脂肪吸引後のマッサージはいつから可能?

脂肪吸引後のマッサージはいつから可能?

マッサージが必要となってくる脂肪吸引後のダウンタイムの症状は主に硬縮(こうしゅく)があります。これは、術後1週間頃から出てくる症状で、痛みやむくみが治まってきた後に起こります。

脂肪吸引が初めての方は、マッサージと言ってもどのようなマッサージをすればいいのか、何に気をつければいいのか、イメージがわきにくいかもしれません。ここでは脂肪吸引後のマッサージの方法について詳しく紹介しますので、お役立ていただければと思います。

1. 脂肪吸引後のマッサージはいつから始めればいい?

脂肪吸引後のマッサージは大体3週間~1ヶ月経ってから始めることが推奨されます。早期の段階で無理してマッサージをすることは逆効果で、内出血や炎症を広めてしまう可能性がありますのでこれより以前はマッサージをしないでください。

硬縮(こうしゅく)を緩和するためにマッサージが必要ですが、この硬縮とはどういった症状でしょうか。

硬縮は痛みやむくみが治まりつつある術後1週間頃から現れる症状で、脂肪がなくなった空間部分や組織が施術後の損傷を修復しようとして、体内に線維質を作る過程で起こります。

皮膚と皮下層を付着するためにこの働きは必要になるのですが、肌表面から触ると硬くデコボコと皮膚の引きつれるような感覚があります。 拘縮は自然な治癒の反応です。

術後3ヶ月〜半年頃までに自然と回復しますが、血流をよくするためのセルフケアを上手に行うことで違和感を軽減させることができます。

脂肪吸引をしたことがない方は硬縮がどのような症状か想像しにくいと思いますので、下記に参考として、脚の脂肪吸引を受けた方の硬縮についての感想を紹介します。

  • 硬縮が出てきて、マッサージがとてもやりにくい!全然ほぐれていない感じは鉄パイプをマッサージしてる気分です。
  • 一日中立ち仕事だったため夜ふくらはぎがとてもむくんでいました。硬縮があるので階段の上り下りがきついですが。マッサージをして寝たら回復しました。
  • 通常の動作はできても、正座ができないくらい違和感がある。

硬縮の症状があるとこのような生活のし辛さがでてきます。足の脂肪吸引を受けると足が硬くなり、曲げたり伸ばしたりの動作が難しくなるようです。

しかし硬縮はマッサージである程度改善することが可能です。やはり日数を経過しなければ軽減しない部分はありますが、日々コツコツマッサージをすることで日数を重ねるごとに比例して改善が早まります。

マッサージのポイントとしては、1日5分〜10分程度で、少ない時間で構わないので毎日続けることが大事です。仕上がりが早くなるのではないか?早くきれいになりたいからという理由でマッサージを頑張って行うことは推奨されませんので、焦らずにコツコツ毎日続けましょう。

2. 脂肪吸引後いつから細くなる?

1-1. 二の腕が細くなる期間

二の腕はリンパに近くむくみやすい部分でもありますので、むくみがスムーズに引けば目に見えて細くなったと分かります。つっぱり感が完全に消えるまでには3ヶ月ほどかかると見積もってください。(日常生活に支障が出るようなものではなく、さほど気にならないつっぱり感です。)

1-2. お腹が細くなる期間

術後1ヶ月経過する頃から人によっては明らかに細くなったと感じるようになります。つっぱりはやはり2~3ヶ月目続きますが。仕上がりまでは3~6ヶ月の時間が必要です。

1-3. 太ももが細くなる期間

施術後は1ヶ月経過すると細さが感じられるようになりますが、1ヶ月まだ完成ではありません。吸引後1ヶ月目では皮膚がまだゴリゴリしているなど硬さが残っています。つっぱり感、皮膚の色素沈着、しびれもまだ残っているのが正常です。

皮膚の違和感がなくなり効果が安定してきたと思えるのは脂肪吸引から3ヶ月と言われています。太ももの脂肪吸引は脂肪吸引の中で、最もダウンタイムがきいついと言われ部位です。

術後1週間は痛みや腫れが出て術前のようには歩きにくいでしょう。少し歩いただけで疲れをいつもより感じる方がほとんどです。それと引き換えに脂肪吸引の中で一番効果が大きいのも太ももの脂肪吸引です。

1-4. お尻が細くなる期間

むくみ、腫れの症状が2~3ヶ月続きますが、生活に支障が出るほどではありません。仕上がりまでは3~6ヶ月必要でしょう。

1-5. 背中が細くなる期間

むくみや腫れが2~3ヶ月続きますが、生活に支障が出るほどではないのでそれほど心配する必要はありません。仕上がりまでだいたい3~6ヶ月かかります。

1-6. 顔が細くなる期間

痛みと腫れが出る期間は手術後約1週間で、この期間は手術前より顔が大きくなったように感じるでしょう。効果が分かるようになるのは2週間~1ヶ月後です。脂肪吸引の効果を感じるようになってくると、施術部分が硬くなっていますが、2~6ヶ月で仕上がります。

3. 部位別でよくわかる!脂肪吸引後のマッサージ方法

マッサージを毎日行う前にまず行っていただきたいのが、シャワーで済ませずに湯船に長く浸かることです。このことで血流が改善され、マッサージの効果も出やすくなるでしょう。

また、マッサージする際に気をつけていただきたいことは、心臓に向かって行うということです。血行促進のためにマッサージをする時は心臓に向かって優しくさすることがポイントですので、心掛けましょう。らせん状にくるくると弧を描き心臓に向かって優しくさすりましょう。

指圧の方法として、硬い部分を指でつまんで潰すように行う方法が効果的です。それでは部位ごとのマッサージのポイントを見ていきましょう。

  • 二の腕

肘から身体の中心部へ向かってむくみを流すようにマッサージする

  • お腹、太もも、ふくらはぎ

硬縮症状が顕著に現れる二の腕や腹部、内もも、ふくらはぎの脂肪吸引を受けた方々は重点的にこの箇所を積極的にケアしているようです。また加温や高周波トリートメントで血行促進という方法もあります。しびれの解消効果が高く毎日のシャワーの際に切り替えると良いそうです。

かゆみがあればクリームなどで保湿対策をしながら、ヨガで皮膚を伸ばすようにストレッチをすればこわばり感がなくなるという体験談もあるようです。

顔はダウンタイムが軽いのでたった数回のケアで改善したという人がほとんどのようです。手でマッサージをするだけでなく、高周波美顔器やコロコロローラーを使うことも有効だという声があります。

4. 脂肪吸引後のマッサージ効果

術後1ヶ月では皮膚の凸凹や硬い感じの症状である硬縮(こうしゅく)が現れます。硬縮は正常な経過の家庭で起こる1つの症状で、見た目が慣れないとびっくりすると思いますが特に何もしなくても自然に治ります。

ですが、マッサージをしたほうがより早く改善しますので積極的に取り入れるべきです。マッサージを取り入れるかどうかで仕上がりが変わってくるということもあります。

マッサージにはむくみを改善にも効果がありますので、体内に残った施術に使ったチューメセント液を早く体内から出す効果が得られます。

5. 脂肪吸引後のマッサージの注意点

マッサージの注意点ですが、3週間後に行うのが大体の目安とお伝えしましたが、これは状況に個人差があります。もしまだ皮膚に違和感があるようでしたら様子を見て、不安がある時は医師に相談しましょう。

その他の注意点としては早く効果を出したいからと言ってマッサージをし過ぎないことです。1日5分×2~3回を目標にしてください。

もしマッサージを続けても効果が無い、違和感があるなどあればマッサージのやり方に問題があるかもしれません。クリニックでのアドバイスを受けるようにしましょう。

6. 脂肪吸引後のマッサージに効果がない?見直したいアフターケアや生活習慣

下記の2つはもし習慣をお持ちの場合は血流が通常通りではなくなり、またむくみの原因となるため脂肪吸引後は控えるようにするのが望ましいです。

  • 喫煙

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させてしまい、血液の循環を悪化させてしまいます。先述したように、脂肪吸引を行った箇所には空間ができており、細胞が修復しようとしています。

その修復を十分に行うためには栄養分と酸素が必要で、血液はこれらを運ぶ大切な役割を持っています。

しかし、タバコのニコチンの影響で血管が収縮し、十分な酸素と栄養が循環せず、術後の回復に大きく影響してしまいます。この血流の悪さでむくみを引き起こしてしまいます。(むくみは冷えが原因で起こることがほとんどですが血流の悪さが原因になることもあります。)

また、タバコを吸うことで一酸化炭素は酸素の200~250倍の割合でヘモグロビンと結合し血中の一酸化炭素濃度が上がり、この上昇が酸素を欠乏させてしまいます。

タバコは、脂肪吸引後にきれいな体に戻ろうとしているプロセスの邪魔をします。健康のためにも、数ヶ月はタバコを控えた方が良いでしょう。

  • 飲酒

飲酒は喫煙とは逆に過剰に血流を良くしてしまいます。

脂肪吸引後は身体の組織に変化が起こっていることから、飲酒をすることで逆に回復を遅くさせてしまいます。血流が良すぎることは一見治りが早くなるのではないかと思うかもしれませんが、実は細胞の修復には良い影響ではありません。

脂肪吸引後の部位には必ず内出血が起こりますが正しく対処すれば1週間ほどで内出血は治まります。ですが飲酒で血流が良くなり過ぎ、逆に治りかけていた内出血が悪化する可能性があります。

アルコールを日常的に摂取する方には辛いかもしれませんが、傷口が回復するまでの間は飲酒を控えるべきでしょう。

7. まとめ

脂肪吸引を受けた後セルフケアとしてのマッサージがいかに重要か納得いただけましたでしょうか。完成するまでは早くても3カ月の時間が必要です。

完成までは痛みや腫れ、青あざが出る時期、むくみで細さが実感できない時期、細くなっていることが実感できても触ると硬さが残っている時期など、様々な症状がでます。

完成までの経過についての知識を事前に知っておくことで対処できる方法を知っていただければと思います。マッサージについて自分で続けることに不安があればクリニックが推奨するマッサージを取り入れるのも1つの方法として検討してみましょう。