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脂肪吸引

太ももの脂肪吸引後数日間はトイレが大変?

仕事やお風呂、トイレなど、太ももは他の部位と比べて日常生活全般の動作に大きく関わります。特に、脂肪吸引後のトイレは辛いイメージを持たれる方も多いと思いますが、事前に対策をすればある程度楽になります。
そこで今回は、太ももの脂肪吸引後、トイレが大変と言われる時期にできる「楽に過ごすための対策」をご紹介します。太ももの脂肪吸引をお考えの方は是非ご覧ください。

「太もも・お尻の脂肪吸引後はトイレが大変」とイメージされる理由

太もも・お尻の脂肪吸引後数日間は、日常生活の動作で動きづらさを感じることが多く、特にトイレは大変と言われています。ここでは、術後のトイレが大変と言われる理由を見ていきましょう。

理由①ダウンタイムの影響

脂肪吸引後にはダウンタイムがあり、痛み・腫れ・むくみ・内出血などの症状が出ます。この中で、特にトイレの時の動作で辛さを感じさせるのが「痛み」。
トイレでの立ち座りをする際、患部が便座に触れて痛みを感じることがあります。と言っても、耐えられる程度の痛みですので、心配し過ぎる必要はありません。
クリニックから処方される痛み止めで痛みをコントロールできますので、痛みに弱い方・不安な方は痛み止めを服用してください。

理由②圧迫固定の影響

脂肪吸引後の圧迫は、腫れやむくみを物理的に抑え、血液やリンパ液・麻酔液の蓄積を防ぐので、ダウンタイムの症状緩和に効果的です。
したがって手術当日は包帯やパッドとガードル、手術翌日からはガードルのみで圧迫を行います。しっかり圧迫するので、動きにくさを感じることがあります。ダウンタイムの痛みも相まって、術後数日はトイレでの動作がやや大変になるかもしれません。

太もも脂肪吸引後のトイレを楽にできる5つのコツ

脂肪吸引後のトイレを楽にするにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、術後のトイレを楽にするコツを5つご紹介します。

紙コップを使用する

トイレの動作で辛さを感じるのは、立ち座りで太ももを動かす時とお尻が便座に触れる時です。したがって、この動作をなるべくせずに済めば、楽になります。
少々難易度が高いものの、紙コップを使用して立ったままの姿勢で用を足すようにすれば、立ち座りをする必要はありません。

分厚い便座クッションを使う

便座に分厚いクッションを使用することで、立ち座りの距離が短くなり、太ももにかかる負荷も軽減されます。
また、クッションが便座の硬さを緩和してくれるため、お尻が触れた時の痛みもマシになります。

2股部分に穴の開いたガードルを着用する

股部分が開いているガードルや開閉可能なガードルは、脂肪吸引後のトイレを楽にできるおすすめアイテムです。股部分が開閉可能なものは着脱不要ですので、トイレでの動作を軽減できます。

▼おすすめのガードル
ガードルは、多くの場合で手術を受けたクリニックで購入できます。
また、通販でも購入可能です。インターネットで「股割れ ガードル」と検索すると、着物用のガードルや補正下着が多数ヒットしますので、これらを活用するのも良いでしょう。
費用の相場は5,000円程ですが、2,000円前後と比較的低価格の商品もあります。着物用のものは締め付けが甘かったり、短かったりするものも多いので、購入の際には細かく確認しましょう。

痛み止めを服用する

痛みがあるとトイレだけでなく、日常の動作にも支障をきたします。
痛みの程度は強めの筋肉痛に近いものなので、全く動けないわけではありませんが、辛い場合は痛み止めを服用することで動きづらさを軽減できるでしょう。

食べ過ぎ・飲み過ぎは控える

「トイレの回数を減らすため」というのはもちろんですが、暴飲暴食を繰り返すと、せっかくの脂肪吸引の効果が発揮されないことも考えられます。
また、術後のこまめな水分補給はむくみ軽減に大事ですが、摂り過ぎや大量の飲酒は逆効果です。

脂肪吸引前のトイレ対策のチェックポイント

ここでは、これまでご紹介したトイレ対策のチェックポイントをまとめました。脂肪吸引前の確認にお役立てください。

ダウンタイムを確認しておく

ダウンタイム期間中は、全く動けないわけではありませんが、痛みなどの症状で多少の動きづらさが伴います。

ダウンタイムの症状のピークはそれぞれ、以下の通りです。

  • 痛み  :手術当日の麻酔が切れてから術後3日程度
  • 腫れ  :術直後~術後3日程度
  • 内出血・むくみ :術後1週間程度
  • 拘縮  :術後3週間~1ヶ月

なお、痛み・腫れは術後1週間程でほぼ落ち着き、内出血・むくみは術後1週間をピークに、2週間程かけて治まります。拘縮は、術後3週間頃から症状があらわれ始め、3~6ヶ月で落ち着きます。
6ヶ月と聞くと長く感じますが、痛み・腫れが治まる頃には、日常生活にはほとんど支障なく、ほぼ普段通りに過ごすことができるようになります。

勝負は術後数日!トイレ対策をして乗り切ろう

上述の通り、ダウンタイム中の症状は術後2~3日頃が特に強く出ますが、術後1週間には動きづらさに関連する症状が落ち着きます。したがって、術後1週間までの数日をいかに不便なく過ごすかが重要なポイントです。

脂肪吸引後の水分制限には要注意

「トイレが大変になるなら」と、なるべくトイレに行かなくて済むように水分摂取を減らすのはNGです。術後は体が水分不足を起こしやすい状態になっているため、むしろ積極的に水分摂取をしなければいけません。
また、術後は水分代謝も落ちているので、むくみや内出血を助長しないためにも、しっかりと水分を摂取し、排出を促しましょう。

トイレ対策には便利グッズを活用

トイレでの立ち座りの負担を軽減し、便座とお尻が触れるのを防ぐ便座クッションや、着脱不要な股割れガードルなど、トイレ対策に便利なグッズは多数あります。
上記でご紹介したようなグッズを、手術前に購入して準備しておきましょう。

ダウンタイムが少ない方法で施術を受ける

脂肪吸引後のトイレが辛くなる大きな原因は、ダウンタイム中の症状です。そのため、「ダウンタイムが少ない方法を選ぶ」というのもひとつの手段です。
当院ではダウンタイムを短縮する取り組みを行なっており、2度にわたる麻酔液の絞り出しや翌日縫合、極細カニューレの使用などで痛み・腫れ・内出血を最小限に抑えます。
そのため、脂肪吸引の手術当日から普通に歩くことができ、徒歩や電車などでの帰宅が可能です。仕事復帰に関しても、多くの方が手術翌日または翌々日から復帰されています。
太もも脂肪吸引の手術当日、翌日の様子を動画にまとめておりますので、是非参考にしてみてください。
▼動画はこちら

まとめ

太もも脂肪吸引の術後のトイレが少しでも楽になる対策方法をご紹介しました。
脂肪吸引後数日は、ダウンタイム症状のピークが重なる時期です。逆に言えば、その時期を乗り切れば普段同様の生活が送れるということです。
太ももは、他の部位よりも日常動作に影響する部位ではありますが、様々な対策で階段の登り降りやシャワー、トイレなどの動作もできるようになります。
今回ご紹介した対策や術前の準備をしっかりと行ない、術後数日間のダウンタイムのピークを乗り切りましょう。

この記事の監修医師

宋 貴彰

モッズクリニック名古屋院 院長宋 貴彰

患者様の“唯一無二のボディライン”を創る

ドクター紹介

整形外科医時代、外傷や四肢の手術など、体全身における様々な手術を行なってきた。解剖学の知識や細やかな手技、なおかつセンスが必要とされる脂肪吸引・注入施術に興味を持ち、美容外科医への転身を決意。若くして持ち合わせたセンスと細やかな手技には、長野院長をはじめとする当院のドクターも称賛。
筋骨格のスペシャリストとして、脳内に叩き込まれた「解剖学の知識」を活かし、患者様一人ひとりの筋骨格を意識した“唯一無二のボディライン”を実現する。

経歴

  1. 1990年埼玉県生まれ
  2. 2008年北里大学医学部 入学
  3. 2014年群馬県 日高病院 入職
  4. 2016年東京女子医科大学病院 入職
  5. 2017年埼玉県 蓮田病院 入職
  6. 2019年神奈川県 東名厚木病院 入職
  7. 2020年モッズクリニック 入職
  8. 2022年モッズクリニック名古屋院 院長