太ももの脂肪吸引が完成するまで〜吸引量・痛み・圧迫期間〜

太ももの脂肪吸引が完成するまで〜吸引量・痛み・圧迫期間〜

太ももの脂肪吸引をしてみたいと思う方は多いでしょう。ダイエットでなかなか痩せにくいパーツのため非常に人気です。太ももは脂肪量も多い部位であることから、「できるだけ取ってほしい」とリクエストしたい気持ちが強いと思います。

太ももに限ったことではありませんが、吸引量と「痩せた」と感じることには必ず関係あるのでしょうか?

ここでは太ももの脂肪吸引に起こりがちな「思ったより痩せなかった」という感想が多いのは何故か?についてや太もものダウンタイムの経過から完成までの過程をお伝えします。

1. 脂肪吸引した太ももが完成するまでの経過

太ももの脂肪吸引が終わってから完成はだいたい半年かかると言われています。ダウンタイムの症状がほぼ完全になくなり、仕上がりも半年頃が完成形です。

様々なダウンタイム症状が起こりますが、3ヶ月頃からダウンタイム症状はほとんど気にならなくなり、半年を終着点として形が整っていきます。

1-1. 太ももの脂肪吸引後のダウンタイムの特徴

①痛み

筋肉痛のような痛みが約1週間続きます。手術当日はひどい方では痛みにより日常生活が送れないほどと言われているため、痛み止めを飲むことをお勧めします。痛み止めは3日目までの方がほとんどのようです。階段の登り降り、走ったりすると動きにくさがでるのは約2週間目まででしょう。

②むくみ

手術前に使用する麻酔駅が術後も体内に溜まり少しずつ抜けていくので、術後当日~3日まではむくみが強くでます。特に足、ふくらはぎはむくみやすい部位ですので症状が大きくでるようです。マッサージや着圧ストッキングで軽減できますが数日間はそれでも見た目に影響がでるので長めのスカートなどで隠すのが良いでしょう。

③内出血(青あざ)

むくみ同様脚は内出血が特に出やすいです。太ももは皮膚が薄いのでより目立ちやすいでしょう。1週間もしないうちに紫色が黄色の内出血に変化します。3週間後にはほとんど目立たなくなり1ヶ月すればほぼ消えていきます。

④硬縮(こうしゅく)

2週間くらい経つと出てくる症状で、皮膚の表面に凹凸ができがゴツゴツしてくることを言います。脂肪吸引に使用するカニューレと呼ばれる細い管で脂肪を吸引しますが、吸引後は脂肪がなくなるので中に空洞ができた状態です。皮膚のメカニズムはそのような損傷がある状態を修復しようとしますので、それにより皮膚に凹凸ができます。しかしこれは皮膚が修復するのに必要な作用ですので改善に向かっているということです。

この症状は数ヶ月続く方がほとんどですのでマッサージなどで症状を軽減させるのが良いでしょう。

⑤完成までにかかる日数

自分でマッサージが効果的になされていればむくみは3週間で消えていきます。それにより細くなってきたと感じるでしょう。ですが、脂肪吸引の完成は最低でも3ヶ月と言われています。それまでしっかり圧迫固定を生活に取り入れて3ヶ月~半年の間でボディラインが整ってきます。

ダウンタイム症状が3ヶ月を過ぎても改善しない場合はどこかに問題があるかもしれません。手術を担当した医師に相談することをお勧めします。

1-2. 足が細くなる時期

手術が終わっても、アフターケアまでが施術に入ると考えておきましょう。個人差がありますが、仕上がりの目安は約半年です。吸引量が少ない方の場合はもっと早くから効果を実感できるでしょう。

完成度は術後1ヶ月後が6割、3ヶ月で8割、半年で9割以上の仕上がりになると言われています。手術後は吸引した脂肪周辺の組織が損傷しているのでそれが完全に回復するまでは完成ではないと考えてください。

2. 太ももの脂肪吸引に成功するための吸引量

太ももの脂肪吸引で一度にとれる量はどれくらいなのでしょうか。平均3000~4000CCくらいが一般的な量でしょう。しかし、この平均を目安にしてしまうと危険です。

何故なら吸引量はその方の太ももにどのくらい多くの脂肪が付いているかが基準となり、それを元に美しいデザインのための吸引量を決めていくからです。

「とりあえずたくさんの量をとってほしい」とご自身の脂肪量がどれくらいであるかも把握せずにこの要望だけ伝えてしまうと、最悪の場合太ももだけ痩せすぎて全体のバランスが悪くなるというリスクもあります。

一度吸引してしまった脂肪は元に戻すことが非常に難しいですし、その方から取れる以上の脂肪を取りすぎてしまうとシワやたるみにも繋がります。

「とりあえずたくさん」と言う前にリスクを知っておきましょう。美容整形クリニックの医師には利益目的の親切でない医師もいます。後々あなたからクレームをもらわないように「ご要望通りたくさん取りましょう」と施術に進む場合もあります。そのような対応になったら「希望通り脂肪を取ったらどのようなボディラインになりますか?」とイメージをきちんと確認するのもリスク回避につながります。

脂肪吸引したのに効果を感じられないパターンとして痩せ型で吸引できる脂肪が少ない、その反対に、脂肪が多過ぎて筋肉が目立ってしまう、ということがあります。上記の説明ではなかなかイメージしにくいと思いますので、BMIを基準にして太ももの脂肪吸引の仕上がりの傾向を見て見ましょう。※ただし骨格や筋肉量によって一概に言えないため参考程度にしてください。

肥満体型(BMI25以上)の人

太ももにも多くの脂肪がついているため脂肪吸引により急激に細くなることは難しいようです。また、一度で大量に吸引すると皮膚がたるむリスクがありますので、吸引量には適切な範囲があるということも知っておきましょう。

肥満体型の人は自身の重い上半身を支えなければならないため太ももの筋肉が発達しています。脂肪吸引で太ももの脂肪の量が減ったとしても筋肉が太いと細さを感じにくいでしょう。

標準体型(BMI18.5~24.9)の人

標準体型の人は効果を感じたと言う方が多く、その効果は一回り、二回りとの成功例も見られます。

痩せ体型(BMI18.5未満)の人

太ももに脂肪量が少ないため、吸引できる量も少ないため効果が見えにくいかもしれません。ですが意外なことに痩せ型の方が太ももの脂肪吸引をすると脚全体が細いラインにいなるといった効果が期待できます。

2-1. 最大吸引量

一回の施術で脂肪吸引の量は決まっている。高度肥満の方を対象に安全下で吸引できる脂肪量はおおよそ5000cc/1回程度です。

2-2. 平均吸引量

平均3000~4000CCくらいが一般的な量です。

2-3. 最適な吸引量とは

最適な吸引量の定義とは何でしょうか?それは「健康を損なわずに効果が出たと感じられる」量だと言えるでしょう。そのためには脂肪吸引は量で見るのではなく、「痩せた」と感じるデザインが大事になってくるでしょう。

太っている方に対して太もも周り500ccしかとらなければ変化は出にくいです。標準的な体形の方が効果を感じる吸引量として2000ccは必要と考えておきましょう。体型的にそれ以上脂肪吸引するのが難しくなってくれば、次はデザインの重要性が高まります。

ただ痩せることだけでなく綺麗なボディラインを目的とした場合、デザインをあまり加味しないで4000ccを吸引するよりもデザインを重視して吸引量を4000cc以下にすることの方が成功する場合が多いでしょう。(ここで言う成功とは施術を受けた方が痩せたと感じてボディラインに満足しているという状態です。)

ただたくさん吸引することだけが良い方法ではないとご理解いただけたでしょうか?

3. 太ももの脂肪吸引時の痛みについて

脂肪吸引の手法は体にメスを挿入する手術です。手術による傷口は1cmほどでそこから体の中の脂肪を取っていきます。穴は小さいですが人によってはかなり広範囲の脂肪を採ることから痛みは生じます。感じ方は個人差にもよりますが、全く痛くないという方はほとんどいらっしゃいません。

脂肪吸引の際には事前に麻酔をしなければなりません。麻酔時の痛み、吸引時の痛み、施術直後の痛みを具体的に下記でイメージしてみてください。

3-1. 麻酔の時

麻酔には痛みを伴うことがあります。脂肪吸引に使用する麻酔方法としては、局所麻酔、全身麻酔、静脈麻酔、硬膜外麻酔があります。

人によっては麻酔の方法にアレルギー反応が出る場合もありあすので、事前にどのような麻酔をするのかどうか医師に確認し、何か心配があるようでしたら伝えておきましょう。

3-2. 脂肪吸引中の痛み

カニューレを挿入し吸引していきますが、その際はほとんど痛みはないようです。人によって感じるタイミングがあるとすれば手術終盤に、脂肪を吸引する際に麻酔薬が一緒に体内から排出されるときでしょう。

痛みの感じ方は人それぞれなので心配な方は医師に事前に相談してみましょう。

安心でいるクリニックの選び方の1つに、そのクリニックに経験豊富な麻酔専門の医師が在籍しているかというのも重要です。また、担当医がきちんと麻酔のメリット・デメリットを含めて十分に伝えない場合は、他の信頼できそうなクリニックを当たってみても良いでしょう。

またダウンタイム症状もなるだけ緩和したいという方にはアーキセルやライボマティックと呼ばれる新しい脂肪吸引の機械を検討するもの良いでしょう。皮下の組織、血管の損傷を最小限にして吸引後の出血を抑えます。脂肪吸引中の痛みもほとんどない施術方法です。

3-3. 術後の痛みはいつまで続くのか?

術後直後麻酔が抜けていくと激しい筋肉痛のような痛みに見舞われるので痛み止めがないと生活に支障が出るでしょう。だいたい3日も経てば鎮痛剤は必要なくなるでしょう。

筋肉痛は3日目をピークに徐々に緩和していきますが、完全に痛みを感じなくなるには数週間から1ヶ月かかるようです。

4. 太ももの脂肪吸引後は必須!美脚を手に入れるための圧迫期間とその方法

吸引後に圧迫しなければならない理由は吸引を行った箇所の皮膚を皮下組織に密着させるためです。このことで皮膚のたるみを防ぎ腫れを早く引かせることができます。

圧迫の際は圧迫が均一であることがポイントです。均一でないと圧が弱い部分が突出して見えてしまうなどの問題が起こりますので注意しましょう。

圧迫に使用するサポーターはご自身で購入するのではなく、できればクリニックお勧めの専用サポーターを使うことがいいでしょう。自身で購入すると脂肪吸引後に適切でない圧迫サポーターを選んでしまうかもしれません。そのようなサポーターは圧が均一にかからないこともありますのでクリニックお勧めのものをなるべく使いましょう。

圧迫の方法はクリニックの指導によってまちまちですが、着圧ストッキングを履きその上から圧迫固定サポーターを着用することもあります。

4-1. 太ももの圧迫が必要な期間

圧迫固定をする目的がお分かりいただけましたでしょうか。内出血、腫れ、むくみ症状を悪化させない、できるだけ良い仕上がりを手に入れるために重要なケアと言えるでしょう。

この圧迫は術後3ヶ月間続けることが推奨されています。

脂肪吸引後の数日間はだいたいの方が会社のお休みを取得されているでしょう。会社に行っていない場合は24時間なるべく圧迫してください。仕事を再開された後は帰宅後夜~就寝まで行うなどなるべくできる範囲で行いましょう。

4-2. 太ももの圧迫方法

脂肪吸引後は圧迫固定を均等にすることが肝心です。これにより綺麗なラインが出るか出ないかが決まってきます。そのためにはできるだけきつく固定した方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、単純にきつく締め付ければ良いわけではありません。

例えば、腕の一部分を強く締め付けると指先に近い方に血流が滞ります。一部分だけだとその部位の末梢がむくみます。そのため患部周辺を含み全体的に圧迫することが重要です。

4-3. 太ももの圧迫は痛いくらいがちょうどいい?

圧迫の強さの目安は部位で違ってきますが、太ももはパンスト、ガードルなどでなるべく強く固定することが必要です。しかしだからと言って全体を強くし過ぎるのではなく1つ注意点があります。それは末梢を強く締めつけ、一方中枢側は少し弱めるような工夫することです。

施術を受けたクリニックでも圧迫について指導がありますので、医師の指示に沿ってアフターケアを行いましょう。自己判断での圧迫をせずに締め付けの度合いはきちんと聞いておくことが大事です。

圧迫をし過ぎると血行不良、神経麻痺などを引き起こす懸念もありますので、足先、手先に痺れを感じるなどの症状が出たら無理をせずに強さを緩めるなど臨機応変に対応しましょう。

5. 太ももの脂肪吸引で美脚を完成させるために必要なこと

太ももの脂肪吸引は吸引の量が多くなるためダウンタイム症状も顕著にあり、圧迫固定の結果がダイレクトに出やすい部位です。圧迫固定をしている間の他にも自分でできるマッサージなどを効果的に取り入れていくことが大事なパーツになってきます。

脂肪吸引が完了するまでの過程や、吸引量にこだわり過ぎると本来の「美しいボディラインになる」という目的とは違ってくる、ということがお分かりいただけましたでしょうか。

吸引量について、適切な脂肪吸引量を率直に教えてくれる、「あなたのBMIだとどんなに吸引しても、脂肪は取れても痩せたと感じないかもしれない」など、デメリットもきちんと伝えてくれる医師に任せたいものですね。

脂肪吸引の施術が終わっても圧迫の固定はきちんと行い、仕上がりは自分で作るのだという意識を持ってアフターケアに取り組みましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
脂肪吸引を受ける際は確かな情報をしっかりと収集することが大切。ぜひ参考にしてください。
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