<この記事でわかること>
1. 脂肪注入豊胸とは
2. 脂肪注入豊胸のデメリット
3. 脂肪注入豊胸のメリット
4. デメリットを避けるクリニック選びのポイント
5. 当院の脂肪注入豊胸のこだわり
6. 脂肪注入豊胸の症例
7. まとめ
脂肪注入豊胸とは
脂肪注入豊胸は、自身の脂肪を使った豊胸手術です。太もも・お腹など、体の中でも脂肪が多い部位から脂肪を採取し、バストに移植することで、バストラインを整えたり、大きさを調整したりすることができます。
一言に「脂肪注入豊胸」といってもいくつか種類があり、各施術によって注入する脂肪の質や定着率が異なります。
コンデンスリッチ 豊胸 |
ピュアグラフト 豊胸 |
従来の脂肪注入 豊胸 |
|
---|---|---|---|
脂肪の質 | 不純物を取り除き、健全な脂肪細胞と幹細胞を濃縮した脂肪(コンデンスリッチファット)。 | 麻酔液や血液などの「不純物」を専用フィルターで洗浄したクリーンな脂肪。 | 体から吸引した脂肪(純脂肪)。 |
定着率 | 約80% | 約70% | 約40% |
メリット | ・しこりができにくい ・定着率が高い |
・脂肪の加工時間が短い ・費用が比較的安価 |
・他の脂肪注入豊胸に比べて費用が安価 |
デメリット | ・他の脂肪注入豊胸に比べて費用が高価になりやすい | ・しこりができやすい | ・しこりができやすい ・定着率が低い |
脂肪注入豊胸のデメリット
ここまでは脂肪注入豊胸のメリットをお伝えしましたが、当然ながらデメリットも存在します。脂肪注入豊胸で後悔しないためには、デメリットにも目を向けることが大切です。
1度のサイズアップに限界がある
1度の手術でボリュームアップできるのは、平均で1.5~2カップほど。注入量の上限は片胸250〜300cc程度です。2カップ以上大きくしたい場合は、1度目の施術の数ヶ月後に2度目の施術を行う必要があります。
ここでご注意いただきたいのが、1度の手術で大きくできる上限は必ず決まっているということ。「1回で2カップ以上大きくできます」と謳っているようなクリニックで施術を受けるのは危険です。次の段落で解説しますが、しこりが生じる可能性があります。
しこりができることがある
注入した脂肪はすべて定着するわけではありません。栄養素が行き渡らないと壊死してしまい、しこりになります。
しこりの原因 ①脂肪に不純物が含まれている
従来の脂肪注入豊胸では吸引した脂肪をそのままバストに注入していましたが、吸引した脂肪(純脂肪)には不純物が含まれており、それらは脂肪の定着を阻止することが分かっています。
しこりの原因②脂肪の注入量が多い
前述の通り、脂肪注入豊胸における注入量の上限は250〜300ccです。これ以上脂肪を注入すると脂肪の密度が高くなり、それぞれに栄養素が行き渡らず、しこりができてしまいます。
しこりの原因 ③脂肪を塊で注入している
脂肪を1箇所にまとめて注入すると、大きくなるとイメージされる方も多いかもしれませんが、実は逆効果です。脂肪の中央部分まで栄養が行き渡らず、しこりが生じてしまいます。
バスト・脂肪吸引部位のダウンタイムがある
脂肪注入豊胸では、脂肪吸引を同日に行うため、バストと吸引部位のダウンタイムが一定期間発生します。ダウンタイムの詳しい時期は、下記の表をご覧ください。
バストのダウンタイム
症状 | ピークの時期 | 落ち着く時期 |
---|---|---|
胸の張り 腫れ 内出血 |
術後〜1週間 | 術後2週間程度 |
内出血 | 術後〜1週間 | 術後2週間程度 |
脂肪吸引部位のダウンタイム
症状 | ピークの時期 | 落ち着く時期 |
---|---|---|
内出血 | 術後翌日〜1週間 | 術後2週間程度 |
痛み | 術後翌日〜数日 | 術後1週間以内 |
むくみ | 術直後〜2週間 | 術後2週間〜1ヶ月 |
拘縮 | 術後3週間〜3ヶ月 | 術後3〜6ヶ月 |
痩せ型の人には適応しないことがある
体の脂肪が少ない細身体型の方は、標準体型の方に比べて脂肪の確保が難しいということはご理解いただけると思います。
また、しっかり確保できたとしても、バストの皮膚の伸展具合によっては十分な量の脂肪を注入できるスペースがない可能性もあります。
痩せ型に適応しない理由①採取できる脂肪が少ないから
患者様自身の脂肪を採取し、バストに移植する脂肪注入豊胸。体についている脂肪が少ない痩せ型の人からは「十分な量の脂肪を採取することが難しい」と判断されるケースがあります。
痩せ型に適応しない理由②脂肪を注入できるスペースが狭いから
痩せている方は、元々のバストサイズが小さい傾向にあります。
そうなってくるとバストの皮膚が伸びず、注入できるスペースが限られてしまうことも。十分な脂肪量を注入できない可能性があります。
脂肪注入豊胸のメリット
ここでは、脂肪注入豊胸のメリットをご紹介します。
触感・見た目ともに自然
脂肪注入豊胸は、人工物を使わず、自己組織(脂肪)を用いる施術です。
よく比較される施術「シリコンバッグ豊胸」と比べても違和感が少なく、見た目・触感ともに自然なバストに仕上がります。
形を整えることができる
脂肪注入豊胸の効果は、バストを大きくできることだけではありません。
脂肪の注入量、注入箇所を調整できるため、左右差の改善はもちろん、バスト上部やデコルテ部分の削げ感の改善、谷間やバージスラインのデザインなども可能です。
効果が半永久的
バストに注入した脂肪は術後3〜6ヶ月で定着し、その後は半永久的に持続します。
大幅なダイエットや老化による脂肪の減少でバストサイズが小さくなることは考えられますが、施術で注入した脂肪が吸収されて小さくなるようなことはありません。
美しいボディラインに
豊胸に必要な脂肪を採取する過程で、体の一部から脂肪吸引が行われるため、ボディラインが整う効果もあります。
たとえば太ももから脂肪を採取すればスラっとした美脚、お腹や腰から脂肪を採取すればキュッと引き締まったくびれに。脂肪注入と脂肪吸引の同時施術によって全身のバランスを美しく整えられる唯一の豊胸術と言えます。
デメリットを避けるクリニック選びのポイント
脂肪注入豊胸は人工物特有のトラブルがありません。しこりや脂肪吸引による失敗、痩せ型の適用外は考えられますが、それはクリニックや医師の技術次第で回避できると考えています。
ここでは、脂肪注入豊胸のデメリットを避けるために知っていただきたい、クリニック選びのチェックポイントをご紹介します。
脂肪の質が高い施術方法か?
先ほどもお伝えした通り、吸引した脂肪には不純物や死活・老化細胞が含まれており、そのまま注入するとしこりの原因になります。しこりのリスクを下げるためにも、不純物を取り除いた綺麗な脂肪を注入する施術を選びましょう。
当院で採用している「コンデンスリッチ豊胸」では、不純物、死活・老化細胞を取り除いて濃縮した脂肪を注入します。しこりのリスクが低く、定着率も非常に優秀です。
脂肪は各層に分散注入しているか?
脂肪を塊で注入すると、脂肪の中心部分まで血液や酸素がうまく行き届かず、しこりになってしまいます。そのため、塊で脂肪を注入する方法ではなく、分散注入を取り入れているクリニックを選びましょう。
乳腺下や皮下など、脂肪を各層に分散注入することによって脂肪に栄養が行き渡りやすくなり、しこりを回避して定着を高めます。
脂肪の注入量は適切か?
「脂肪をたくさん注入すれば大きくなる」とイメージされがちですが、注入量が多過ぎてもしこりの原因になります。血液や酸素が行き届きにくい状態になり、脂肪が壊死してしまうからです。
しこりを作らないためにも、脂肪の注入量は要チェックです。片胸250cc〜300ccよりも上限を多く設定している場合は、しこりが生じる確率が高いと考えられます。
体の脂肪吸引の経験は豊富か?
脂肪注入でバストが大きくなっても、脂肪を採取した部分がボコボコでは「成功」とは言えないでしょう。そのため、脂肪吸引の経験もチェックしておく必要があります。
脂肪吸引の技術を見極めるのであれば、実際の症例写真や症例数を確認するのが一番です。この時、顔や二の腕だけでなく、太ももやお腹の経験があるか否かも必ずチェックしましょう(脂肪注入豊胸では太もも・お腹から脂肪採取するケースがほとんどです)。
また、脂肪吸引の経験が豊富なクリニックであれば、痩せ型の脂肪注入豊胸でも十分な量の脂肪を確保できる可能性が高いと考えられます。
当院の脂肪注入豊胸のこだわり
当院は脂肪吸引・注入施術に特化した美容クリニックです。これまで6,000件以上の脂肪注入豊胸、10,000件以上の脂肪吸引施術を行なってきました。
コンデンスリッチ豊胸を採用
脂肪注入豊胸には様々な種類があります。どの方法が良いのか悩まれる方も多いと思いますが、当院で取り扱っている脂肪注入豊胸は1種類のみです。
数ある脂肪注入豊胸の中でも、患者様にとって費用対効果が最も良い方法と判断し、脂肪の質が高い「コンデンスリッチ豊胸」を採用しています。
しこりになりにくい注入技術
デメリットの段落で「脂肪を塊で注入すると、しこりになりやすい」というお話をしました。
当院ではこのデメリットを回避すべく、“しこり”になりにくい注入法「マルチプルインジェクション」を採用。片胸250〜300ccの脂肪を、各層に分散しながら脂肪を注入しています。
痩せている方も施術可能
当院は「痩せているから脂肪が取れない」と他院で断られてしまった方の施術を数多く行なってきました。
細身の方に脂肪注入豊胸を行う場合の課題は、「採取できる脂肪量」「バストの皮膚の伸展具合」の2点。当院は脂肪吸引の施術を毎日行なっている経験から、痩せ型の方でも複数部位から十分量の脂肪を確保することができます。
また、皮膚の進展が望ましくない場合は屈曲したカニューレを用いて、皮膚を伸ばしながら脇から全方向に脂肪を注入。これによって脂肪が横に流れることなく、一度の施術で十分なボリューム・高さを出せるようデザインしています。
脂肪採取部位の美しさを追求
当院は、脂肪吸引・注入施術の専門クリニックとして蓄積した知識と技術を駆使し、皮膚の質感や体全体のバランスにも配慮しながら脂肪吸引を行います。
実際に脂肪注入豊胸を目的として、太もも周りの脂肪吸引を受けられた方の症例をご覧ください。身長160cm/体重46kgのモニター様で、施術では1,600ccの脂肪を吸引できました。
細身の方の場合、元々の美しいラインを損なうことなく、より美脚に見えるデザインを施しながら施術を行います。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円~
脂肪注入豊胸の症例
当院では良質な脂肪(コンデンスリッチファット)を片胸250cc〜300cc、各層に分散注入しています。実際の症例を複数お見せしますので、よろしければ参考にしてみてください。
痩せ型のコンデンスリッチ豊胸【35歳女性】
痩せていらっしゃる方の術後3ヶ月の様子です。身長157cm/体重40kg/BMI16.23とかなり細身の方でしたが、太もも全周から十分量の脂肪を集めてバストに注入しました。
デコルテ部分の骨が見えなくなり、ふっくらとしたバストに仕上がっているのが分かります。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円~
授乳後のコンデンスリッチ豊胸【33歳女性】
元々バストのボリュームがあったものの、授乳で下垂してしまったとお話しされていたモニター様です。「ボリュームアップよりも、垂れた形を改善したい」というご要望にお応えできるよう、バストの形が美しく見えるデザインを行いました。
脂肪注入によってバストの形を整えることにより、上向きバストに見せることも可能です。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円~
2回目のコンデンスリッチ豊胸【32歳女性】
「脂肪注入豊胸=大きくできない」とイメージされる方も多いと思いますが、施術のやり方次第では、ここまで大きくすることができます。
こちらの方は2回のコンデンスリッチ豊胸によって、バストサイズがBカップ→Gカップに変化しました。
■施術:ベイザー脂肪吸引
施術の説明:ベイザー波を用いて皮下脂肪を溶かし、脂肪を根こそぎ吸引する施術です。
副作用(リスク):施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などを生じることがあります。その他にも術後にご不安な事がありましたらいつでもご連絡ください。
施術の価格:価格(モニター価格/税込)●基本セット(消耗品・麻酔・内服薬)0円 ●コンデンスリッチ豊胸(ベイザー併用)1,045,000円~
脂肪注入豊胸のご相談はモッズクリニックへ
モッズクリニックは脂肪吸引・注入施術に特化した美容クリニックとして、数多くの症例を手掛けてきました。注入量以上に美しく見えるバストを追求し、脂肪吸引部分の仕上がりにも徹底的にこだわります。
カウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。実際のお体の状態を拝見した上で、ベストな方法をご提案させていただきます。