脂肪吸引後のインディバに関するQ&A〜効果・受けられる時期・費用〜
2020.04.28 15:33
脂肪吸引後の体には、内出血やむくみ、痛み、拘縮といったダウンタイム症状が現れます。
これらの症状を軽減させるためにオススメしたいのが、「インディバ」です。
当院では看護師がインディバを担当させていただくのですが、患者様より「体がスッキリしました!」というお声をいただいています。
脂肪吸引後のインディバには、具体的にどんな効果があるのでしょうか。実際の費用や受けられる時期についてもご紹介していきます。
- 【モッズクリニックとは】
- 東京・銀座にある脂肪吸引・注入クリニック。
脂肪吸引と豊胸の症例は全て合わせると10,000件以上。HPで公開中の症例は1,500件以上。
脂肪吸引・注入に関する古い情報や間違った情報を正すべく、YouTubeなどでも積極的に情報を発信中。
脂肪吸引後のインディバには嬉しい効果がたくさん!
インディバは、高周波温熱機を使って「深部加温」という熱を体内に届ける施術です。体を芯(内側)から温め、新陳代謝を上げる効果があります。
その用途は脂肪吸引後のケアだけではありません。体質改善やアンチエイジング、怪我の早期回復にも用いられます。
むくみ・内出血の改善
インディバは、体を芯から温めて新陳代謝を高める施術です。インディバを受けることで体内の老廃物が排出され、脂肪吸引後に現れるむくみや内出血を緩和します。
基礎代謝が上がるという点では、体質改善や痩せやすい体作りにも適しています。
痛みを緩和する
インディバには痛みを抑える効果もあると言われています。脂肪吸引後の痛み緩和目的だけでなく、怪我や腰痛の治療としても用いられているようです。
拘縮を緩和する
新陳代謝が上がるといいことが沢山あります。たとえば、肌のターンオーバーを促進する効果。これによって、脂肪吸引後の皮膚のボコボコ(拘縮)も綺麗になる効果が期待できます。
※インディバを受けないと綺麗にならないというわけではありません。回復が早くなるという意味です。
インディバに関するQ&Aまとめ
ここでは、脂肪吸引後のインディバに関するQ&Aをご紹介します。
Q.脂肪吸引後のインディバはいつから始めればいい?
A. 一般的に、術後1週間から可能です。
ごく稀に術後3日〜5日からOKのところもありますが、ある程度症状が落ち着く術後1週間を推奨するところが多いです。当院では術後1週間の抜糸の際、アフターケアとして無料でインディバを行っています。
Q.脂肪吸引後のインディバはどこで受けることができるの?
A. 美容外科やエステサロン、あるいはインディバ専門のサロンで受けることができます。
もちろん脂肪吸引を受けた美容外科でも受けられます。また、インディバは様々な目的で受ける方がいるので、エステやインディバ専門サロンでも受けられます。脂肪吸引後の場合、脂肪吸引に詳しい美容外科やサロンで受けるのがオススメです。
Q.脂肪吸引後は必ずインディバを受けないといけない?
A. 必須ではありませんが、ダウンタイム緩和にオススメです。
当院のようにインディバのアフターケアが無料ついているクリニックもありますので、是非一度受けてみてください。
Q.インディバは何回受ければ良い?
A.様々なサロンを調べたところ、術後1ヶ月は週2回を推奨しているようです。
当院では週に1回受けられる方もいらっしゃいます。適切な回数は症状によって異なるので、クリニックやサロンの人と相談して決めるのが良いでしょう。
Q.インディバの費用はどれくらい?
A.サロンやクリニックによって様々ですが、1回10,000円〜20,000円前後です。全身と各パーツでも費用に差が出ます。
費用面が心配な方は、サロン予約サイトのクーポンを利用してみてはいかがでしょうか。調べる限りでは、初回5,000円で受けられるサロンもありました。
Q.インディバ中は痛くないの?
A.私も受けましたが、痛みはありませんでした。体が温かく、ポカポカする感覚でした。
もし脂肪吸引の痛みが強い場合は、落ち着いてから受けることをオススメします。
Q.インディバ以外のアフターケアは?
A. 着圧タイツの着用や湯船に浸かる、マッサージ、ストレッチなどがあります。要するに体を温めることが大切です。下で詳しくご紹介していきますね。
むくみケア:着圧タイツ&体を温める
むくみを抑えるためには、着圧タイツの着用がオススメです。太ももやお腹などのむくみが強く出る部位は、術後6ヶ月までの着用を推奨しています。
また、身体が冷えると代謝が悪くなり、むくみが強く出てしまいます。シャワーで済ませず湯船に浸かったり、ストレッチやマッサージをしたりして体を温めましょう。
内出血ケア:圧迫固定&体を温める
圧迫固定には止血効果があります。クリニックからガードルやサポーターなどの圧迫装具を着用するよう指示があるので、きちんと守りましょう。それだけでも内出血を軽減できます。
なお、一番大事なのはむくみ同様「患部を冷やさないこと」です。冷たい飲み物や体を冷やすような食べ物を避けて、湯船に浸かりましょう。
拘縮のアフターケア:マッサージ&体を温める
脂肪吸引の術後1週間後からは、皮膚が硬くボコボコになったり、つっぱったりします(これを拘縮と呼びます)。
症状は3ヶ月~6ヶ月で落ち着くのですが、皮膚が硬くなることに違和感を持つ方も少なくありません。その場合は、マッサージで硬い部分をほぐすと楽になります。特にオススメなのが、湯船に浸かって体を温めた後のマッサージ。硬くなっている部分を潰すように、指でやさしくほぐしてください。
費用や回数は各サロンやクリニック、個々の症状によって差が生じます。一度受けてみてから、2回目以降を検討されてみてください。
まとめ
インディバは、体を温めて新陳代謝を良くすることで、脂肪吸引後のむくみや内出血、痛みを緩和する効果が見込めます。インディバの有無が仕上がりに左右することはありませんが、ダウンタイムを軽減してくれることは確かです。興味がある方、ダウンタイムにお悩みの方は是非受けてみてください!
そして、ダウンタイム軽減には「体を冷やさない工夫」が必要です。インディバに限らず、湯船に浸かったりマッサージをしたりして、セルフケアでも体を温めることを意識しましょう。
この記事の監修医師
モッズクリニック 院長長野 寛史
患者様一人ひとりに磨き上げた技術と信頼を。
経歴
- 1982年岩手県生まれ
- 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
亀田総合病院 入職 - 2008年東京慈恵会医科大学 入職
- 2012年THE CLINIC 入職
- 2013年THE CLINI 福岡院 就任
- 2015年THE CLINIC 東京院 就任
- 2016年モッズクリニック 開院
所属学会・資格
- 日本美容外科学会会員
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
- VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医