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脂肪吸引

お腹の脂肪吸引に失敗したらどうなる? 原因・失敗しないクリニックの選び方までご紹介!

美容整形の技術はどんどん上がり、脂肪吸引においても高精度で安全性の高い機器が導入されるようになった昨今。技術と機器の進化によって、手術の結果に満足される方も多いです。
その一方、失敗の可能性もゼロではありません。リスクをなるべく回避するには、きちんとカウンセリングを受け、クリニックを見極めること。そのためには、患者側がご自身の体を守るために、しっかりと知識を身につけておくことが大切です。
この記事では、お腹の脂肪吸引の失敗例やその理由、失敗しないためのクリニック選びについて詳しくご紹介します。

<この記事でわかること>
1. お腹の脂肪吸引でよく見る6つの失敗と原因
2. お腹の脂肪吸引に失敗した場合の解決策
3. お腹の脂肪吸引が難しいと言われる理由
4. お腹の脂肪吸引に失敗しないための美容クリニックの選び方
5. まとめ

お腹の脂肪吸引でよく見る6つの失敗と原因

ここでは、お腹の脂肪吸引でよく見られる失敗例を6つと考えられる原因をご紹介します。

細くならない

お腹の脂肪吸引を受けたにも関わらず、「細くならない」または「思ったよりも効果が実感できない」ということがあります。
その原因のひとつは「脂肪の取り残し」です。適切な量の脂肪をしっかりと取り切らないと、確かな痩身効果が得られません。
また、もうひとつ考えられるのは、内臓脂肪や筋肉が多く、取れる皮下脂肪が少なかったケースです。脂肪吸引で取り除けるのは皮下脂肪のみですから、内臓脂肪や筋肉が多い部分は効果が分かりづらいと言えます。
こういった話は本来、担当医から患者様へ、術前のカウンセリングでお話ししておくべきです。

凸凹、段差ができる

脂肪吸引後のトラブルでよく見られる失敗のひとつです。原因は脂肪の取り過ぎ・取り残し、または取りムラ。あるいは、手術前のデザインが適切でなかったことも考えられます。

皮膚がたるむ

必要以上に脂肪を取ってしまい、皮膚が余ってたるみが生じるトラブルです。元々の脂肪量が多い場合、大量の脂肪を一気に吸引した場合はたるみが出やすい傾向にあります。
なお、一度伸びきってしまった皮膚は脂肪吸引で改善できません。修正をする場合は、別のタイトニング施術を検討する必要が出てきます。

傷が目立つ

脂肪吸引では、皮膚を少し切開してカニューレという細い吸引管を体に挿入し、そこから脂肪を除去します。この時、医師がカニューレ の操作に慣れていないと皮膚が擦れて火傷のようになり、傷口が目立ってしまうケースがあります。
また、カニューレ操作がしやすいように、吸引しやすい(目立つ)箇所に傷を作るクリニックもあるようです。
通常、傷跡は時間とともに治って目立たなくなっていきますが、そもそもの位置や大きさは重要。「どこに傷跡を作るのか」「傷跡を残さないためにどういった工夫をしているか」という点は、カウンセリングで必ず確認しておきましょう。

色素沈着

脂肪を取り過ぎると、筋肉と皮膚が癒着し、脂肪層の血流が悪くなります。そうすると皮膚のふっくらした感じが損なわれて硬くなり、変色してしまうことも。これが色素沈着の原因です。
さらに、不適切な圧迫固定も原因のひとつです。圧迫がきつ過ぎたりズレたりすると、かぶれて水ぶくれが生じ、茶色く残ってしまうことがります。

お腹の脂肪吸引に失敗した場合の解決策

お腹の脂肪吸引に失敗してしまった場合、解決策は大きく分けて3つあります。

取り残し:再度脂肪吸引を受ける

脂肪の取り残しによって効果が得られなかった場合、再度同じ箇所を脂肪吸引することで改善の余地があります。
ただし、細くならなかった原因が脂肪の取り残しではなく、内臓脂肪や筋肉量によるものの場合は、再手術が適応外となるでしょう。
なお、2度目の脂肪吸引は1度目の手術よりも難易度が高くなります。そのため、1度目の手術によって硬くなった脂肪組織を乳化して柔らかくしてくれる「ベイザーリポ」は非常に有効です。

へこみ、段差:脂肪を注入する

脂肪の取り過ぎによって凸凹や段差が生じてしまった場合、へこみ部分に脂肪を注入することでムラをなくし、改善させることができます。
また、取り過ぎと取り残しが混在しているケースでは、脂肪吸引と脂肪注入を併用して修正施術を行ないます。

たるみ:タイトニング施術を受ける

脂肪の取り過ぎによって皮膚が強くたるんでしまった場合は、そのたるみを引き締めるための施術を検討します。
当院で採用しているたるみ治療は「レヌビオン」といって、プローブ(専用の装置)を皮下に挿入し、高周波を照射してタイトニング効果を実感いただく施術です。傷口は数ミリ程度で、皮膚に大きな傷跡が残りません。

お腹の脂肪吸引が難しいと言われる理由

「お腹の脂肪吸引は難しいらしい」という話を聞いたことはありませんか?

実はお腹の脂肪吸引を取り扱っていないクリニックもあるほど、お腹は難易度が高い部位。理由は、吸引範囲が広くて吸引量が多いためです。お腹の場合、同時に腰周りや背中など、複数の部位に渡って吸引していくこともあります。部位が多くなればなるほど手術の難易度は当然上がり、それぞれの箇所から適切な量を吸引しなくてはいけません。
そうなると、取りムラや取り残しが起こりやすく、まんべんなく吸引するのが困難に。結果、不自然な段差や凸凹ができてしまうというわけです。
また、どれだけ綺麗に吸引しても、傷が目立つ位置にあっては意味がありません。傷の位置や縫合も含めて、脂肪吸引には医師の技量とセンスがそのまま結果としてあらわれます。
つまり、脂肪吸引を担当する医師には、高い技術とセンスが求められるということです。

お腹の脂肪吸引に失敗しないための美容クリニックの選び方

冒頭でも軽くお話ししましたが、お腹の脂肪吸引に失敗しないためには、医師選び・クリニック選びが重要です。

症例数が多い

脂肪吸引の症例が多いクリニックは、それだけ経験豊富な医師がいるという証拠です。HPで脂肪吸引について詳しく記載されていることはもちろん、これまでどれくらいの症例を手掛けてきたのかも確認してみてください。
医師の技術力を見極めるために、最も重要と言えるポイントです。

専門性が高い

脂肪吸引のほかに二重施術やレーザー治療など、様々な施術を取り扱っているクリニックなら「色々相談できそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、脂肪吸引のことだけを考えると、多数の施術メニューを扱うクリニックは「脂肪吸引の症例があまりない」というケースも少なくないでしょう。良くも悪くも、浅く広く施術を経験しているということです。
一方、脂肪吸引の専門クリニックは、脂肪吸引をご希望される患者様しか来院されませんので、症例数は必然的に多くなります。

丁寧なカウンセリング

施術が上手なドクターがいたとして、カウンセリングで雑な対応をされたらどうでしょう。どんなに技術があると分かっていても、そのドクターのもとで施術を受けようとは思えないのではないでしょうか。ドクターやスタッフの人柄・対応は施術を決める大きなファクターになります。
そのため、カウンセリングの際は、医師とコミュニケーションが十分とれるか確認しておく必要があります。要望をきちんと理解してくれているか、手術のメリットだけでなくデメリットについても説明があるか、こちらからの質問に明確な回答があるかをチェックしておくと安心です。

まとめ

お腹の脂肪吸引でよくある失敗とその原因を解説しました。
本来、1度目の脂肪吸引施術で結果を感じていただくのが一番ですが、ドクターの技術によっては前述のような失敗トラブルを抱えていらっしゃる方もいると思います。
特にお腹は他の部位よりも施術が難しい部位ですので、医師選びは慎重に行なう必要があります。

これからお腹の脂肪吸引を受ける方は、医師の症例数に目を向けてみましょう。

既に1度目の施術に失敗してしまった方は、他院施術をご検討ください。脂肪吸引の専門クリニックである当院でお力になれることがあればお気軽にご相談ください。

▶︎当院の「お腹の脂肪吸引」について

この記事の監修医師

宋 貴彰

モッズクリニック名古屋院 院長宋 貴彰

患者様の“唯一無二のボディライン”を創る

ドクター紹介

整形外科医時代、外傷や四肢の手術など、体全身における様々な手術を行なってきた。解剖学の知識や細やかな手技、なおかつセンスが必要とされる脂肪吸引・注入施術に興味を持ち、美容外科医への転身を決意。若くして持ち合わせたセンスと細やかな手技には、長野院長をはじめとする当院のドクターも称賛。
筋骨格のスペシャリストとして、脳内に叩き込まれた「解剖学の知識」を活かし、患者様一人ひとりの筋骨格を意識した“唯一無二のボディライン”を実現する。

経歴

  1. 1990年埼玉県生まれ
  2. 2008年北里大学医学部 入学
  3. 2014年群馬県 日高病院 入職
  4. 2016年東京女子医科大学病院 入職
  5. 2017年埼玉県 蓮田病院 入職
  6. 2019年神奈川県 東名厚木病院 入職
  7. 2020年モッズクリニック 入職
  8. 2022年モッズクリニック名古屋院 院長