引した部位の血行が良くなると長引いてしまいます。

・内出血

脂肪を吸引するときには吸引する脂肪の周りの細胞が傷つき、出血します。術後、出た血液は徐々に表面へ移動していき、どこかに強くぶつけたような内出血ができます。

お腹や太ももなど、吸引する脂肪の量が多い場合は、その分傷つけてしまう細胞の量も多いので内出血はひどくなります。最初は見た目にも痛々しい状態になりますが、時間の経過とともに色が薄くなり、やがて消えていきます。

内出血は血の巡りを良くすることで回復が早くなります。アフターケアのマッサージやストレッチをきちんと行い、食事も気をつけて体を冷やすものは避けるようにしましょう。

・むくみ

程度に個人差はありますが、脂肪吸引後にはむくみの症状は必ず出ます。脂肪吸引手術では、体の中に麻酔や止血薬の入った薬剤を注入し、血液や脂肪と一緒に吸引します。その時に体の中に残った薬剤や炎症によって分泌したリンパ液がむくみとなります。

また、脂肪吸引後は血液の循環が悪くなるため、水分排出がうまくできなくなるのもむくみの原因となります。手術後すぐは腫れや圧迫によってそれほど気になりませんが、腫れがひいてくるあたりからしばらくがピークとなり、徐々に軽減されていきます。

・拘縮

脂肪吸引手術によって脂肪が除去されると、その部分に空間ができます。この空間を埋め、手術のときにダメージを受けた周りの組織が回復していくときに拘縮が起こります。皮膚が硬くなったり、皮膚表面にでこぼこができるのが拘縮の症状です。つっぱった感じが残り動かしにくくなるのも拘縮が原因です。

この症状は手術後3週間~1ヶ月程度から気になり始め、その後しばらく続きます。きちんとアフターケアを行うことで回復が早くなり、徐々に症状がなくなっていきます。

・しびれや感覚麻痺

脂肪層にある小さな神経は、脂肪吸引手術の際に脂肪と一緒に取り除かれます。これにより、しびれや皮膚表面の感覚に違和感が残るなど症状が出ます。

体とともに神経が回復していくとしびれや感覚麻痺の症状はなくなっていきます。個人差はありますが、手術後6ヶ月程度でほとんど回復し、長い方では回復に1年ほどかかる場合もあります。

・かゆみ

圧迫下着のかぶれや、手術の傷が治る過程でかゆみの症状がでることもあります。普段かぶれることがない比較的肌が強い方でも、脂肪吸引手術後は皮膚が敏感になっているため症状が出やすくなります。

ほとんどのクリニックではかゆみ止めを処方されますので、症状が出たときにはきちんと飲むようにしましょう。掻いてしまうと傷の治りが遅くなり、場合によっては傷跡が残ってしまう場合もあります。かゆみは、傷が治るとともに徐々にひいていきます。

3-2. むくみのピークは術後どのくらい?

むくみのピークは、脂肪吸引手術を受けてからだいたい7~8日後に来る方が多いようです。手術後すぐでもむくみは出ますが、痛みや腫れがひどいことや圧迫によってそれほど気になりません。

脂肪吸引手術を受けた後の2~3日が腫れのピークです。腫れは1週間ほどかけて徐々に引いていきます。腫れが落ち着くとむくみのピークになります。手術後1週間のあたりがピークで、その後1週間はひどいむくみが続きます。

最初は、脂肪吸引した部分がむくみ始めます。その後、徐々に重力によって体の中の水分が下がり、手術した部分よりも下の部位がむくむようになります。例えば、お腹の脂肪吸引をした場合は陰部や太ももまでむくみが降りていきます。

太ももやふくらはぎの脂肪吸引では特にむくみがひきにくい傾向があります。通常、1週間ほどで徐々に改善されていきますが、太ももやふくらはぎの脂肪吸引の場合は1ヶ月近く続くこともあります。また、顎や頬など顔の脂肪吸引の場合もむくみが長引きやすいようです。

冷え症気味の方は、もともと血液循環がよくないため、むくみが長引きやすくなります。水分排出を促すことで回復が早くなりますので、脂肪吸引手術後は水分を多めに摂ることを心がけましょう。マッサージやストレッチといったケアや、ゆっくりと入浴して体を温めるのも効果的です。

4. 職場復帰できるまでの期間と術後経過

脂肪吸引手術が全て完成するまでには約6ヶ月ほどの期間が必要です。しかし、その間ずっと仕事を休んでいるわけには行きません。

内出血やむくみがあっても、普段と同じように過ごすことができるまで回復すれば職場復帰は可能です。この項目では、職場復帰できるまでのだいたいの目安と、部位ごとの脂肪吸引手術の経過をまとめています。

4-1. 職場復帰の目安

脂肪吸引手術を受ける部位や、職種によっても職場復帰の目安は違います。目安としては手術後3~10日程度です。ただし、手術後すぐに職場復帰して患部に負担をかけてしまうと回復が遅くなることもありますので、具体的な日数については担当の医師と相談するようにしてください。

デスクワークなどあまり体を動かす必要のない仕事であれば、手術後3~4日程度休めば復帰できるでしょう。接客業などてきぱきと動く必要のある仕事の場合は、手術後1週間程度は休む方がいいかもしれません。力仕事の場合は、普段どおりに仕事ができるようになるまでは最低2週間程度は必要になるでしょう。

顔以外の脂肪吸引の場合、手術後最低1ヶ月間は圧迫下着を着用していなければいけません。夏場など、制服の下から圧迫下着が見えると支障が出るような仕事の場合、手術の時期を調整する必要があるでしょう。

4-2. 顔の脂肪吸引の職場復帰までの期間と経過

頬や顎の脂肪吸引の場合、早い方では手術翌日から、通常手術後3日ごろから職場復帰が可能です。顔以外の部位の脂肪吸引では、手術後は圧迫下着による圧迫を最低1ヶ月続ける必要があります。一方、顔の脂肪吸引では手術当日の24時間、クリニックによっては手術後3日間で済みます。

手術当日から2~3日は腫れがひどいですが、ある程度はマスクで隠すことができます。医師の判断で圧迫を取る許可が降りれば、手術の翌日から仕事復帰することができます。ただし、やはりできる限り圧迫は続けておく方がよいので、どうしても出勤する必要がある以外は腫れのひどい2~3日は休みを取る方がよいでしょう。

手術後1週間後程度で抜糸となります。この時点では腫れやむくみも治まっています。強く押したりつまんだりなどしない限りはほとんど痛みもありません。つっぱり感や皮膚の硬さを感じるので、しっかりとマッサージを行います。

手術後1ヶ月が経つと70%ほどの仕上がりとなります。まだしびれや皮膚表面の感覚が鈍いなどの症状が残りますが、時間とともに消えていきます。圧迫することで回復が早くなるため、食事やシャワー、外出のとき以外はフェイスバンドを着用しておくようにしましょう。

4-3. 二の腕の脂肪吸引の職場復帰までの期間と経過

二の腕の脂肪吸引では、業種にもよりますが早い方では手術の翌日から、通常手術後3日ごろから職場復帰が可能です。手術後1ヶ月は入浴時以外圧迫下着を着用していなければいけません。特に手術後2~3日は入浴を控えるように言われるので、ほとんどの方は術後3日目以降に職場復帰しています。

デスクワークなど行動量の少ない業種であれば問題ありませんが、サービス業や接客業の方は、手術後1週間は休みを取った方がいいかもしれません。手術後2~3日間で腫れはひいてきますが、1週間後まではむくみがひどく、手の甲までむくみが出る方もいらっしゃいます。

手術後2週間程度までは、つっぱり感があり腕の動作がしづらい状態です。力仕事の場合は普段どおりに仕事ができるようになるまで2~3週間ほどかかると思っておいた方がいいでしょう。

4-4. お腹の脂肪吸引の職場復帰までの期間と経過

お腹の脂肪吸引では、範囲が広く取り除く脂肪の量が多いため、職場復帰するまでに早くて手術後3~4日、通常1週間程度は休む必要があります。ただしこの時点でも痛みは強く、「痛み止めを飲めばなんとか大丈夫」というイメージです。

お腹の脂肪吸引は、手術当日の麻酔が切れてから2~3日は激しい痛みがあります。この頃は痛み止めが必須と言ってもいいでしょう。痛みや腫れで少し動くのもツライ状態です。できれば家で安静に過ごすようにしましょう。

手術後1週間ほど経つと、動かすときに痛みはありますが痛み止めを飲みながらなんとか動けるようになっています。まだ腫れがやや残っており、見た目に痛々しい内出血が目立ってきます。力仕事の方は、まだ普段どおりの仕事はできません。手術後2~3週間で、痛み止めを飲まなくても頑張れば普段どおりに動ける状態になります。

4-5. 太ももの脂肪吸引の職場復帰までの期間と経過

太ももの脂肪吸引の場合もお腹と同じく取り除く脂肪の量が多いです。さらに、太ももはどんな動作をするときにも必ず使う部位ですので、職場復帰は早くて手術後5~6日、通常10日程度見ておいたほうがよいでしょう。

手術後3~4日は強い痛みが続き、腫れも強く出ます。手術後1週間を過ぎても痛み止めを飲みながらなんとか動ける程度です。そもそも痛みや腫れで動くこと自体がツライ状態ですが、手術後あまり期間をおかずに動き回ってしまうと体に負担がかかり、回復も遅くなってしまいます。サービス業など行動量の多い職種の場合、できれば2週間は休みを取りたいところです。

太ももの脂肪吸引は、どの部位よりもダウンタイムがツライのですが、その分大きな効果が得られる部位でもあります。手術後1ヶ月後には腫れや内出血も落ち着いて手術前よりも細くなったことが実感できる方が多いです。つっぱった感じが2~3ヶ月続きますが、普段どおりの生活が送れるようになります。

5. 家族にもバレずに脂肪吸引することは可能?術後期間を乗り越える方法

脂肪吸引の効果はゆるやかにあらわれてくるため、手術を受けたことは他人にはバレづらいといえます。しかし、しばらくの間圧迫が必要で、痛みや腫れで動作がぎこちなくなるため同居している家族にもバレずに脂肪吸引するのはかなり難しいでしょう。

それでも、どうしても家族や身近な人にもバレたくないという方のために、こっそりと術後を乗り越える方法をいくつかご紹介します。

5-1. 圧迫部分は衣服で常に隠す

顔以外の脂肪吸引では、最低1ヶ月間は圧迫下着で患部を圧迫し続けなくてはいけません。圧迫下着が見えると不思議に思われてしまうため、常に隠せるような服を選んで着るようにしましょう。夏場など、薄着になるとどうしても圧迫下着が見えてしまいます。長袖を着ていても不自然でない時期を選んで脂肪吸引を受けるようにしたほうがいいかもしれません。

5-2. 自然な動作を意識する

脂肪吸引後の腫れや痛みがひいても、皮膚のつっぱり感や動きにくさが残ります。違和感のある状態では、普通に動いているつもりでも不自然に見えてしまう場合があります。自分がきちんと普段どおりに動けているか、常に意識しながら過ごしましょう。

5-3. ダイエット宣言をしておく

脂肪吸引の効果は徐々にあらわれるといっても、時間の経過とともにどんどん細くなっていくと怪しまれる可能性があります。特に、脂肪吸引した部分のみが細くなるため、何もしていないとバレてしまうかもしれません。

周りの人にダイエット宣言をし実際に食事や運動を心がけていると、脂肪吸引の効果が出始めてもバレにくいだけでなく、他の部分もバランスよく痩せられるので一石二鳥です。脂肪吸引後のリバウンドも防ぐことができます。

5-4. 海外のクリニックで脂肪吸引を受ける

一週間程度の休みを取って、海外のクリニックで脂肪吸引を受ける方法もあります。海外で手術を受けると、腫れのひどい時期に知り合いに会う可能性がありません。帰国して細くなっていても「食事があまり合わなかった」など言い訳ができるのでもっともバレにくい方法と言えるでしょう。

海外は日本よりも美容整形に対して意識が寛容です。特に韓国は美容整形を目的とした観光客が多く集まるため、衣服の下から圧迫下着が見えても気にする人はほとんどいません。周りを気にせずのびのびとダウンタイムを過ごすことができるでしょう。

5-5. 遠方のクリニックで脂肪吸引を受ける

海外で脂肪吸引を受けるのには、言葉の問題も出てくるためややハードルが高いです。その場合は、遠方のクリニックで脂肪吸引を受けることも検討しましょう。特に腫れや痛みの出る2~3日をクリニック近くのホテルで過ごすなどすれば、家族や知り合いにバレる可能性は低くなります。

ただし、日本は海外ほど美容整形に対しての意識が寛容ではありません。知らない人であるとは言え、強い腫れや内出血が見えると多少奇異の目で見られる可能性があるでしょう。

6. 効果を左右する?!脂肪吸引を受けるまでの重要な準備期間

脂肪吸引手術を受けることを決意してから、実際に手術を受けるまでにはしておくべき準備がさまざまあります。手術の安全性を高めたり、スムーズに手術をするために非常に重要ですので、手術を受けるまでにきっちりと準備しておきましょう。

6-1. 絶食、絶飲

脂肪吸引当日は、食事や飲み物を制限しなくてはいけません。食事は、クリニックへ着く6時間前から、水分は手術の2時間前から(クリニックによっては3時間前から)控えるように指示されます。

脂肪吸引手術では麻酔を使うため、安全性を高めるために胃の中を空っぽにしておく必要があります。また、手術中にトイレに行きたくなるのを防ぐために水分も控えます。

アルコールは手術の前日から控えるようにしましょう。麻酔は、アルコールと同じく肝臓で分解されます。分解は麻酔薬よりもアルコールが優先されますので、前日にアルコールを摂取すると手術当日の麻酔の分解が追いつかず、肝臓に負担をかけてしまいます。

6-2. たばこを控える

クリニックによってはたばこを控えるように指示される場合もあります。たばこに含まれるニコチンは血流を妨げる作用があります。その影響で手術後の回復が遅れる可能性が高まるため、手術前からたばこは控える方が良いでしょう。

6-3. ネイルをとっておく

脂肪吸引の手術中は、酸素濃度を測るために爪にクリップをつける場合があります。ネイルをしていると正常に測定することができないため、手術当日までに落としておく必要があります。1ヶ所だけではうまく測定できないこともあるため、最低2ヶ所以上は落としておくようにしましょう。

7. 脂肪吸引は慎重に!術後の回復期間を含めた信頼できるクリニック選びを!

脂肪吸引手術を受けるとき、クリニック選びは効果に直結するといっても過言ではありません。良い効果を得るためには良いクリニックを選ぶ必要があります。

ホームページや口コミだけで判断せず、気になるクリニックがあれば実際に足を運んでカウンセリングを受け、医師やクリニックの雰囲気を自分の目で確認しましょう。カウンセリングの際のチェックポイントをご紹介します。

7-1. クリニックのチェックポイント

カウンセリングでクリニックを訪れたときのチェックポイントです。脂肪吸引ではクリニック選びよりも医師選びが重要になりますが、「良い医師のいるクリニックは良いクリニックだ」と言っても間違いないでしょう。カウンセリングでクリニックへ出向いたときは、以下のポイントに注目して見てみましょう。

・衛生面

手術を行うクリニックでは、衛生面がかなり重要です。カウンセリングルームや待合室、トイレなども清潔に保たれているか細かくチェックしましょう。

・医師やスタッフの対応の良さ

技術が高くても、対応が悪い医師やスタッフに自分の体を預けるのはストレスになります。医師やスタッフが親切に対応してくれるか、不安な点も親身になってくれるかなど、自信を持って自分の体を任せられるクリニックかどうか判断しましょう。

・医師が直接カウンセリングを行ってくれるか

忙しいクリニックでは、「知識のあるカウンセラー」がカウンセリングを担当する場合もあります。しかし、実際に執刀するのはカウンセラーではありません。自分の手術を担当してくれる医師が直接カウンセリングしてくれるかどうかで、信頼度は変わってくるでしょう。

また、医師自身とのコミュニケーションが十分にできるかもしっかり判断しておきましょう。脂肪吸引手術では、自分の要望もきちんと医師に伝える必要があります。うまくコミュニケーションがとれないと、希望通りの結果にならないこともあります。

カウンセリング中には必ず触診して、脂肪のつき方や吸引箇所、吸引の量を細かく説明してくれる医師を選びましょう。安全性やメリットばかりではなく、リスクについてもきちんと説明する医師は信頼できます。ダウンタイムの経過など心配事があれば何でも相談して解消しておきましょう。

・手術時に麻酔科医がいるか

脂肪吸引手術では麻酔を使います。麻酔は専門的な技術が必要で非常に繊細なものです。クリニック内に麻酔科専門の医師が常駐しているか、または手術時に待機しているかは必ず確認しておきましょう。

・合併症に対して対応できる体制があるか

脂肪吸引手術の安全性は高まってきていますが、手術による合併症を引き起こす可能性はゼロではありません。万が一の際、提携している病院があるかなど、対応できる体制が整っているかどうかは非常に重要です。

・保証制度があるか

脂肪吸引が失敗する可能性は極めて低いですが、100%成功するとは言い切れません。失敗したときには、再度別の手術を受ける必要がある場合もあります。

クリニックによっては、カウンセリングで聞いていた通りの結果にならなかったときに、再手術を受けることができる保証制度を設けているクリニックもあります。費用が割高になってしまうこともありますが、万が一のことを思うと保証制度のあるクリニックを選んでいる方が安心感があります。

・定期的な検診があるか

脂肪吸引の手術後、定期的な術後検診をしてくれるクリニックを選びましょう。ダウンタイム期間中は時期によって表れる症状が違い、対処法もそれぞれです。脂肪吸引は完成までに長い期間が必要になるため、定期的な術後検診で、適切なアフターケアを指導してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

8. まとめ

脂肪吸引にかかる期間と、術後の経過や術前の準備についてご紹介しました。

最後に、脂肪吸引で効果が感じられるようになるまでの期間を簡単におさらいしておきましょう。

  • 手術後1~2週間程度の腫れやむくみがひく頃にやや効果を感じる
  • 手術後1ヶ月程度でほとんどの方が効果を実感する(完成度60%)
  • 手術後2~3ヶ月でさらに細くなったとわかる(完成度80%)
  • 手術後6ヶ月で明らかな効果が実感できる(完成度90~100%)
  • 手術後6ヶ月で効果がない場合、生活習慣を見直す必要あり

早い方では手術後すぐに効果を感じる方もいるという脂肪吸引。1ヶ月経つと、60%ほどの仕上がりと言えどもほとんどの方が脂肪吸引の効果を実感できるようです。その後も徐々に細くなり、手術後約6ヶ月で脂肪吸引は完成となります。

6ヶ月経っても効果を実感できないという方は、生活習慣に問題がある可能性がありますので、医師と相談し、生活を見直してみるようにしてください。

また、脂肪吸引の効果を最大限得るためには、良いクリニック選びが非常に重要です。手術を担当する医師の技術力もさることながら、手術後のアフターケアも仕上がりに影響します。

脂肪吸引を検討したときには、複数のクリニックでカウンセリングを受け、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。カウンセリングを受けたからといって必ず手術の契約をしなければいけないわけではありません。きちんと比較して、自分の目で判断することが大事です。

完成するまでに期間がかかり、高い費用の必要な手術を受けるのですから、慎重に時間をかけてクリニック選びをしましょう。

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脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
脂肪吸引を受ける際は確かな情報をしっかりと収集することが大切。ぜひ参考にしてください。
ベイザー脂肪吸引モニター募集
ベイザー脂肪吸引モニター募集

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