脂肪吸引のやり直しはできる? やり直しが必要な場合や再手術できないときの解決策は?

脂肪吸引のやり直しはできる? やり直しが必要な場合や再手術できないときの解決策は?

頑張っても頑張ってもなかなか痩せられなかった方が、最後の望みとして受けることも多い脂肪吸引手術。一度吸引した部分は痩せにくくなり、美しいボディラインのまま維持しやすくなると人気の高い美容整形のメニューです。

しかし、美容整形の技術が上がり、安全性が高くなっているとは言え、希望通りにならなかったり、トラブルが引き起こってしまうなど、「脂肪吸引のやり直しをしたい」と考える方も少なくありません。

この記事では、脂肪吸引のやり直しは可能なのか、どういった場合に可能になるのかを中心に、詳しくお伝えしていきたいと思います。また、脂肪吸引のやり直しができない場合の解決策もご紹介していますので、参考にしてみてください。

1. 脂肪吸引のやり直しは可能?

一度脂肪吸引を受けたものの、脂肪の取り残しや取りムラがあるなど、術後希望通りの結果が得られなかった場合、脂肪吸引をやり直しすることは可能です。

「細くならなかった」「皮膚がでこぼこになってしまった」という理由で、実際に脂肪吸引をやり直す方は多いです。ただし、脂肪吸引後すぐでは腫れやむくみのために「細くならなかった」という判断が非常に難しくなります。

また、「皮膚のでこぼこ」も、脂肪の取り残しや取りムラによるものなのか、適切なアフターケアを続けることで今後改善していくのか、その時ではわからないことも多いです。

脂肪吸引は効果が表れ始めるのに約1ヶ月、完全に完成するまで約6ヶ月~1年の期間がかかるといわれています。そのため、ダウンタイムによる一時的な症状であるのか、脂肪の取り残し・取りムラによるものなのか正しく判断して脂肪吸引のやり直しをする必要があります。

特に注意しておきたい点は、これから詳しくご紹介していきますが、脂肪吸引のやり直しは非常に難しい手術になるということです。脂肪吸引手術は一回目の手術よりも二回目以降の手術の方が高い技術が必要となります。

そのため、技術力の低い医師が担当すると、やり直しの手術を受けても必ずしも症状が改善しない可能性があるということも覚えておかなくてはいけません。

1-1. 脂肪吸引のやり直しが適応になる場合

脂肪吸引のやり直しが適応になるのは、脂肪吸引手術を受けてから「通常6ヶ月以上、クリニックによっては3ヶ月以上の期間が経過していること」、「効果が出ない原因が皮下脂肪であること」が必要です。

脂肪吸引手術から一定期間が経過している場合

脂肪吸引手術を受けた後には、必ずダウンタイム期間があります。この期間中は、腫れやむくみが出たり、皮膚・脂肪組織が回復する過程に起こる拘縮などの症状が出ます。

ダウンタイム期間中では術後の症状のために効果が感じられてない可能性もあり、脂肪吸引のやり直しが適応か否か、判断するのが非常に難しくなります。適切にアフターケアを続けていると、ダウンタイムの症状が落ち着いたときに効果が出てくることもあるからです。

また、仮に脂肪の取り残しや取りムラで効果が出ないなど判断ができた場合でも、手術から6ヶ月、クリニックによって3ヶ月の期間が経過していなければやり直しをすることはできません。

脂肪吸引手術を受けると、取り除いた脂肪の部分が空洞になります。手術後3ヶ月程度までは、脂肪同士がくっつき、回復する「拘縮期」です。くっつこうとしている部分はカサブタのように非常に硬くなっています。

この時期に脂肪吸引をやり直すと患者にも非常に大きな負担をかけてしまい危険です。そのため、拘縮期が終わり、皮膚や脂肪組織が柔らかくなるのを待ってからしか脂肪吸引のやり直しはできないのです。

効果が出ない原因が「皮下脂肪」である場合

上でも述べたとおり、脂肪吸引が完成するまでには約6ヶ月~1年程度の期間が必要です。

脂肪吸引手術を受けた直後では、腫れやむくみなどといった症状が出るため、脂肪吸引の効果が判断できません。腫れやむくみが落ち着いた手術後1ヶ月程度になると、多くの方が効果を感じ始めます。

逆に、手術後1ヶ月が経過した時点でで全く効果が感じられない場合は、その後もあまり効果を得られないことも多いです。原因は「脂肪の取り残しがある」、「太く見える原因が内臓脂肪である」、「手術後の生活習慣」が考えられます。

脂肪吸引は、「皮下脂肪」を取り除いて細くする手術です。太く見えてしまう原因が内臓脂肪である場合は、脂肪吸引のやり直しをしても意味がありません。

また、脂肪吸引をすればリバウンドの可能性がゼロになるわけではありませんので、手術後に「太る生活」をし続けていれば効果が得られにくいのは当然といえます。

後者の場合、脂肪吸引した部分は脂肪がつきにくくなっているため、まず吸引部以外の箇所に脂肪がつき始め、徐々に吸引箇所へも脂肪がついていきます。

もし脂肪の取りムラがあった場合、脂肪が残っている部分だけが増えて皮膚がでこぼこになってしまうこともあります。この場合は、取り残した脂肪の部分を除去することができれば改善が見込めます。

生活習慣が原因の場合、各クリニックの保証制度に適応されない可能性もあります。効果が得られなくなった原因が自分自身にあるため、「やり直し」というよりも「2回目の脂肪吸引」という意味合いが強くなり、正規の費用あるいは正規以上の費用が必要になる場合もあります。

1-2. 脂肪吸引の再手術のデメリット

一度骨折したところの骨が以前よりも強くなるように、一度脂肪吸引をした箇所も、脂肪吸引前よりもさらに強固につながろうとします。そのため脂肪吸引の再手術では、硬くなった脂肪組織を破壊しながら吸引しなくてはならず、カニューレ操作が難しくなります。

また、適切な量の脂肪を適切な箇所から吸引する必要があるなど、一回目の脂肪吸引よりもはるかに難易度が高くなってしまうのです。

医師の技術力と性能の高い機器が必要になりますが、技術力の高い医師が高性能の機器で再手術をしても、一度目の手術の状態によってはまったくキレイな状態に戻せるとは限らないのも事実です。

1-3. 脂肪吸引のやり直しに必要なもの

脂肪吸引のやり直しを受ける際に、「これが絶対に必要だ、これがないとやり直しの手術が受けられない」というものはありません。一度目の脂肪吸引と同じクリニックでやり直しする場合、その時の契約書や、保証書が発行されていれば持っていくといいでしょう。

また、手術前後や経過の写真があれば、再手術のカウンセリングがスムーズになるかもしれません。クリニックごとの保証制度を利用する場合は、写真がないと保証が受けられないこともあります。

別のクリニックでやり直しをする場合も、手術前後の写真があれば担当の医師に見てもらいましょう。また、一度目のクリニックでの手術に関して、脂肪を取った箇所や量など、言われたことはできる限り全て伝えるようにします。

別のクリニックでは前回の手術の様子がわからないため、医師に状態を把握してもらうことも非常に重要です。

2. 脂肪吸引のやり直しが必要になる場合とは?

2-1. 脂肪吸引の効果が感じられない

脂肪吸引の手術を受け、腫れやむくみ、拘縮がおさまった後も手術前との変化が感じられない場合、原因として脂肪の取り残しが考えられます。

脂肪の取りすぎによる失敗やトラブルを避けるあまり脂肪を残しすぎてしまったか、あるいはカウンセリングの際の意思疎通が不十分だった可能性があります。

脂肪吸引のやり直しで残しすぎた脂肪を除去することで改善されるでしょう。

2-2. 皮膚がでこぼこになった

マッサージなど適切にアフターケアをしていたにも関わらず皮膚にでこぼこが残ったり、段差ができてしまい、見た目に気になる場合は脂肪吸引のやり直しが必要です。

体の中の脂肪はどこも同じではなく、取りやすい部分と取りにくい部分があります。カウンセリング中のデザインが良くなかったか、あるいは医師の技術不足によって取りにくい部分の脂肪が残ってしまったことが考えられます。

2-3. 左右差が出た・不自然なボディラインになった

体全体のバランスを見ながらデザインができていなかったり、適切な量の脂肪が吸引できなかった場合には左右差が出たり不自然なラインになることがあります。残っている脂肪の多い部分を吸引することによって改善することが可能です。

3. 脂肪吸引のやり直しは同じクリニック?それとも別のクリニック?

多くのクリニックでは、脂肪吸引の効果が得られなかった場合や失敗してしまった場合に修正が可能なように保証制度が設けられています。保証は脂肪吸引手術から1年間一年以内であれば再手術が可能としているところがほとんどです。

しかし、脂肪吸引のやり直しは非常に高度な技術が必要で、必ずしも成功するとは限りません。裁判になると修正手術をしたクリニックが巻き込まれてしまう可能性もあり、そのリスクや利益面を考えても、脂肪吸引のやり直しは嫌がる医師が多いです。

脂肪の取り残しや取りムラが明らかでも、何かと理由をつけて再手術に応じてくれないクリニックもあるようです。ひどいところでは、半ば脅しのようにやり直しのデメリットや危険性を主張し、患者に再手術を諦めさせるようなところもあるといいます。

脂肪吸引のやり直しは、基本的に一度目の手術を行ったクリニックで行うのが普通です。しかし、「カウンセリングでの対応が悪かった」、「やり直しを断られた」などの理由で、別のクリニックで再手術を受ける方も多いです。

脂肪吸引のやり直しは同じクリニックでやらなければいけないということはありません。そもそも、二度目の脂肪吸引は一度目よりも難易度があがります。

一度目で失敗したクリニックや医師に改めて手術をお願いするのは不安だという方も多いでしょう。カウンセリングの対応などを見て、少しでも不安を感じるのであれば別のクリニックでのやり直しを強くおすすめします。

4. 脂肪吸引のやり直しにかかる費用

クリニックによっては、脂肪吸引のやり直しが必要な場合の保証制度を設けているところがあります。そういった、保証制度があるクリニックで脂肪吸引を受けた場合、保証期間内であれば同じクリニックでのやり直しは無料で受けることができます。

ただし、手術費用は無料でも別途麻酔代や薬代などが必要な場合もあるので、カウンセリングのときに確認しておくようにしましょう。

保証期間内であっても、改善の見込みがない、身体に危険を及ぼす可能性があるなど医師の判断で再手術が受けられない場合もあります。また、手術後に太ってしまったなどで保証適応外となることもあります。

クリニックの保証制度が受けられない場合、残念ながら通常の脂肪吸引の値段を支払って再手術を受けることになります。また、二度目の手術は一度目よりも難易度が高く大変になるため、通常の脂肪吸引の値段よりも高くなる可能性もあります。

5. 脂肪吸引のやり直しができる美容整形外科クリニック

大手の美容整形クリニックでは保証制度を設けているなど脂肪吸引のやり直しが可能なところが多数あります。また、他院での脂肪吸引の修正が可能なクリニックも多いです。以下では、保証制度のあるクリニックの主な保証内容について紹介しています。

5-1. 湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの脂肪吸引では、基本的に施術日から1年間の安心保証制度があります。保証を利用する場合は手術前後の写真が必要で、施術日から6ヶ月以内に申告しなければいけません。

また、手術日から体重が1kg以上増えている場合、保証制度を利用することはできません。保証期間内の手術費用は無料ですが、麻酔など別途必要な費用もあります。

カウンセリングを受け、危険性があったり改善が見込めない場合は手術ができない場合もあります。

5-2. 品川美容外科

品川美容外科では、脂肪の取り残しや皮膚のでこぼこがあるなど、医師が再手術の必要性があると判断した場合に無料で再手術が受けられるという保証制度があります。脂肪吸引の方法によって異なりますが、手術日から1~2年間の保障期間があります。

5-3. THE CLINIC

THE CLINICは脂肪に特化したボディデザインやアンチエイジングを行っているクリニックです。脂肪吸引の保証制度は1年間で、医師の判断により患者の希望に応じて最初の手術から6ヶ月以降は無料で再手術をしてもらうことができます。

6. 脂肪吸引のやり直しができない場合の解決策

皮下脂肪が残っている場合は脂肪吸引のやり直しをすることは可能です。しかし、皮膚のでこぼこやアンバランスなボディラインになってしまった原因が脂肪の取りすぎである場合、脂肪吸引のやり直しができない、あるいは適さないことがあります。

皮膚の張り以上の皮下脂肪を取り除いてしまうと、たるみが出ます。また、残っている脂肪を取り除くことでかえって不自然なラインになってしまう可能性がある場合は、脂肪吸引のやり直しは適しません。

取り除いた脂肪は元に戻すことはできません。へこんでしまった部分には、他の部位から取った脂肪か、もしくはヒアルロン酸などを注入して皮膚を真っ直ぐにするなどの対応が必要です。

たるみが出ている場合はその部分の皮膚を切開するか、レーザーなど他の痩身方法で解決していくほかないでしょう。

7. まとめ

美容整形に関する失敗は、プライバシーにも関わるためあまり表沙汰にはなりませんが、失敗してしまう可能性はゼロではありません。たとえ経験豊富で腕の良い医師に手術を担当してもらっても、100%成功するとは言い切れないのです。

また、カウンセリング中の些細なコミュニケーションのズレから、満足できない結果になってしまうこともあります。

一度目の脂肪吸引に失敗してしまった方や、これから脂肪吸引を受ける予定で失敗の不安が解消できない方のために、最後にもう一度、脂肪吸引のやり直しについておさらいしておきましょう。

  • 脂肪吸引のやり直しは可能、ただし一度目よりも高い技術力が必要
  • 脂肪吸引のやり直しは、前回の手術から6ヶ月以降(クリニックによっては3ヶ月以降)から可能
  • 危険性がある、改善の見込みがない場合は拒否されることも
  • 保証制度がある場合、適応内、期間内であれば無料で再手術が可能
  • 保証制度を利用する場合、前回の手術前後の写真が必要な場合も
  • 脂肪吸引のやり直しは同一クリニックでなくても受けられる、ただし正規値段あるいはそれ以上の費用が必要

脂肪吸引は失敗してもある程度のやり直しはできます。しかし、一度目の手術よりも難しくなり、高い技術を持つ医師に担当してもらう必要があります。再手術をするクリニックにとってもリスクがあるので、場合によっては拒否されることも少なくありません。

また、ある程度のやり直しができるといっても、元のきれいな状態に戻せるわけではありません。一度目の手術から、信頼できるクリニックを選ぶことが非常に重要となります。

これから脂肪吸引を検討されている方は、是非、慎重にクリニックを選んで失敗されることのないように注意しておきましょう。脂肪吸引のやり直しを考えている方は、根気良くカウンセリングを受け、信頼できるクリニックで再手術を受けるようにしましょう。

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