脂肪吸引の2回目は可能?

脂肪吸引の2回目は可能?

脂肪吸引は身体に負担のかかる施術でもあることから、もちろん1回の施術で脂肪を取りきってしまうことが理想です。しかし、中には脂肪吸引で失敗したと感じる方もおり、その中には2回目の施術を検討してみる方もいらっしゃいます。

脂肪吸引、理想のボディラインを手に入れることのできる施術ですが医師の技術や経験に仕上がりが左右されるのも事実です。2回目の脂肪吸引は難易度がとても高く、背中、ふくらはぎ、頬など2回試しても効果が出にくい部位があります。

2回目の施術を検討する時は十分な事前準備、何故1回目が失敗したのかを明確にすること、信頼できる医師を探すことが非常に重要でしょう。

ここでは2回目の脂肪吸引についての役立つ知識をご紹介します。

1. 同じ部位に2回目の脂肪吸引は可能?

同じ部位に2回目の脂肪吸引をする場合は6ヶ月以上期間を空ければ物理的には可能ですが、様々なリスクも出てきます。

1-1.  脂肪吸引の修正、再手術も可能

脂肪吸引で一度傷ついた組織はより頑丈になろうとし、線維化して硬くなります。細胞は一度壊れると修復しようとするためです。そのような部分にはカニューレが操作しにくくなってくるため、一般的に修正は難易度が高いと言われています。

修正の施術の内容としては例えば、皮下脂肪の取り過ぎの場合脂肪注入をします。取り足りなかった場合は脂肪を溶解する施術をします。

1-2.  同じ部位に2回目の脂肪吸引をする場合の注意点

同じ部位の2回目の脂肪吸引は一度目より難しくなることを必ず念頭に入れましょう。
では、なぜ2回目の脂肪吸引にはリスクがあるのでしょうか。

その原因は、呼吸不全です。

呼吸不全になる理由として、エコノミー症候群(飛行機などで同じ姿勢を取り続けたことで血管が詰まりやすくなることです。)として知られている脂肪塞栓という疾患です。※脂肪塞栓は脂肪吸引の後に良く起こる合併症です。

脂肪塞栓は血中に流れ込んだ脂肪成分が、肺などに詰まって呼吸不全を引き起こすため脂肪吸引と因果関係があると見ている医師もいます。

呼吸不全につながることは非常にまれなケースではありますが、可能性がゼロではないため細心の注意が必要です。

1-3.  複数回に分けて手術するケースもある

脂肪吸引に失敗して2回目を試みるという理由とは別に、意図的に複数回分けて手術するケースもあります。脂肪量の多い方で1度に除去してしまうと身体に負担がかかる際に複数回に分けるよう検討されます。

2. 脂肪吸引を2回目、3回目と分ける理由

1回の施術で吸引できる脂肪量の目安は、約5000ccです。それよりもっと脂肪吸引をする必要のある方は施術を複数回に分けます。特に脂肪吸引の量が多くなるお腹などの広範囲の部位で判断されます。

また、体脂肪が30%以上の高度肥満型の方の場合も複数回に分けます。これらの理由は急に体液のバランスが崩れてしまうと脱水症状を起こし、身体に負担がかかるためです。

数回の施術には期間を空けることが重要で、最低でも1~2週間空けるのが一般的です。

2-1. 1度の脂肪吸引では効果がないの?

脂肪吸引は1度では終わらないと先入観を持っている方もいらっしゃるかもしれません。1回だけで効果が得られないと思うかもしれませんが、そのようなことはありません。個人差なので一概には言えませんが、複数回に分けなくても良い場合は以下の通りです。

  • 吸引量が5000cc以上は必要ない方
  • 体脂肪が30%以下の方
  • 適切なアフターケアができた方

これらに当てはまる方は1度の施術だけで効果を得ているでしょう。

2-2.  脂肪吸引が複数回必要なケース

上記にも述べたように1回で取れる脂肪の量が5000ccであることを前提に、個人の体格、出血量、血液のデータによって除去する適切な量が判断されます。

体質的なむくみ、施術時間、皮膚のたるみ等も更に考慮して本人が楽に過ごせる施術方法を検討します。

3. 脂肪吸引で痩せるためにはカウンセリングが重要!

脂肪吸引は1度目で失敗しないのが一番です。でもそうはいかない場合もあるので、2回目を受けるときは必ず失敗しないように対処したいと考えるでしょう。

脂肪吸引の失敗の原因は、

  • アフターケアが上手くいかなかった
  • アフターケアの途中で違和感を感じていても相談しなかった
  • 医師の経験不足

などが挙げられますが、医師選びは非常に重要になってくるでしょう。

初めての脂肪吸引でさえ不安ですので、2回目を受けるとなるとより慎重になるでしょう。では、良いクリニックはどのような基準で選べば良いか下記にアドバイスを挙げました。

・信頼できるクリニックであること

患者に合った治療方法やケアを行ってくれること、優秀な医師が揃っていること、さらに、徹底した術前から術後に至るまでのリスク管理体制がしっかりしていることです。

・利益目的過ぎないこと、医師のクオリティが均一であること

特定の術式ばかりをやりたがったり、ドクターのレベルに差があったりするようなクリニックは避けた方が良いです。

・全身麻酔を伴う手術の場合は、二人体制で行うなどのリスク管理体制がある

症例を多く扱っていたり、形成外科学会などの専門医に認定されていたりする、といったことがこれらを判断する基準としてあげられます。

・熟練した麻酔医が在籍していること

脂肪吸引では麻酔を扱うため、施術中に患者の呼吸管理などがちゃんとできないと重大な医療事故につながりかねません。専門の麻酔医がいないクリニックは、施術担当者が麻酔をも同時に扱うことになるため危険なのです。

・明快な料金表が示されているクリニックを選ぶこと

思わぬ追加請求など後のトラブルのもとになります。また設備や人材に投資するためにはそれなりの資金が要りますので、料金が相場より安すぎるクリニックは避けたほうがよいでしょう。

・施術後のトラブルに対応するためにアフターフォローがしっかりしていること

施術にあたっては、脂肪吸引のメリットばかりでなく、こうしたデメリットをちゃんと説明できる医師がいるクリニックを選ばなければなりません。

3. 2回目の脂肪吸引でも対応可能な脂肪吸引の種類

2回目の脂肪吸引を検討する際に、施術が可能と言われているベイザーリボ、ボディジェットという機械を使った脂肪吸引についてご紹介します。

3-1. ベイザーリポ

第3世代超音波脂肪吸引機器でと呼ばれている脂肪吸引です。脂肪組織を取り巻く血管や繊維、神経などの組織を傷つける事無く脂肪を吸引する事ができるので、従来の方法に比べ出血が少ないのが特徴です。

従来の脂肪吸引による吸引物を比較するとベイザー脂肪吸引の方は圧倒的に血が少ないのがわかります。ベイザー脂肪吸引は出血量が少なく済むため従来の脂肪吸引より多くの脂肪を吸引する事ができます。

この吸引は機械から出るVASER波という特殊な超音波を皮下脂肪層に照射し、細胞を分解して脂肪を柔らかくし、脂肪だけを溶解していきます。

この超音波は血管や神経をほとんど傷つけないためダウンタイムが短いと定評があります。傷口が小さく傷跡が目立ちにくいのも特徴です。傷口は極小さく1mm程度のため術後数ヶ月でほぼ完全に目立たなくなります。

スマートリポは脂肪をレーザーで溶かし、その脂肪は数ヶ月を経て体内に吸収されます。レーザーの熱でコラーゲンが活性化され皮膚の引き締め効果も期待できます。術後のたるみもなく周囲の人からは自然に痩せたように見えます。

また、修正の場合もさらに負担が少なくボディデザインをしながら、症状に合わせて修正する事ができます。

3-2. ボディジェット

ボディジェットとは、ドイツで開発された脂肪吸引専用の医療機器で、日本国内に僅か数台しかありません。従来の脂肪吸引と比較して、圧倒的に手術時の出血が少なく、手術後の痛みも大幅に軽減しています。

これは、ボディジェットが水を勢いよく噴射することで、血管や神経などは傷つけず脂肪だけを溶かして吸引するからです。内出血や腫れなどダウンタイムも短く、日常生活にすぐ復帰できます。

ウォータージェットが予め脂肪細胞を切り離し、吸引しやすい状態にするため、カニューレ本体の摩擦による身体へのダメージを小さくし、痛みや内出血もほとんどなく、よりダウンタイムの少ない施術が可能になりました。

いずれの脂肪吸引も最終的には医師の技術によって仕上がりがと決まります。そのためにも先に述べた良いクリニックで信頼のできる医師から施術を受けられるよう情報収集をしましょう。

4. 2回目の脂肪吸引にかかる費用

脂肪吸引を受けるのは費用面でも思い切った決断がいるでしょう。1回目に費用をかけたのに効果が得られなかった場合、2回目は「少しでも費用を抑えたい」と思うかもしれませんが、値段だけで判断するのはお勧めしません。

リスクも増える傾向にあることから2回目は安全面を優先して選ぶべきでしょう。クリニックによっては2度目の脂肪吸引を1回目と同じ所で受ける場合割引がきく場合もありますが、割引に惑わされるのではなく安全性を見極めましょう。

それでは上記に挙げたベイザーリボとウォータージェットの費用はどのくらいでしょうか。

・ベイザーリボ費用:

  • 二の腕で約25~40万円
  • お腹で約35~75万円
  • 太ももで約80~120万円程度

脂肪吸引の中では、安全性が高くダウンタイムの短さに定評があることから価格は通常より高く設定しているところが多いです。

・ウォータージェットの費用

  • 二の腕で約15万~30万円
  • お腹で約20万~45万円
  • 太ももで約20万~45万円

ここでは2種類の脂肪吸引についてご紹介しましたが、カウンセリングを十分受けて、ご自身に合った納得のいく施術とクリニックを選んでいきましょう。

5. まとめ

2回目の脂肪吸引を検討するとき、半年を過ぎてから様子を見ましょう。明らかに取り残しがある場合は別ですが、判断を下す前にしっかりとむくみや硬縮を解消する必要があります。そのためには1回目の術後のアフターケアが非常に重要です。

ダウンタイムの時期に自身でスムーズにアフターケアができなかったり、何か違和感や悩みがあれば早めにクリニックに相談して対処法を教えてもらいましょう。

アフターケアがうまく行けば仕上がりが良くなって2回目の脂肪吸引が必要なくなることもありますので、しっかり行っていきましょう。

 

ABOUTこの記事をかいた人

脂肪吸引リファレンス編集部

脂肪吸引や脂肪注入に関する情報を随時発信しています。
脂肪吸引を受ける際は確かな情報をしっかりと収集することが大切。ぜひ参考にしてください。
ベイザー脂肪吸引モニター募集
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