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脂肪吸引

脂肪吸引すると体脂肪率も落ちるのか?【体脂肪・体重に関するQ&A】

「脂肪吸引で体重が何キロ減るのか?」「体脂肪率は何%減るのか?」
これは脂肪吸引のカウンセリングで患者様からよく聞かれる質問のひとつです。たしかに脂肪を吸引したら体重や体脂肪率が減るのかどうか、気になるところですよね。
そこで今回は、脂肪吸引と体重・体脂肪率に関してよくいただく質問とその回答をまとめました。
これを読めば脂肪吸引の目的や施術を受ける意味がご理解いただけると思いますので、施術をご検討中の方は是非ご一読ください。

Q1. 脂肪吸引で体脂肪率は何%落ちる?

A. 多少の変化はあるものの、大幅に落ちることはありません。

脂肪吸引をしたら体脂肪が何%減るといった明確な数値はありません。体脂肪率には、皮下脂肪以外の脂肪(内臓脂肪など)も含まれています。

Q2. 脂肪吸引で体重は何キロ落ちる?

A. 体脂肪率同様、体重もさほど変わりません。

体重は筋肉量や体の水分量によって日々変動しますので、明確な基準をつけるのが難しいのです。
そもそも脂肪は水に浮くほど軽い性質ですので、施術で1,000ccの脂肪を除去したからといって、体重も1kg減るわけではありません。

むしろ、手術後はむくみの関係で体重が若干増えます。これは体内に水分が停滞しているために生じる体重増加ですので、あくまでも一時的なものです。むくみの軽減とともに改善しますので、ご安心ください。

※脂肪吸引で手に入れた理想のスタイルを維持しようと、術後からダイエットを始める方や生活習慣を見直す方も非常に多いです。脂肪吸引が体重減少に直接関係することはありませんが、施術を受けたことがダイエットのきっかけになる方は多数いらっしゃいます。

Q3. 脂肪吸引で取れる皮下脂肪はどれくらい?

A. 「顔なら○○cc、お腹なら○○cc」という明確な基準はありません。

理由は、脂肪のつき方や脂肪の量には個人差があるからです。たまに「BMI20でどれくらいの脂肪が取れますか?」とご質問をいただきますが、これも同様に明確な基準はありません。同じBMIでも脂肪量が多い方、筋肉量が多い方で変わってくるからです。

これまでの施術経験からおおよその数値をあげるとすれば、顔は50〜100cc前後、二の腕は500〜1,000ccほどでしょうか。吸引範囲が広いお腹と太ももは、1,000ccのケースもあれば、隣接部分(腰やお尻など)の吸引も含めて3,000cc以上取れるケースもあるなど、吸引量の幅が広くなります。

おひとりおひとりの吸引量の目安に関しては、カウンセリングで脂肪の付き方や骨格を確認した上で、私たち医師が診断します。

Q4. 脂肪をたくさん吸引すれば成功?

A. いいえ、それは誤解です。脂肪吸引は吸引量よりも見た目の変化を重視します。

脂肪をたくさん吸引すればその分細くなる・美しくなると考えるのも、無理はありません。
しかし、脂肪吸引の目的は単に細くすることではなく、全体のバランスを考慮して見た目を美しくすることです。
あまり知られていないかもしれませんが、どの部位にも吸引すべき部分と吸引してはいけない部分があります。もし吸引してはいけない脂肪を取ってしまった場合、不自然な仕上がりになったり、肌の表面が凸凹したりする原因にもなりますので、闇雲にたくさん吸引すれば良いわけではありません。

結論「吸引量だけで仕上がりの良し悪しを図るのは難しい」ということをご理解いただければと思います。

Q5. 内臓脂肪を減らすにはどうすべき?

A. 運動や食事管理といった生活習慣の見直しが必要です。
皮下脂肪はダイエットで減らすのが難しく、特に部分痩せは医学的に困難と言われています。そのため、部分痩せには脂肪吸引がおすすめなのです。

一方の内臓脂肪は、食生活の改善や運動によって改善できると言われています。
地道な努力が必要ではありますが、食事管理や運動、筋トレなどを行い「摂取カロリー<消費カロリー」を目指しましょう。

Q6. もともと体脂肪率が低い人でも脂肪吸引できる?

A. 基本的にはつまめる脂肪があれば施術可能です。
痩せ体型の方のでも、二の腕の脂肪だけ気になる、顔の脂肪だけ気になるという患者様も多いので、体脂肪率の低さだけで施術の可否を判断することはできません。

実際の状態を診ないと確実なことは言えませんが、体脂肪率の低さを気にされる必要はありません。

Q7. 体脂肪率も体重も落ちない脂肪吸引の効果って一体何?

A. 脂肪吸引は数値よりも見た目を変える施術です。ダイエットをしても細くならなかった部分を細くできるのが魅力です。
脂肪吸引=ダイエットと思われる方も多いのですが、体脂肪率や体重を落とすことを目的としていません。ピンポイントで痩せたい部分だけを細くできる、理想の体型を手に入れるための手段です。

つまり、全身痩せというより、部分痩せをしたい方に適しています。部分痩せの具体例をあげるとすれば、体は細いのに顔だけ脂肪がつきやすい、上半身は細いのに下半身太りが気になるといった方です。

Q8. 脂肪吸引したらリバウンドしにくい?

A. 脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らすので、施術した部分は太りにくくなります。
少々難しい話になりますが、脂肪はひとつの塊ではなく、細胞が集まってできています。その細胞が小さくなれば痩せる、大きくなれば太るという仕組みです。

ダイエットと脂肪吸引はよく比較されますが、双方の違いは脂肪細胞の数にあります。
ダイエットで痩せるのは「細胞が小さくなった状態」です。暴飲暴食を繰り返せばまた細胞が大きくなり、太ってしまうのはご理解いただけるでしょう。ダイエットがリバウンドしやすいと言われるのは、これが理由です。

その点、脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らしますので、細胞の母数が少なくなります。よって、細胞自体が大きくなっても太りにくいのです。

【まとめ】脂肪吸引と体脂肪率・体重の関係性

脂肪吸引と体脂肪率・体重との関係性についてお伝えしてきました。
上でもお伝えした通り、脂肪吸引をしても体脂肪率や体重が大幅に変わることはありません。脂肪吸引はダイエットというよりも部分痩せを目的にした施術ですので、数値よりも見た目を重視してお考えいただければと思います。

これから脂肪吸引をお考えの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

この記事の監修医師

宋 貴彰

モッズクリニック医師宋 貴彰

患者様の“唯一無二のボディライン”を創る

ドクター紹介

整形外科医時代、外傷や四肢の手術など、体全身における様々な手術を行なってきた。解剖学の知識や細やかな手技、なおかつセンスが必要とされる脂肪吸引・注入施術に興味を持ち、美容外科医への転身を決意。若くして持ち合わせたセンスと細やかな手技には、長野院長をはじめとする当院のドクターも称賛。
筋骨格のスペシャリストとして、脳内に叩き込まれた「解剖学の知識」を活かし、患者様一人ひとりの筋骨格を意識した“唯一無二のボディライン”を実現する。

経歴

  1. 1990年埼玉県生まれ
  2. 2008年北里大学医学部 入学
  3. 2014年群馬県 日高病院 入職
  4. 2016年東京女子医科大学病院 入職
  5. 2017年埼玉県 蓮田病院 入職
  6. 2019年神奈川県 東名厚木病院 入職
  7. 2020年モッズクリニック 入職